まだ見ぬヨーロッパ

モルドバ共和国とマラムレシュ地方の旅【9日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港
  • 出発日: 9月21日(日) 、 9月23日(火)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥498,000〜ビジネスクラス利用¥1,078,000

ツアーコード: EE078T

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旅のポイント

Point 1
マラムレシュ地方に点在する世界遺産の木造教会や、心癒される素朴な暮らしの風景を訪ねます。
Point 2
カルパチア山麓ブコヴィナ地方にて、世界遺産の3つの装飾修道院を巡ります。
Point 3
各地連泊で巡る旅。モルドバの首都キシナウからは洞窟修道院や世界最大のワイナリーへご案内します。

ツアープランナーより

急速に近代化、文化が均一化する現代において、地域独特の風習が息づく姿や、近隣地域と密に交わり形成された伝統が見られる地はどんどん少なくなっています。そんな中、昔ながらの真のヨーロッパの田舎風景を今に残すのが、この旅で訪れるルーマニア北部とモルドバ共和国です。「生きた民族博物館」と呼ばれるマラムレシュ地方は、素朴な木造教会が残る一方、ブコヴィナ地方の装飾修道院では鮮やかなフレスコ画が壁を埋め尽くし、隣り合っていながら全く異なる特徴の教会群が見られるという対比も面白い訪問地です。タタールやモンゴル、欧州列強との狭間で複雑な歴史を紡いだモルドバでは正教文化や農業国の風景に触れ、ヨーロッパの原風景を感じていただく旅です。

民族色豊かなヨーロッパの真の田舎へ

ここに注目。旅のポイント

のどかな風景が広がるマラムレシュ地方 木造教会を巡ります

カルパチア山脈の自然の城壁によって隔てられたマラムレシュ地方は、他では見られない中世来の独自の伝統文化、習慣が今も残ります。緑濃い山間に点在する村にはオスマン帝国時代からの素朴な木造教会が残り、農牧で暮らす村人たちが昔ながらの素朴な生活を続けている様子はまさに「生きた民族博物館」の呼び名の通り。今も人々の祈りの場となっている世界遺産の木造教会群を訪ねる道中の農村風景も心が安らぐことでしょう。

クライエ(乾草の塚)と呼ばれる積みわらの山が点在する牧草地の風景(イメージ)
シュルデシュティの木造教会 樫の木を使った教会としてはヨーロッパで最も高い塔を持ちます
シュルデシュティ教会内部

中世ルーマニア文化の結晶 ブコヴィナ地方の修道院群を訪ねます

カルパチア山脈とプルト川に囲まれたブコヴィナ地方は、古くから様々な民族が行き交い、独特の文化が生まれました。ブコヴィナ地方の教会は青い色が印象的で、とくに珍しいのはフレスコ画が教会の外側に描かれている点です。別名「彩色教会」とも呼ばれる世界遺産の見事な修道院群は、400 年以上も風雨にさらされながら、人々の精神を支えてきました。ツアーでは 終日かけて、スチェヴィッツァ修道院をはじめとする3つの世界遺産修道院群へご案内します。

ヴォロネツ修道院 外壁に聖書の物語がぎっしりと描かれています
モルドヴィツァ修道院

モルドバの首都キシナウから、世界最大のワイナリーへ

モルドバ共和国は、歴史的にルーマニアと関係が深く、人々が話す言語もルーマニアの方言の一種です。ロシアの文豪プーシキンが滞在した首都キシナウに2連泊し、国立民族歴史博物館などにご案内します。周辺の観光では、のどかな風景の中に佇む洞窟修道院を訪ねたり、世界的にみても大規模なワイナリーへ。地下には全長200kmにわたるワインセラーがあり、150万本以上のワインが貯蔵されている様子は見応えがあります。

崖の上に佇むオルヘイ・ヴェッキの洞窟修道院(イメージ)
オルヘイ・ヴェッキ洞窟修道院 岩窟を削り出して作られた祈りの場
キシナウの大聖堂
ミレシュティ・ミチ醸造所 全長200kmにも及ぶという地下のセラーにワインが並ぶ様子は圧巻です

ツアーの見どころ

心が明るくなる「陽気な墓」

色彩豊かな墓標は一見すると不思議な光景にさえ見えるかも知れませんが、故人の生前の暮らしぶりを象徴する絵柄を描き、詩を添えることで故人の人生の最高の瞬間を切り取るという意味合いを持つ、明るく前向きなマラムレシュ気質を象徴する墓です。

