トルコ・アナトリア地方へ

ヒッタイト王国とフリギア王国 2つの古代文明を訪ねて【9日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 4月17日(木) 、 10月16日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥498,000〜ビジネスクラス利用¥1,078,000

ツアーコード: ME180T

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旅のポイント

Point 1
世紀の発見の現場 カマン・カレホユック遺跡と博物館を見学
Point 2
古代エジプトと覇権を争ったヒッタイトの都を探訪
Point 3
世界遺産に登録されたフリギア王国の都ゴルディオンを訪問

ツアープランナーより

トルコといえばイスタンブール=オスマン帝国のイメージが強くありますが、東西文明の十字路であるそこは、さらに深い歴史を持ちます。その主な舞台がアジア側のアナトリア半島です。このツアーでは、鉄器と馬の使用で知られるヒッタイトの都ハットゥシャシュやヒッタイトより前の最古の鉄器が見つかった世紀の発見とも言われるカマン・カレホユック遺跡にご案内します。また、ヒッタイト後に成立したフリギア王国の都ゴルディオン、オスマン帝国へとつながるトルコの礎を築いたセルジューク朝時代の木造モスクなども訪ねます。広大なトルコにおいて、訪問地をアナトリアに絞り、オスマン帝国以前のトルコの歴史遺産を探訪する旅といたしました。

ここに注目。旅のポイント

世紀の発見の現場 カマン・カレホユック遺跡と考古学博物館へ

1979 年、三笠宮崇仁親王殿下の発意で財団法人中近東文化センターが建設され、その付属機関として1998年5月に「アナトリア考古学研究所」がカマンに置かれました。その研究所が中心となり発掘してきたのが、カマン・カレホユック遺跡です。世界最古の鉄器や世界最古級の鉄の塊がこの遺跡から発掘され、製鉄の起源はヒッタイトとする通説が覆るかもしれない世紀の発見といわれています。カマン・カレホユック考古学博物館と日本庭園にご案内します。

様々な貴重な発見があったカマン・カレホユック遺跡(イメージ:発掘状況により遺跡は遠望となる可能性があります) ©トルコ共和国大使館・文化広報参事官室
日本の資金協力により開館したカマン・カレホユック考古学博物館

古代エジプトと覇権を争ったヒッタイトの都を探訪

紀元前1000年頃、アナトリアに強大な国を築いたヒッタイト人。ツアーではヒッタイト王国の首都として栄えたハットゥシャシュ遺跡を見学します。現在もライオンの門、スフィンクスの門が残され、当時の姿を知ることができます。また、近郊のヤズルカヤ遺跡やアラジャホユック遺跡も訪問します。3000年以上遡る遺跡のため建物などは残されていませんが、とりわけ前者の「大ギャラリー」、「小ギャラリー」と呼ばれる美しいレリーフは必見です。

ヒッタイト都ハットゥシャシュ遺跡ではライオンの門が迎えてくれます
アラジャホユック遺跡のスフィンクスの門
ヤズルカヤ遺跡の見事なレリーフ

世界遺産に登録されたフリギア王国の都ゴルディオンを訪問

フリギアはヒッタイトの滅亡後、紀元前8世紀にアナトリアで権勢を誇った王国です。ゴルディオンはその政治、文化の首都でした。当時の建物跡やミダス王の墳墓などが残されています。ミダス王は童話で有名な「王様の耳はロバの耳」の王様です。墳墓の墓室は現存する世界最古の木造建築ともいわれ、フリギアの文明を解明するための貴重な遺産が数多く保存されていることから、ゴルディオン遺跡は2023年に世界遺産に登録されました。

ゴルディオン遺跡 ミダス王の墳墓
ミダス王のモニュメント

ツアーの見どころ

アナトリア最古の風光明媚な町アマスヤを散策

アマスヤは紀元前3世紀に遡るポントス王国の首都であり、アナトリアで最も古い町のひとつです。アマスヤ城と岩窟墳墓が残っており、セルジューク朝、オスマン帝国時代の家並みも残されています。

