【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年08月08日
【帰着レポート】カノコユリ咲く季節に訪れる 麗しの甑島周遊の旅
<2025年7月17日(木)~7月20日(日)添乗員:九州支店 木村咲子>
<2025年7月17日(木)~7月20日(日) 添乗員:九州支店 木村咲子>
今年3月に就航した「フェリー 結 Line こしき」を利用して鹿児島・串木野港から甑島へ行ってきました。記録的な猛暑の日本列島。甑島も同様に暑い中ではありましたが、甑島の夏の主役・カノコユリ咲く季節に、上甑1泊・下甑2泊というゆったりした日程で甑島を周遊、島の魅力を存分にお楽しみいただきました。今年は咲き始めが遅いと聞いていましたが、島のあちこちで可愛らしいカノコユリがご覧いただけましたので、その様子をお届けします。
みっちり草原に広がる絶景
通常、甑島に行くツアーは日帰り~せいぜい2泊程度。行きのフェリーで出会った地元の方に「甑島に3泊するんですよ」と話すと、とても驚かれていました。なかでも下甑島に位置する「みっちり草原」は一般的なツアーではまず訪れない場所の一つで、ここのカノコユリの群生は甑島でも1、2を争うのではないでしょうか。私たちが訪れた時期はまだカノコユリはつぼみでしたが、ニシノハマカンゾウの黄色いお花畑と、目の前に広がる大海原が出迎えてくれました。例年、8月中旬からこの草原一帯はカノコユリのピンク色で覆われていくそうです。道中は急な斜面もあり決して楽ではないですが、行きづらい場所だからこそこれほどの数の花が自生して毎年咲き誇ります。暑さ対策をしっかりして、ぜひ訪れてみてください。



町の風景に溶け込むカノコユリ
この時期に甑島を散策していると、何気ないところにカノコユリが現れます。里港の武家屋敷跡では玉石垣の隙間から、また、ホテル親和館の前の道沿い、甑大明神大橋のたもとなど色々なところで可憐な姿を見せてくれました。なかでも鳥ノ巣山展望所はカノコユリと2020年完成の甑大橋とが一緒に撮影できる絶景スポットでもあります。



インバウンドの波が押し寄せる日本にあって、日本人観光客もまだそれほど多くなく、ゆっくり観光を楽しめました。場所柄、多少不便に感じられるところもあるかもしれませんが、日常から一時離れ、のんびりした甑島時間をお楽しみください。手つかずの自然、断崖や奇岩など雄大な自然景観、新鮮な魚介を中心とした素朴なお食事にあたたかい地元の人々。いつまでも残っていてほしい日本の原風景のひとつです。
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