【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年06月12日

【帰着レポート】迫力の戦国絵巻「相馬野馬追」と日光東照宮特別拝観の旅 4日間

〈2025年5月24日(土)~2025年5月27日(火) 添乗員:大阪支店 八百屋健太〉

日本、いや世界にも類を見ない騎馬武者たちの祭り「相馬野馬追」、夏の酷暑を考慮し、昨年から5月開催となり、今年は女性の参加条件であった「20歳未満の未婚」が撤廃され、過去最高の40人の女性武者が参加しました。1000年続く伝統行事も時代の流れと共に変化しつつあります。今回は3日間行われたお祭りの中日「お行列」と「甲冑競馬」、「神旗争奪戦」を観戦してきました。

相馬三社のひとつ「相馬太田神社」に参拝しました

相馬野馬追は、相馬三社(相馬中村神社、太田神社、小高神社)の合同祭礼です。この度は、陸奥相馬氏第六代当主・相馬重胤(しげたね)が鎮守・妙見を鎮座したとされる相馬太田神社に参詣しました。私たちがお参りしていると初日のお祭りの出番を終えた馬たちが戻ってきました。

相馬氏の氏神「相馬太田神社」に参拝しました
立派な体格の馬は道産子とのこと

目の前を行進する騎馬武者の姿に大興奮!

相馬野馬追伝承会の皆様と一緒にお行列を拝見。沿道にイスを並べ待つこと20分、先駆けの2騎に続き、目の前を威風堂々と行進する騎馬武者の行列に大興奮。地元新聞によると390余騎もの騎馬武者が参加したとのことでした。今年は女性の騎馬武者が多くとても華やかでした。

相馬野馬追伝承会の方と一緒に見学しました
目の前を甲冑に身を固めた騎馬武者が行進
侍大将はひときわ目を引きます
引き締まった表情で行進する騎馬武者たち

雲雀ケ丘祭場地ではいよいよ甲冑競馬が行われます

お行列の最後に総大将が雲雀ケ丘祭場地に入場し、次のプログラムの「甲冑競馬」が行われます。鎧姿で幟旗をつけた武者たちが馬を操りスタート地点に集合。相馬野馬追の甲冑競馬にはスタートのゲートはなく、人馬一体の呼吸で6頭から8頭の馬たちが一斉に駆けだします。

競走の前の足慣らし、人馬ともに気合がみなぎります
ライバルとなる武者との駆け引きはすでに始まっています
この日は雨の影響でコースには水たまりもある不良馬場
悪路をものともせずに駆け抜ける馬たち

日光東照宮では巫女さんと日光殿堂案内のガイドさんが詳しく解説

見どころ満載の日光ですが、この度は東照宮の巫女さんの案内で見学、東照宮の将軍の間でのご祈祷や社務所での直会(なおらい)も体験できました。午後からは、世界遺産の構成要素である日光山輪王寺、日光二荒山神社、日光山輪王寺大猷院を、かつての堂者引き(どうじゃびき)である日光殿堂案内人のガイドさんに解説していただきながら巡りました。ユーモアを交えた解説で終始笑いっぱなしの観光となりました。

巫女さんによる詳しい解説で陽明門を見学
東照宮の不思議についてもしっかり教えてくださいました
宮司さんと一緒に直会を体験
お札や三つ葉葵の御紋が入った杯をいただきました
案内人の春日さんは日光の名物ガイドさんです
タモリさんや北野たけしさんも案内したことがあるとのこと

栃木県の見どころも巡りました

日光東照宮にお参りした翌日は、中禅寺湖と華厳の滝を訪れました。いろは坂は深い霧につつまれていましたが、不思議なことに滝はくっきりと見ることができました。また栃木県で唯一の伝建地区、栃木市の「嘉右衛門町」にも立ち寄りました。

霧の中から姿を現した華厳の滝
栃木県で唯一の伝統的建造物群保存地区「嘉右衛門町」

今回のコースは、前半が福島県の南相馬市で行われる「相馬野馬追」の祭り、後半は日光東照宮への特別参拝がメインでした。雨の予報でしたが観光中は雨に降られることもなく楽しく観光することができました。各地のガイドさん、バスドライバーさん、バスガイドさんなど皆さん面白い方ばかりで笑いの絶えない旅となりました。

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