【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年06月10日

【帰着レポート】3つのものがたり列車で巡る四国周遊の旅 4日間

〈2025年5月29日(木)~6月1日(日) 4日間 添乗員:東京支店 萩原洋子〉

〈2025年5月29日(木)~6月1日(日) 4日間 添乗員:東京支店 萩原洋子〉

JR四国が誇る3つのものがたりに乗車し、四国を巡る旅より戻りました。今回は徳島の大歩危駅から香川の琴平駅までを四国まんねん千年ものがたり、愛媛の松山駅から八幡浜駅までを伊予灘ものがたり、高知の窪川駅から高知駅までを志国土佐時代の夜明けものがたりにて四国を一巡りしました。美しい山岳地帯や、きらめく瀬戸内海、太平洋の車窓風景や、趣向をこらした車内でのお食事、地元の方の温かなおもてなしなどご紹介します。

地元の方の温かさに触れる癒しのひととき

それぞれの列車では2時間〜3時間乗車します。田園風景が続いたり、海や山が見えたりと車窓からの景色は移り変わりますが、地元の方とのふれあいもこの列車の大きな特徴です。車窓や駅で、地元の方が、ピエロや郷土色あるたぬきの着ぐるみ、またシャボン玉や鯉のぼりなど、さまざまな手段で、私たちものがたり列車の乗客を歓迎してくれていました。停車駅はもとより、車窓でもたくさんの方が手を振ってくださり、人々のあたたかさ、また郷土愛に触れるひとときでした。

3つのものがたり列車の中で一番前(2014年)から運行している伊予灘ものがたりでは、一際歓待ぶりが素晴らしく、2~3時間の乗車中に複数回お見掛けした地元の方もいました。きっと電車を追いかけてこられたのでしょう。また高知の須崎駅では、ものがたり列車最長、19分の停車時間の中で、須崎19分劇場と称し、鳴子を使ったよさこい踊りなど、乗客も飛び入り参加の歓迎を受けました。

須崎駅のみなさん
須崎19分劇場 非常に盛り上げ上手で
思わず一緒に踊ってしまいます
たぬき伝説が残る徳島の阿波川口の皆さん 狸の歓迎です
駅以外の道端で手を振ってくださる方が
たくさんいらっしゃいました

さたに、車窓を彩るお弁当も見事でした。徳島と香川を走る四国まんねん千年ものがたりのコンセプトでもある、遊山の際に持っていくお弁当をイメージした「おとなの遊山箱」や、四万十ヒノキを使った重箱や、道中の仁淀川の清流をイメージしたゼリーがあり、お客様からも地元らしいわねとのお声が聞こえました。また器もその土地ならではの焼き物を使っており、上品かつかわいらしいものが多かったです。伊予灘ものがたりでは、電車内の食事にも関わらず温かいスープが振る舞われ、お食事も楽しみながらの旅となりました。またそれぞれの列車でコンセプトがはっきりしており、列車の内装もわくわくさせるものでした。

四国まんねん千年ものがたり おとなの遊山箱
仁淀川をイメージしたゼリー
愛媛 砥部焼を使ったスープ皿
徳島県材のテーブル この列車のコンセプトは古民家です
文明開化をイメージし、SF上の宇宙船をコンセプトにした車両

四国の大自然がもたらす車窓の景色の雄大さ

四国まんねん千年ものがたりでは、吉野川付近の大歩危駅から電車旅が始まり、電車が動いてから間もない時間で、大歩危、小歩危渓谷がその姿を見せてくれました。また、伊予灘ものがたりは、愛媛と香川をつなぐ基幹鉄道、予讃線を走り、天気もよく車窓から眺める瀬戸内海がとても素晴らしかったです。青春18の広告が撮影されたことでも知られる下灘駅や、鉄道がまるで浮いているように見える箇所など、様々な景色が車窓を彩ってくれました。

絶景の下灘駅ではしっかり写真を撮れるよう、停車時間も確保されています。
鉄道路線より車道が海側を通っており、まるで電車が浮いているように感じられました。
素朴な田園風景も美しく映ります
勇壮な大歩危渓谷
下灘駅 きらめく多島美の瀬戸内海が美しいです

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