イェシル川沿いにはオスマン帝国時代の木造建築が残ります(イメージ)

セルジューク朝時代の多柱木造モスク

シブリヒサルの世界遺産ウル・モスクを訪ねます。木造の平らな天井と多柱から成る構造で67本もの柱で屋根を支えています。幾何学模様や花柄があしらわれた説教台は傑作といわれています。

シブリヒサルのウル・モスク

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港 10:35発 イスタンブール 17:45着/19:00発 アンカラ 20:10着

■午前、成田空港より航空機にてイスタンブールへ。

■航空機を乗り換え、アンカラへ。

(アンカラ泊)

2日目
アンカラ 09:00発 チョルム12:30着

■午前、チョルムへ向かいます。

■午後、ヒッタイト遺跡の展示が充実した●チョルム博物館を見学。

【2連泊】(チョルム泊)

3日目
チョルム (アマスヤ)

■午前、河岸の美しい景観とオスマン朝、セルジューク朝の建築の宝庫アマスヤへ。着後、古い建物が並ぶ旧市街、●アマスヤ博物館を見学します。

■その後、チョルムに戻ります。

(チョルム泊)

4日目
チョルム 08:30発 アラジャホユック遺跡 ヤズルカヤ遺跡 ハットゥシャシュ遺跡 アンカラ 17:30着

■午前、ヒッタイト時代より更に古い王墓が発見された●アラジャホユック遺跡の見学。その後、聖地●ヤズルカヤ遺跡、ヒッタイトの首都が置かれた●ハットゥシャシュ遺跡を見学。

■午後、アンカラへ。

【2連泊】(アンカラ泊)

5日目
アンカラ (カマン・カレホユック遺跡)(アナトリア文明博物館)

■午前、カマンとその周辺の観光。1986年以降、三笠宮殿下らの努力によって発掘調査が進められてきたアナトリア考古学研究所が発掘作業を進めている、○カマン・カレホユック遺跡●カマン・カレホユック考古学博物館日本庭園にご案内します。

■午後、アンカラに戻り、●アナトリア文明博物館へご案内します。フリギア王国の出土品を中心に見学します。

(アンカラ泊)

6日目
アンカラ 09:00発 ゴルディオン遺跡 シブリヒサル エスキシェヒル 15:00着

■午前、バスにてエスキシェヒルへ向かいます。途中、フリギア王国の都として栄えた世界遺産●ゴルディオン遺跡では「ミダス王の墳墓」や城塞、住居跡を見学します。

■また、シブリヒサルの世界遺産●ウル・モスクも見学します。

■午後、エスキシェヒルの旧市街散策をお楽しみください。

【2連泊】(エスキシェヒル泊)

7日目
エスキシェヒル (フリギア渓谷の遺跡群) (アイザノイ遺跡)

■午前、ヒッタイト滅亡後に隆盛を誇ったフリジア人の遺跡群「フリギア渓谷」の遺跡を見学。巨大な墳墓が残されたアスランタシュ、ミダス王のモニュメントが残されたヤズルカヤをご覧いただきます。

■午後、保存状態の良い、ハドリアヌス帝時代の●アイザノイ遺跡を訪ねます。

(エスキシェヒル泊)

8日目
エスキシェヒル 07:00発 イスタンブール 15:50発

■朝、バスにてイスタンブール空港へ。

■午後、航空機にて、帰国の途へ。

(機中泊)

9日目
成田空港 08:55着

■午前、成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のターキッシュエアラインズの利用を想定したものです。ターキッシュエアラインズの羽田空港発着便を利用の場合は、発着空港および時刻、日程は異なります。

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出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月17日(木)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,078,000

ビジネスクラス利用

10月16日(木)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,078,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥60,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金料金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥74,500:11月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:東京~イスタンブール間往復に適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

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