【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年11月13日

【帰着レポート】オリオン座流星群を楽しむ 若桜鉄道と日本の原風景を訪ねる

<10月20日発 4日間 添乗員 九州支店:木村咲子>

<10月20日発 4日間  添乗員 九州支店:木村咲子>

今回の旅では、鳥取県を中心に山陰地方の自然、歴史、文化を堪能しました。天候には恵まれず、星空観測は叶いませんでしたが、鳥取はじめ山陰の自然・食・歴史の奥深さにふれることができました。

浦富海岸での遊覧船からの景色

若桜鉄道 ノスタルジーを誘うローカル線の旅 

鳥取県の山間を走る若桜鉄道は、全長19.2km、わずか9駅の小さな路線です。昭和初期の面影を残す駅舎や鉄橋は有形文化財に登録されており、若桜駅舎内や列車内のデザインは鉄道ファンにはおなじみの水戸岡鋭治氏。木材を多用した温かみのある空間に心なごみました。沿線には、四季折々の自然や地域の暮らしが息づく風景が広がり、どこか懐かしさを感じさせてくれます。途中の駅からは帰宅中の高校生たちが乗車し、2両編成の列車は瞬く間に満員になりました。地元の方々と観光客が同じ車内で過ごすひとときは、旅情をよりいっそう深めてくれました。

昭和初期の面影を残す若桜駅
若桜鉄道
若桜鉄道の車内

地元の恵みを味わう 地産地消の食卓

旅の楽しみのひとつが、各地でいただく地産地消のお食事です。東浜海岸を望むレストラン「アルマーレ」では、地元食材を生かしたイタリアンディナーをご堪能いただきました。10月が旬の「輝太郎柿」のサラダ、モサエビのリゾットなどがとても好評でした。また、若桜の三百田氏邸宅では、旬の野菜や山菜をふんだんに使った田舎料理が振る舞われ、素朴ながらも滋味深い味わいが印象的でした。さらに香住では、新鮮な香住ガニを使ったお料理が登場し、山陰の海の幸の豊かさを存分にお楽しみいただけました。

若桜の三百田氏邸宅での昼食
「輝太郎柿」のサラダ
モサエビのリゾット

歴史と個性が息づく町並み 重伝建3地区を歩く 

今回訪れた重伝建地区、所子・倉吉・若桜は、それぞれ異なる歴史と個性を持ちます。所子は私たち以外の観光客の姿はなく、農村集落としての原風景が色濃く残り、長屋門や蔵が点在する静かな佇まいでした。倉吉は白壁土蔵群と赤瓦が織りなす水辺の商家町ですが、個人的なお勧めスポットは「打吹回廊」の展望台。高さ15ⅿほどですが、打吹山と赤い瓦屋根が眼下に広がる景色もまた素敵でした。若桜は大火からの復興を経て計画的に整備された町並みで、土蔵が並ぶ蔵通りや山間の静けさが印象的。3つの町それぞれが、地域の歴史や文化を今に伝えていることを実感しました。

倉吉の町並み
「打吹回廊」の展望台からの景色

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