1979年から毎月1回発行しているワールド航空サービスの会員情報誌『World旅のひろば』(通巻2020年12月1日現在503号)の発行をはじめ、新潮社とコラボした数々のガイドブックや旅の関連図書も。
旅の関連書籍
新モンゴル紀行―ザナバザルの造りし美仏のもとへ―
“東洋のミケランジェロ”と賞された天才仏師ザナバザルの仏教美術と大草原の旅へ。
17~18世紀初頭に活躍したモンゴルの活仏ザナバザル。彼が制作した美しく妖艶な仏像群を現地で特別撮影。ゆかりの寺院、美術館にその魅力と歴史を訪ねると共に、活気あふれる近代的な首都の楽しみ方、ホテルや買い物事情、そして大草原と遊牧民の生活まで、ご案内する初めての本格ガイドブック。
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本書の内容 |
新潮社 とんぼの木 本体 1,600円(税別)125ページ |
目次 |
- 第1章
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“東洋のミケランジェロ”ザナバザルの仏教芸術
- 第2章
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ザナバザルに会いに行く
- ・古美術店「アジアン・アート」オーナー A・アルタンゲレル氏インタビュー
- ・ザナバザルの仏像作品の魅力
- 第3章
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ウランバートル 都市の素顔
- 第4章
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カラコルムを歩く 世界遺産「オルホン渓谷の文化的景観」を訪ねて
- 第5章
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遊牧の民に会いに行く
- あとがき
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コラム |
モンゴルの地理と季節
オペラとバレエ/民族舞踊と伝統音楽
日本料理店「和」なごみ
ケンピンスキーホテル・ハーンパレス
モンゴルの土産
カシミアのコートを仕立てる
シャングリ・ラ ホテル ウランバートル
《郊外の国立公園1》 ホスタイ国立公園
《郊外の国立公園2》 テレルジ国立公園
モンゴルホテル事情 |
南オーストラリアのユートピア アデレード
散策マップとグルメ・スポット案内付
定番観光スポットめぐりでは、街の本当の姿を見ることはできません。朝の散策、裏通りの探検、路線バスでの移動など、住人と同じ目線で旅をすれば、思いもかけない街の魅力に出会えるはず。南オーストラリアの新しい旅の形を提案します。
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美しい街並み息をのむ大自然
美しい街並み、充実した文化施設、息をのむ大自然。
旅の上級者たちが常に「暮らしてみたい街」の上位に挙げる“理想都市”。
その素顔に迫るまるごと一冊アデレードの本。
本書の内容 |
菊間潤吾 著 散策マップとグルメスポット案内付 新潮社 とんぼの木 本体 1,300円(税別) |
目次 |
- 第1章
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街を究める
- ・トレンズ川とライト展望台 朝の散歩で見える街の素顔
- ・ノース・テラス 充実の美術館・博物館エリア
- ・中心街 旅の醍醐味、裏路地散策
- ・セントラル・マーケット お腹も心も満たす市民の台所
- ・植物園からイースト・テラス 街を潤す緑の楽園
- ・ノース・アデレード “暮らし”に触れる邸宅街
- 第2章
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郊外の楽しみ
- ・グレネルグ 極上の夕日を求めて
- ・ポート・アデレード 19世紀にタイムスリップ!
- ・ハーンドルフ ドイツ文化が薫る異色の街 第3章 恵みの大地
- ・バロッサ・バレー 人気のワイン産地を訪ねて
- ・カンガルー島 手つかずの大自然と固有の動物たち
- ・ビクター・ハーバー ペンギンツアーに出かけよう
- ・マレー川 国内最大の川でのんびりクルーズ
- ・クーバー・ピディ 大陸横断鉄道で“地中都市”へ。
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表通りの異国情緒、路地裏のノスタルジー「マカオ歴史散歩」
厳選10コース詳細ウォーキング・マップ付
ローマ以上に密集する教会、高台ごとに設けられた要塞、今も渦巻線香の煙が絶えない中国寺院、日本人殉教者たちの記憶… 欧風建築が軒を連ねる表通りから夕餉の匂い漂う路地裏まで、背中合わせの東洋と西洋が育んだユニークな文化と歴史をたどりながら、異国情緒あふれる街角をご案内。
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表通りの異国情緒路地裏のノスタルジー
ローマ以上に密集する教会、高台ごとに設けられた要塞、今も渦巻線香の煙が絶えない中国寺院、日本人殉教者たちの記憶…欧風建築が軒を連ねる表通りから夕餉の匂い漂う路地裏まで、背中合わせの東洋と西洋が育んだユニークな文化と歴史をたどりながら、異国情緒あふれる街角をご案内。宿や食などの情報も満載です!
