東京支店

2025年01月01日

東京支店 太田勇樹 YUKI OTA

東京都板橋区出身。趣味は広く浅く。サーフィンやスノーボード、キックボクシングなどが次々と挙がる中、観葉植物を育てることは現在進行形。「背丈を超えるゴムの木にひと目ぼれし、値段を見ずに即決。想像以上の金額に驚いたものの、引くに引けず購入してしまいました」

「食」の知識で深みをプラス。シェフの経験は旅のスパイスに

 前職はイタリアンのシェフという異色の経歴をもつ太田社員。その経験は添乗で大いに役立っていると話す。

 「旅先での食事は単に食べるだけではなく、食材や料理の特徴など“食”に関する説明を加えることで旅に深みが出ると思っています。先日訪れたイタリアのピエモンテでは、レストランで牛のタルタルやラルドと呼ばれる豚の背脂の塩漬けなど、非加熱の肉を使った前菜が出てきました。ピエモンテは古くから生肉を食べる文化があり、生肉用の牛が飼育されているほど。これらを説明すると敬遠されていたお客様も興味をもって食べてくださり、味もおいしいと好評。鮮度が大事ですので、ここでしか味わえない貴重な食文化にふれる機会でもありました」

 食について語る様子は弁舌さわやか。添乗中は各地のおいしい料理店の話題で盛り上がるなど、様々な情報交換でお客様とのコミュニケーションを深めている。

 「ここ数年は毎日の読書が欠かせないのですが、お客様に薦めていただいた『ファクトフルネス』が印象に残っています。多くの情報にあふれる今の時代、思い込みからくる誤った世界の見方を改め、データや事実に基づいて正しく見るスキルが大切と気づかされる1冊でした」

 勤続10年という節目を迎え、昨年は専門的な知識を必要とする「クルーズコンサルタント試験」に合格。クルーズ担当として、さらなる活躍に期待がかかる。

 「船内に街があるような感覚ながら、キャビンではバルコニーで景色を楽しんだり、本を読んだりとプライベート空間もある。海外に出て第2の家のように過ごせるクルーズは、とても贅沢な旅のスタイルです。世界に300隻以上ある中から、船の種類、航路、寄港地などを厳選し、皆様の心に残る旅をお届けします」

2024年3月に添乗で訪問した赤道直下の国エクアドル。写真はキトにある赤道博物館にて。赤道を示す赤いラインが引かれ、北半球と南半球をまたいで記念撮影。

World 旅のひろば 2025年1月号掲載

お気に入りのツアー

カンタブリア海とフレンチバスク、ガンジー島へ セブンシーズ・ホイジャーの旅
レストランやルームサービス、ランドリーサービスなども含まれるオールインクルーシブ制の客船なので、至れり尽くせり。なんといっても食事が絶品です。

沿岸急行船往復乗船の旅
これまで片道でご案内していた沿岸急行線を往復乗船。沿岸急行船に乗れば、食文化をはじめ、様々なシーンでノルウェーらしさを体感していただけます。

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