【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2025年06月20日
日本旅百景スペシャルナイト 白鷺城幻想の舞 「薪能」による特別な一夜
<2025年5月16日(金) 添乗員:九州支店 竹内健人>
日本旅百景スペシャルナイト「白鷺城幻想の舞」開催
白く優美な姿を誇る世界遺産・姫路城。その荘厳な佇まいを背景に、伝統の薪能が幻想的に舞い上がった5月16日の夕暮れ時。当社の「日本旅百景」スペシャルナイトとして開催された「白鷺城 幻想の舞」では、86名のお客様とともに荘厳なひとときを過ごすことができました。
能の世界への誘い~特別解説と体験
午後3時、三の丸広場に集まったお客様を、姫路藩お抱え能楽師である十二世・江崎欽次朗氏が温かく迎えてくださいました。この日の演目「松風」「舎利」について、見どころとなるシーンをわかりやすく解説いただき、さらにお客様も舞台に上がっての体験型解説も。天井を踏み破る所作や韋駄天の走りの表現など、普段は見る機会のない能の技法を実際に体験することで、よりいっそう能への理解と親しみが深まりました。


歴史が息づく空間での優雅なひととき
その後場所を移し、築90年の歴史を持つ旧逓信局姫路電信局を改装した「姫路モノリス」にて夕食会を開催。レトロな建築空間で、全国から集まった添乗員たちの紹介とともに、86名の参加者全員での和やかな乾杯のひとときを持ちました。


幻想的な薪能の世界へ
夕暮れどき、いよいよ薪能の開演です。前方観覧席から望む姫路城は、刻々と表情を変えていきました。最初の演目は、在原行平と松風の切ない恋物語を描いた能「松風」。続いて狂言「文山立」では、山賊たちの愉快なやり取りに会場が沸きました。
日が落ちはじめ、姫路城はライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂い始めます。姫路市長や人間国宝・大倉源次郎氏による火入れ式の後、いよいよクライマックスとなる能「舎利」の上演。途中から雨脚が強まり、演者たちが傘を差しての演技という珍しい光景も見られました。雨のため予定より短縮されたものの、白鷺城と薪の灯りが織りなす幽玄の世界は、まさに特別な時間となりました。





伝統と歴史が紡ぐ特別な体験
昭和23年から続く「姫路お城まつり」の華として親しまれてきた姫路城薪能。54回目となる今回、通常は入手困難な前方観覧席を確保することができ、世界遺産・姫路城を背景に繰り広げられる伝統芸能の世界を堪能していただきました。能の解説から実演体験、そして本番の薪能まで、日本の伝統文化を五感で味わう贅沢な一日となりました。
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