【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2025年11月27日
【帰着レポート】にし阿波の花火と四国三郎・吉野川の秋景色
<2025年11月8日(土)~11月10日(月) 添乗員:大阪支店 八百屋健太>
今年で4回目を迎えた「にし阿波の花火」。秋の夜空に約2万発の花火が打ち上げられる、西日本では最大級の花火大会です。このにし阿波の花火をメインに、四国三郎と呼ばれる吉野川の流域を訪ね、紅葉の季節を迎える四国の原風景をご覧いただきました。
西日本最大、迫力のにし阿波の花火
中四国では唯一行われる全国花火師競技大会が「にし阿波の花火」です。全国の花火師が徳島に集結し、多彩な技を競い合います。観覧席に着き、お弁当を食べながら花火の開始を待ちます。この間もステージでは音楽ライブが行われ出演者が会場を盛り上げます。西の空が茜色に染まり、そして真っ暗になるといよいよ花火の開幕です。オープニングプログラムは、徳島創業「元気ハツラツ!」でおなじみのあの企業が提供するドローンショー、会場全体でKANさんの楽曲「愛は勝つ」を大合唱、徳島だけに愛(藍)は勝つ‼


心と体を震わせる音と光の奇跡の演出
第4回 にし阿波の花火、今年のテーマは「結-むすび」。人、地域、時代を繋ぐという思いが込められており、多くの人と人が結びついて、西日本最大、約2万発の花火が打ち上げられます。11の競技団体の尺玉、スターマインと10団体のメッセージ花火が夜空に舞い上がりました。秒単位でシンクロする音楽と花火、さらに山にこだまする轟音は全身を震わせました。山に囲まれているこの地ならではの体験が楽しめました。




藍商人の繁栄を今に伝える「脇町うだつの町並み」
江戸時代、蜂須賀徳島藩は藩の主要な財源として阿波藍の生産と販売を専売制とし、その技術や流通に関する情報を厳重に管理しました。このため、阿波の藍は全国市場をほぼ独占するほどの隆盛を誇りました。交通の要衝である脇町は藍の集積地として繁栄し、防火壁と富の象徴を兼ねた豪華な「うだつ」を持つ立派な商家が建ち並び、当時の藍商人たちの繁栄ぶりを今に伝えています。


四国三郎「吉野川」の流れを見ながらの鉄道旅
徳島駅から、JR四国が展開する「ものがたり列車」のひとつ「藍よしのがわトロッコ」に乗車し、ローカル列車の旅を楽しみました。あいにくの雨模様でしたが、トロッコ車両から吉野川の流れや徳島の自然を満喫し、沿線の方々や地元の高校生の温かいもてなしを受けました。車内では温かい飲み物を飲んだりお弁当を食べたりし、あっという間に阿波池田駅に到着しました。


秋の訪れを感じながら、船から楽しむ大歩危峡谷
吉野川が作り出した迫力あるV字谷の地形美とエメラルドグリーンの流れを楽しむ大歩危峡の遊覧を満喫しました。大歩危は国の天然記念物に指定されており、船頭さんの語りを通じて地質や流域の歴史について学びました。午前中に降っていた雨も、乗船する頃には上がり、青空が広がりました。水面に近い崖の斜面の木々が紅葉し、美しい景色を堪能できました。


秋の気配漂う金刀比羅宮に参拝しました
785段の階段で有名な金刀比羅宮ですが、今回は境内の入口にあたる大門までジャンボタクシーで一気に移動しました。大門でガイドの古川さんと合流し、面白い解説を聞きながら参道を登りました。重要文化財の「十一面観音立像」を納める宝物館や、金刀比羅宮の旧神宮寺の金堂として建立された旭社を見学し、御本宮へ。この日はちょうど金刀比羅宮の紅葉祭が行われており、古式ゆかしい衣装をまとった巫女の舞もご覧いただきました。


金刀比羅宮の門前にあるお宿に泊まり、温泉も堪能しました
こんぴらさんの表参道にある「御宿 敷島館」に宿泊し、温泉で旅の疲れを癒しました。夕食は色とりどりの前菜や瀬戸内の新鮮な魚介類など、秋を意識した献立で、目と舌で秋を満喫しました。料理長のこだわりが感じられる一品一品に、心もお腹も満たされる贅沢な時間を過ごしました。


出発の数日前から天気が気になっていましたが、「にし阿波の花火」当日は快晴で、2日目も雨の予報があったものの、観光には支障なく順調に旅を楽しむことができました。地元の人にもまだ浸透していないこの花火大会に、今年は3万5千人の観客が訪れたそうです。秋の花火を満喫した2泊3日の旅でした。
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