【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年10月01日

【帰着レポート】クラシックホテルに泊まる 奈良・夏の歳時記

<9月17日発 添乗員 本社:外川 琉華>

<9月17日発 添乗員 本社:外川 琉華>

歴史と文化が今も残るクラシックホテル「奈良ホテル」で2連泊してきました。また、3日間を通してご覧いただいた趣ある夏の風物詩は、古都奈良の魅力に溢れていました。

夜の奈良ホテルは雰囲気たっぷり

明治から続く迎賓の宿「奈良ホテル」で2連泊

明治42(1909)年、奈良公園の一角・大乗院庭園跡に開業した奈良ホテルは、日本に9つあるクラシックホテルの1つです。「関西の迎賓館」と呼ばれ、これまでに昭和天皇やエドワード英国皇太子をはじめとする国内外の賓客を迎え、歴史の証人として時代を見守ってきました。

ホテルに到着すると、まず目に入ってくるのは、真っ赤な絨毯が特徴的な2階に続く階段。他にも天皇即位を祝して設置された「平成の大時計」や、随所に残されたアンティークの調度品が目を引きます。
朝食では奈良ホテル名物の「茶粥」をお召し上がりいただきました。香り高い緑茶を使用しており、奈良で迎える朝にピッタリでした。
2日目は奈良ホテルスタッフによる館内ツアーを実施し、クラシックホテルを大満喫! 辰野金吾の流れを汲む重厚な木造建築は、和と洋の意匠が絶妙に調和し、風格が漂っていました。

昼間の奈良ホテル(本館正面)
館内ツアーの様子
防火の祈りとして描かれた「魚」の絵
名物の「茶粥」(朝食)
2階に続く真っ赤な絨毯が敷かれた階段

古都奈良ならではの伝統と「夏の風物詩」を満喫

奈良公園の「鹿寄せ」

春日大社境内・飛火野でナチュラルホルンの音色が響くと、遠くにいた鹿たちが一斉に駆け寄ってきます。明治25年、鹿園竣工のお祝いで始まったとされる「鹿寄せ」は奈良ならではの夏の風物詩です。緑の芝生の上を走り寄る鹿たちと、それを見守る人々の笑顔が重なり、古都に息づく自然と文化の共生を体感できました。

ナチュラルホルンに寄せられる鹿たち

東大寺二月堂 「十七夜万灯明」

旧暦8月17日の夜、東大寺二月堂で行われる「十七夜万灯明」。観音様の縁日にあたるこの日は、古くから各地の観音霊場で行事が営まれてきました。今回は奈良の観光大使を務める倉橋みどりさんのご案内で、東大寺二月堂を参拝しました。出発前には特別セミナーでお祭りについての由来や歴史を伺い、奈良に根付く信仰と夏の情緒を知ることができました。

手書きで願いが書かれた灯篭

他にも巫女のご案内で回る「春日大社」の大宮・若宮御本殿の参拝や、興福寺の僧侶による特別セミナーをお楽しみいただきました。

観光特急「あをによし」

京都駅から近鉄奈良駅までの往復移動は、観光特急「あをによし」に乗車しました! 大阪・奈良・京都を結ぶ近畿日本鉄道(近鉄)の観光特急で、2022年4月に運行を開始。「あをによし」とは、「青丹よし」とも表記され、古都・奈良の美しさや繁栄を表す枕詞です。若草山の芝生をイメージした、緑色のゆとりある座席で、くつろぎながらお過ごしいただきました。

観光特急「あをによし」
2人掛けのシートで快適にお過ごしいただけます

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