本書の内容 |
マカオを歩き尽くす厳選10コース、ウォーキング・マップ付 新潮社 とんぼの木 本体 1,300円(税別) |
目次 |
- 第1章
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セナド広場からマカオ博物館へ 石畳に浮かぶポルトガルの面影
- 第2章
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大三巴街からカモンエス公園界隈 大英帝国の野望と残夢
- 第3章
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民政總署南側一帯 南欧の香りあふれる教会めぐり
- 第4章
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南灣大馬路から新馬路界隈 背中合わせの欧州と中国
- 第5章
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觀音堂から市場街へ “中国”を肌で感じる朝の散策
- 第6章
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媽閣廟からリラオ広場へ マカオの起源を訪ねて
- 第7章
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東望洋山とその麓 ポルトガルと中国の“国境線”
- 第8章
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ペンニャの丘から半島最南端へ 夕風に吹かれて水辺の散策>/p>
- 第9章
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タイパ島 官也街の路地裏で迷路を楽しむ
- 第10章
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コロアン島 ザビエルの面影を求めて
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「コンプリート・ガイドブック」シリーズ 新潮社
厳選10コース詳細ウォーキング・マップ付
旅を読み、旅を知り、旅を極める。旅慣れた方やプロも使えるガイドブックです。
「大人が旅するオーストラリア」
本体 2,000円(税別)
“暮らしたい街”として人気のオーストラリア5大都市に滞在して、街の表情を感じながらの散歩と、郊外の自然や町並み探訪を楽しむ。歴史と文化、壮大な自然…オーストラリアの豊かさに触れる旅。
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「フランスの美しき村」
本体 2,000円(税別)
自家製のシャンパンやワイン、ロマネスクの小さな教会、断崖上の鷲ノ巣村。フランス人も知らない山里や、観光客の影もない小さな村々を現地徹底取材!
旅のエッセイ/檀ふみ
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「フランスの美しき村」は既刊のコンプリート・ガイド・ブックシリーズの6冊目にあたり、フランスの知られざる美しい村々に徹底的にこだわった編集内容と いたしました。 周知のようにフランスの旅はリピーターの方も多く、フランス政府観光局でもキャンペーンの一環として「パリから先のフランスへ」と謳っていますが、地方に 点在する魅惑的な村々への関心が高まっております。 本書は既存のガイドブックにはない未知なる村々に現地取材し、その歴史や文化、民俗などに触れ、旅の楽しさを誌面に余すところなく反映いたしました。 監修には弊社社長・菊間潤吾があたり、フランス政府観光局長のお墨付きも得ております。
本書の内容 |
新潮社 とんぼの木 本体 2,000円(税別) |
目次 |
- フランスの美しき村
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- ・シャンパーニュ・アルデンヌ地方
- ・ブルターニュ地方
- ・サントル・ロワール地方
- ・ブルゴーニュ地方
- ・ローヌ・アルプ地方
- ・プロヴァンス地方
- ・コート・ダジュール地方
- ・ラングドック・ルシヨン& ミディ・ピレネー地方
- 旅のエッセイ
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- フランスの田舎を楽しむ辞典
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- ・ロマネスク建築礼賛
- ・カルカッソンヌ物語
- ・フランスの田舎料理
- ・フランスワインの魅力
- ・フランスの田舎 人形図鑑
- ・風景画の系譜
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「中国の真髄」
本体 1,800円(税別)
何百年変らぬ水郷地帯の佇まい、歴史に翻弄された中原の都市、シルクロードの奥、畸景、少数民族、古民居、食など中国3000年の大地をテーマで歩く。
旅のエッセイ/吉行和子
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「イスラムの誘惑」
本体 1,800円(税別)
モスクに満ちる祈り、スークに漂う混沌、どこまでも続く砂漠。シリア、レバノン、ヨルダン、サウジアラビア、トルコなど9カ国、神秘のイスラム世界へ。
旅のエッセイ/江國香織
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「ヨーロッパの田舎」
本体 1,800円(税別)
ドイツの古城、フランスのシャトーホテル、イタリアの港町。イギリス、オーストリア、スペインも含め、田舎町を訪ねる、ヨーロッパの新しい歩き方。
旅のエッセイ/檀ふみ
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「インドシナの珠玉」
本体 2,000円(税別)
埋もれた遺跡、手つかずの大自然、コロニアルホテル、心あたたかい人々。ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、マレーシア、ミャンマー……。インドシナの国々に秘められた歴史と文化に敬意を表し、人気の食や買い物はもちろん、かつて欧米人が見出した「もうひとつのアジア」の魅力を堪能する。
