【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年07月04日

【帰着レポート】歴史薫る港町 小樽滞在の旅

<2025年6月23日(月)発 添乗員:東京支店 牧原 淳一郎>

初夏の小樽滞在5連泊の旅に行ってまいりました。最高気温が20℃程の日もあり、雨にも降られず、暑さや梅雨から逃れて快適に過ごすことができました。今年、小樽は日本遺産に認定され、小樽運河を見ただけではもったいないと思わせるほどの見所がたくさんあります。ウニの季節を迎えた積丹半島、ワインでも有名になってきた余市などにも足を延ばし、充実した6日間の滞在になりました。

小樽歴史散歩と銀鱗荘でのフレンチ

滞在2日目は小樽を散策しました。散策は小樽市総合博物館・運河館からスタート。館長の石川さんから小樽の歴史についてご説明いただき、なぜ小樽が繁栄したのかを理解した後、ガイドさんとともに小樽歴史散歩へ。小樽運河沿いや、旧北海道拓殖銀行、旧三菱銀行、旧第一銀行、旧日本銀行など当時の名だたる銀行の重厚な洋風建築が残る日銀通り、明治から昭和の建物が多く残る堺町通りを散策しました。散策後は国の登録有形文化財にもなっている「グリル銀鱗荘」でのフレンチの昼食を。立派な建物とお洒落なインテリアの中で優雅にお食事を楽しみました。

小樽市総合博物館・運河館の石川館長からご説明いただきました
大正時代に建てられた倉庫群を見ながら小樽運河を散策
小樽芸術村の似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行)。若冲、応挙、ルノワールなどの和洋の絵画コレクションは必見です
明治から昭和初期の建築が残る堺町通り。ガイドさんの分かりやすい説明でご案内
国登録有形文化財の鰊御殿建築「グリル銀鱗荘」でランチ
港町小樽を見下ろす高台に建っています
和洋折衷の優雅な雰囲気の中でフレンチのコース料理をご賞味
小樽運河の夕景。夕暮れとともにガス灯がともります

積丹半島を訪れ、積丹ブルーと旬のウニを楽しみました

3日目は積丹半島へバス旅行にご案内しました。途中、フゴッペ洞窟に立ち寄り、続縄文時代(弥生時代と同時代)の岩壁刻画を見学。翼を広げた鳥に仮装した有翼人、角としっぽのある動物に仮装した人など不思議な刻画でしたが、写真撮影が禁止されていますのでぜひ現地を訪れてみてください。積丹半島では水中展望船に乗船し、積丹ブルーの海を満喫。積丹岬にある島武意(しまむい)海岸や半島の先端にある神威岬(かむいみさき)も訪れました。また、この時期の積丹といえばウニは外せません。ランチに産地ならではの新鮮なウニ丼をお召し上がりいただきました。

積丹半島では観光船に乗船。水中展望室から海底に生息するたくさんのウニも見えました
積丹ブルーの海も船上から眺めました
日本の渚百選の島武意(しまむい)海岸
神威岬の先端まで歩かれた方もいらっしゃいました
神威岬ではちょうどエゾカンゾウが咲いていました
積丹名物のウニ丼も満喫しました

JR函館本線で余市へ。鰊御殿を訪れました

4日目は小樽駅から余市駅まで、函館本線のローカル線の旅を楽しみました。小樽駅は昭和9年に建てられた駅舎が現役の貴重な建物です。余市では旧余市福原漁場を見学。江戸時代から明治時代にかけて福原家が経営した鰊漁場の遺構です。主屋や文書庫、石蔵などが立ち並び、解説員の話を聞きながら、最盛期の鰊漁がどのようなものかよくわかりました。また、積丹半島の西側の泊村にある「鰊御殿とまり」も訪れ、こちらでは鰊漁によっていかに莫大な富がもたらされたかが、館長の増川さんの説明でよく理解できました。

昭和初期に建てられたレトロな駅舎の小樽駅
函館本線で余市駅へ。左に見える4の看板は石原裕次郎さんが好きなヨットの形です
この4番線は「裕次郎ホーム」の名前がついています
余市では旧余市福原漁場を解説員とともに見学
泊村の「鰊御殿とまり」
増川館長の解説で見学。欄間の近江八景の透かし彫りも見事でした

ワイナリーでのランチも楽しみました

仁木ヒルズワイナリーのレストラン「アペルシュ」では、眼下に広がるブドウ畑を眺めながら、ワインとともにフレンチのランチをお楽しみいただきました。

仁木ヒルズワイナリーのレストラン「アペルシュ」でワインとともにランチタイム
ブドウ畑と仁木町の眺めも素晴らしいロケーションでした

9月にも小樽を訪ねる旅がございます。ぜひご検討ください。

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