サプンツァ村の「陽気な墓」(マラムレシュ地方)

民族色に溢れるマラムレシュ地方 人々との出会いも楽しみ

旅の最後にはシィク村の民家での昼食をご用意しました。日曜礼拝に民族衣装を着て出かける風習が残る村もあり、ツアー中に一度日曜が入るように出発日を設定しています。地元の人々との偶然の出会いもこの旅の楽しみです。

民族衣装を着た子供たちに出会えるかもしれません(イメージ)
民族衣装の女性たち(イメージ)
人々の日常風景こそが印象に残ります(イメージ)

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港 21:45発

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール 04:50着/07:40発 キシナウ09:10着

航空機を乗り換え、モルドバの首都キシナウへ。

■着後、●国立民族歴史博物館○マザラキ聖堂●白亜の大聖堂などを見学します。(注1)

■午後、早めにホテルへ向かいます。

【2連泊】(キシナウ泊)

3日目
キシナウ (洞窟修道院、タタール人の都市遺跡、世界最大級のワイン醸造所)

午前、ブトゥツェニ村にあるオルヘイ・ヴェッキの洞窟修道院や14世紀に建てられたタタール人の都市遺跡をご覧いただきます。

■午後、世界最大級の●ワインの醸造所ミレシュティ・ミチへ。地下200kmにわたって続いているワイナリーは見ごたえ十分です。ワインの試飲もお楽しみください。、

(キシナウ泊)

4日目
キシナウ08:30発 ヤシ グラ・フモールルイまたはスチャバ17:30着

午前、バスにて国境を越え、ルーマニアモルドバ地方の中心地であるヤシ着後、文化宮殿、○ルーマニア正教大聖堂など、簡単な観光にご案内します。

■午後、ブコビナ地方へ。

【2連泊】(グラ・フモールルイまたはスチャバ泊)

5日目
グラ・フモールルイまたはスチャバ (世界遺産ブコビナ地方の修道院)

終日、世界遺産に登録される、ブコビナ地方の修道院群へ。●ヴォロネツ修道院●モルドヴィッツァ修道院や、●スチェヴィッツァ修道院など外壁の隅々まで丁寧にフレスコ画が描かれたこの地方独特の修道院群の観光にご案内します。

(グラ・フモールルイまたはスチャバ泊)

6日目
グラ・フモールルイ08:00発 (マラムレシュ最古の教会) (「陽気な墓」) バイア・マーレ18:00着

朝、バスにてイェウドゥへ。マラムレシュ地方で最も古い1364年に建てられた教会を見学。

■その後、サプンツァの「陽気な墓」へご案内。

■夕刻、バイア・マーレに到着。

【2連泊】(バイア・マーレ泊)

7日目
バイア・マーレ (世界遺産マラムレシュ地方の教会)

本日は、マラムレシュ地方の木造教会巡りへ。オスマン帝国統治下、石造りの教会建築が禁じられた中、地域ごとにそれぞれの建築技法で建てられたデセシュティ教会、●シュルデシュティ教会や●プロピシ教会は今も大切に村人に使われています。

(バイア・マーレ泊)

8日目
バイア・マーレ08:30発 シィク村 クルージュ・ナポカ21:10発 イスタンブール22:55着

午前、ハンガリー系の人々が伝統的な生活を今も送るシィク村へ。昼食も伝統的な民家でご用意しました。

■その後、クルージュ・ナポカの町を散策。

■夜、航空機にて、イスタンブールへ。

(機中泊)

9日目
イスタンブール02:00発 羽田空港19:20着

航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港到着後、解散。

※日程表の時刻は羽田空港発着のターキッシュエアラインズの利用を想定したものです。ターキッシュエアラインズの成田空港発着便を利用の場合は、発着空港および時刻、日程は異なります。

(注1)9/21発は国立民族博物館の閉館日にあたるため、キシナウの観光は3日目の日程と一部順序を入れ替えてご案内します。

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出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
9月21日(日)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,078,000

ビジネスクラス利用

9月23日(火)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,078,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥50,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金料金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥70,500:3月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:日本発着の国際線区間にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の旅客取扱施設使用料2,950円もしくは成田空港旅客取扱施設使用料3,160円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

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