【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2025年11月27日
【帰着レポート】兵庫・香川ローカルガストロノミーと日本の美しきカントリーサイド
<2025年10月21日(火)~10月25日(土) 5日間 添乗員:東京支店 三浦理奈>
兵庫県と香川県のカントリーサイド(田舎町)を訪れ、各地域で愛され続けている老舗料亭や地産地消を大切にしたお店へ訪れ、美食を堪能するツアーに添乗いたしました。昨年も実施したツアーですが、今回は丹波篠山に今年新しくオープンしたホテル「グランヴィリオホテル丹波篠山 和蔵」に滞在しました。重伝建地区・河原町妻入商家群に徒歩2分という好立地のホテルで、観光や散策がより便利になり、時間も有効に活用できるという嬉しいポイントになりました。
ローカルガストロノミー① 近又(丹波篠山)
丹波篠山といえば「近又」。創業1609年、400年以上の歴史を持つぼたん鍋発祥のお店でぼたん鍋をお召し上がりいただきました。猪肉が牡丹の花のように綺麗に盛り付けられたお皿が運ばれてくると、テーブルがパッと華やかになりました。猪肉に合うよう、第10代当主が改良を重ねた味噌の出汁が、肉と野菜の旨み・甘みを最大限に引き立てていました。締めには猪肉の旨みが溶け込んだ出汁に卵を入れて半熟にし、ご飯にかけたぼたん丼をいただき、最後まで堪能しました。




ローカルガストロノミー② 山里料理 まえ川(丹波篠山)
2連泊した丹波篠山でのもう一晩の夕食は、「山里料理 まえ川」でした。鹿肉や川魚に旬の野菜や果物を使ったお料理はどれも独創的で、食材の新たな美味しさに出会えるような感覚でした。オーナー料理長の前川さんは、丹波篠山に来たからこそ食べられる「篠山料理」を確立したいという想いで、丹波篠山へ戻り、お店を始められたそうです。今回は毎年10月にしか収穫できない黒豆の枝豆や黒豆味噌のお味噌汁等、まさに「篠山料理」を満喫。竹のお箸と器は前川さんの手づくりだそうで、細部にまでこだわりを感じました。




ローカルガストロノミー③ カフェ&レストラン 神椿(高松)
「こんぴらさん」の愛称で親しまれる金刀比羅宮の石段500段目にある「神椿」では、洋食をいただきました。店内や食器が青と白を基調とし、大きな窓からは金刀比羅宮の木々の緑を感じられ、開放的かつ洗練された空間でゆったりとお食事をお楽しみいただけました。どの料理も大変美味しく、特にデザートが絶品でした。旬の栗を使ったモンブランの上には資生堂パーラーのバニラアイスが乗せられ、酸味のあるカシスソースとともに味の組み合わせの変化を楽しみながらいただきました。




ローカルガストロノミー④ 料亭「二蝶」(高松)
ツアー最後の夕食を飾るのは、高松の地で愛されてきた老舗料亭「二蝶」。一品一品、お料理も器も美しく、食材が生き生きとしているようでした。白味噌に餡餅が入った香川のお雑煮もご提供いただき、食べたことのない組み合わせに内心恐る恐る食べてみると、甘味と塩味のバランスが絶妙で、お客様にも大変ご好評でした。さらに香川県ならではだと感じたのは、締めがおうどんだったことです。温かい釜揚げうどんと冷たいざるうどんを選ぶことができ、私はざるうどんをいただきました。




各地域ならではの食材や郷土料理をいただくことによって、「食」を通じてその地の歴史や文化、そして、それらを大切に守り続ける人たちの想いを感じることができました。
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