旅のエッセイ/櫻井よしこ
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「東欧の郷愁」
本体 2,000円(税別)
タイムカプセルのように中世がそのまま生きる街。西欧ではすでに失われてしまった古きよき欧州の姿を今に伝える東欧8カ国、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、スロベニア、旧東ドイツの、知られざる都市や田舎町を巡る、望郷の旅。
旅のエッセイ/高樹のぶ子
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会員(リピーター)様向け出版物
「World 旅のひろば」
ワールド航空サービスの会員情報誌『World 旅のひろば』。海外、国内の旅行情報誌として旅好きの皆様にたいへん高い評価をいただいている月刊誌です。ツアーの紹介はもちろんですが、旅づくりの裏側や、旅の教養を深める読み物ページも。1979 年6 月から毎月1 回発行し、以来、2004 年1 月号で通巻300 号を迎え、2011 年の4 月号からは判型をB5 版からA4 版総カラーページに一新。2012 年4 月号で400 号を迎え、2020 年12 月1 現在、通巻503 号です。全国で毎月6 万件以上の弊社の旅にご参加いただいた会員を中心にお送りしています。また、旅行の計画には欠かせないツアーパンフレットも、ツアー毎に個別に制作しており、それぞれの旅に対する熱意をその中に盛り込んでいます。
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ヨーロッパの教会建築とキリスト教世界
ヒルサイドパブリッシング 本体 2,000円(税別) 中屋雅之著
「World旅のひろば」で53回にわたる人気連載が遂に単行本化されました。 ヨーロッパの様々な教会建築の歴史的背景や、様式の解説はもとより、現地のキリスト教と建築をとおして見ることができる宗教観や美意識などにも踏み込んで詳しく解説。添乗員しか書けない実践的、歴史的解説。
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ワールド航空サービス発行の月刊誌「World 旅のひろば」で53回にわたる人気連載が遂に単行本化されました。 ヨーロッパの様々な教会建築の歴史的背景や、様式の解説はもとより、現地のキリスト教と建築をとおして見ることができる宗教観や美意識などにも踏み込んで詳しく解説。添乗員しか書けない実践的、歴史的解説。
本書の内容 |
ヒルサイドパブリッシング 本体 2,000円(税別)
サイズ:19cm/226ページ
ISBN:4434079182
発行年月:2006年3月(絶版) |
著者紹介 |
中屋雅之 1959年高知県南国市生まれ。東京大学教養学部卒業後、ワールド航空サービス入社。添乗員歴は20年を超え、これまで300本以上のツアーに同行。ヨーロッパのみならず、中近東、アフリカ、ロシア、アジア、中南米、南極と多岐にわたっている。現在、ワールド航空サービス発行の月刊誌「World旅のひろば」にて「世界の古寺巡礼」を好評連載中。 |
イスラム世界を知る
ヒルサイドパブリッシング 本体 1,900円(税別) 中屋雅之著
「一添乗員として各地で見たこと聞いたことをまとめたものですので、難しい話ではありません。イスラム世界を訪れる際の指南書としてお役立ていただければ幸いです。」 -はじめにより-
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ワールド航空サービス発行の月刊誌「World 旅のひろば」の人気連載がついに単行本化。
ツアーコンダクターオブザイヤー準グランプリのカリスマ添乗員がわかりやすくガイドします。
本書の内容 |
ヒルサイドパブリッシング 本体 1,900円(税別)
サイズ:19cm/311ページ
ISBN:978-4-434-12356-6
発行年月:2008年9月(絶版) |
著者紹介 |
中屋雅之 1959年高知県南国市生まれ。東京大学教養学部卒業後、ワールド航空サービス入社。添乗員歴は20年を超え、これまで300本以上のツアーに同行。ヨーロッパのみならず、中近東、アフリカ、ロシア、アジア、中南米、南極と多岐にわたっている。現在、ワールド航空サービス発行の月刊誌「World旅のひろば」にて「世界の古寺巡礼」を好評連載中。 |
『イスラム世界を知る』が新発売
「World 旅のひろば」連載から新たな本が誕生しました。
単行本化にあたって、著者の中屋雅之(東京支店)にインタビューしました。
―『ヨーロッパの教会建築とキリスト教世界』に続いて、『イスラム世界を知る』が発売されました。これは2000年から始まった本誌の連載を単行本化したものですが、そもそもどのような動機で連載を始めたのですか。
中屋: 学校でも世界史で中東などの歴史は出てきますが、さわりを学ぶだけで馴染みがなく、イスラム世界の複雑な民族の興亡は、理解しづらい部分もあるでしょう。そこで、イスラム世界の旅行の予備知識を皆様にご案内しようと、現地の歴史、イスラム教、イスラム文化について連載を始めました。
―連載にあたって、気をつけたことは何でしょう。
中屋: イスラム世界の本は難しい専門的なものが多いのですが、この本はイスラム世界を旅する旅行者のためのものですので、気楽に読めてわかりやすいようにと気をつけました。また、イスラム世界を旅していると、様々な専門用語が出てきます。単行本化にあたっては、索引をつけて「イスラム辞典」としても利用できるようにしました。
―この本を通して読者の方々に伝えたいことはどのようなことでしょう。
中屋: 「イスラム世界」は私たち日本人の多くにとって未知の世界であり、テレビや新聞の報道だけを見聞きしていると、何か怖いところだという印象を持ってしまうかもしれません。しかし、実際に現地を訪れてみるとイメージとは全く違うことがわかります。テレビや新聞というのは基本的に何か事件が起きたときに報道するので、ニュースだけを見て、全体像をとらえてほしくないということです。微力ながら、そのイスラム世界の理解に本書をお役立ていただけたなら幸いです。イスラム好きな方はもちろんですが、イスラム世界へこれから初めて旅しようとしている方やご興味のない方でも、ぜひ一度お手にとってイスラム世界にふれていただければと思います。