【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年10月16日

【帰着レポート】函館から大間へ 津軽海峡とマグロの町大間満喫の旅 5日間 

<9月29日(月)~10月3日(金) 添乗員 東京支店 春名 釈>

<9月29日(月)~10月3日(金) 添乗員 東京支店 春名 釈>

 本州の最北端、マグロの町大間と下北半島を楽しむ旅から戻りました。10月2日の「大間まぐろデー」には、4団体54名が大間、むつ市に集合。大間、下北半島を「特別プログラム」でお楽しみいただきました。天候にも恵まれ、下北半島の風景と文化を満喫して戻りました。私たちのコースは、函館から津軽海峡フェリーで大間へ。津軽海峡を北海道から、本州から訪れてきました。

津軽海峡の港町、函館の美しさを改めて実感

 日本の北の玄関口として栄えた港町、函館。歴史ある建築がところどころに残り、坂道からは港が見える美しい町です。教会や西洋館が建ち並ぶ元町地区、赤レンガ倉庫が並ぶベイエリア、日本最大級の西洋式星型城郭を残す五稜郭など、函館の代表的な見どころの見学を楽しみました。また、自由行動を利用して、函館山の夜景見学や、函館朝市、青函連絡船「摩周丸」記念館、そして昼間の函館山にもご案内しました。町のいたるところから、津軽海峡と太平洋を望むことができる函館の美しさを改めて実感しました。港には1日目は「飛鳥Ⅲ」、2日目は「ハンセアティック・スプリット」と、弊社でもゆかりの船が入港しており、青函連絡船「摩周丸」と並ぶ姿が見られました。

旧函館区公会堂も、修復されました
夕暮れのベイエリア
函館の坂道からは港が望めます。飛鳥Ⅲが停泊していました
懐かしの青函連絡船「摩周丸」が保存される
五稜郭タワーから見た五稜郭の風景
やはり美しい函館山からの夜景

北前船とニシン漁で栄えた町、江差、松前

 北前船で栄えた道南の歴史の町、江差、松前を訪れました。堺を出港した北前船は、瀬戸内の町に寄港しながら、関門海峡を抜け日本海へ。日本海岸の各港町で商売をしながら、江差、松前へ。帰りは当時貴重とされた、ニシン粕を満載して帰路に就いたといわれます。江差も松前も、地元を愛するガイドさんの説明が印象的でした。

江差の古い町並みを保存する「江差いにしえ街道」です
江差沖で座礁、沈没した開陽丸
松浦奉行所は、情熱たっぷりのガイドさんが紹介
美しい松前城の風景

1両編成の絶景ローカル線「道南いさりび鉄道」の旅

 松前から函館に戻る途中、木古内駅から函館駅まで、絶景のローカル線「道南いさりび鉄道」の旅を楽しみました。列車はたったの1両。国鉄時代からの懐かしいディーゼルカーです。函館までのほとんどの区間で、津軽海峡の海岸線をゆく絶景ルート。季節がら「いさりび」は見えませんでしたが、夕暮れの津軽海峡を見ながらの、懐かしい鉄道の旅を楽しみました。

木古内駅から函館駅まで、あえて鉄道移動の旅を
道南いさりび鉄道は、懐かしいJR時代の気動車

「青函連絡船」を思い出す、津軽海峡フェリーの旅

 函館から大間まで、津軽海峡フェリーの船旅をお楽しみいただきました。かつての青函連絡船の函館~青森間の所要時間が3時間50分だったのに比べると、大間までは1時間30分。北海道と本州の最も近い部分をゆくフェリーであることがわかります。いつまでも眺められる函館山。夕暮れの津軽海峡を見ながらの船旅でした。

函館から大間へは、津軽海峡フェリーで移動
津軽海峡の夕暮れ

「大間まぐろデー」の特別プログラムを楽しむ

 10月2日は「大間まぐろデー」として、4団体が集結。大間とむつ市での特別プログラムを楽しみました。まずは他のグループよりも一足早く大間崎へ。「漁師飯」の朝食を楽しみ「まぐろデー」のプログラムに入りました。

① 大間の語り部ガイド、島康子さんの大間文化講座を。元気いっぱいに大間を紹介いただきました。

大間の語り部ガイド、島康子さんの大間文化講座を

② 大間崎のまぐろ料理「大間んぞく」にて、まぐろの解体見学。解体も大変な仕事であることがわかりましたね。

厨房での解体を見学
大きなまぐろが運び込まれたのは圧巻

③ 大間の語り部ガイド、島康子さんとの大間の町散策。大間漁港と台湾の寺院とのつながりが深い、大間稲荷神社を見学しました。

大間の語り部ガイド、島さんとともに大間漁港巡り

➃ 解体をご覧いただいたマグロの試食を楽しみました。大トロ、中トロ、赤身と試食。さすがに美味しかったです。

解体したまぐろは、切り分けて試食を
大トロ、中トロ、赤身を試食
大間崎のまぐろレストラン「大間んぞく」の店内には多くの大漁旗

⑤ 昼食は大間保養センターのレストランにて、「海のマグロと陸のマグロ 食べ比べ御膳」を楽しみました。陸のまぐろとは、希少な大間牛でした。前日には大間漁港にある「浜寿司」でもまぐろ尽くし会席を。アグロの希少部位が多く並びました。

大間漁港にあるはま寿司の「まぐろ尽くし会席」

⑥ 下北半島を代表する風景、仏ヶ浦へチャーター船にて上陸観光。まさに別世界に入ったかのようでした。チャーター船のメリットを生かし、見学後は最も近い牛滝港に下船いただきました。

仏ヶ浦へは遊覧船をチャーターして出かけました。
最果ての風景の一つ、仏ヶ浦の岩

⑦ 大間、下北半島を深く知るプログラムとして、プラザホテルむつにて、重要無形文化財の一つ、東通村の「能舞」鑑賞とディナーを楽しみました。想像以上に勇壮で素晴らしかったです。

重要無形文化財となっている東通村の能舞

まさに地の果ての風景、霊場恐山へ

 5日目、旅の最後はまさに「地の果て」を感じさせてくれる、霊場恐山を訪れました。バスで三途の川の太鼓橋を渡り、恐山へ。その後、総門、山門、本堂、地蔵殿を拝観し、地獄めぐりを楽しみました。賽の河原、八角堂、宇曽利湖の極楽浜を訪れました。極楽浜には、東日本大震災で犠牲となった人々を供養する地蔵菩薩像もありました。山々の美しさと宇曽利湖の風景が忘れられません。

霊場恐山の風景
地獄めぐりには多くの石仏が
寺院参拝の後は、地獄めぐりへ。風景の美しさもぜひご覧ください。
地獄めぐりの途中、賽の河原の風景
美しい風景が印象的な宇曽利湖の極楽浜

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