【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年04月23日

【帰着レポート】北東北の春景色 みちのく3大桜の旅

<2025年4月14日(月)~4月17日(木) 添乗員:湘南支店 永吉 彩>

<2025年4月14日(月)~4月17日(木) 添乗員:湘南支店 永吉 彩>

岩手の北上展勝地、秋田の角館、青森の弘前、みちのく3大桜に数えられている桜を鑑賞するツアーに行ってまいりました。東北地方は大雪の影響もあり、例年より遅い開花となったため、各地で桜景色はあまりご覧いただけませんでしたが、イタリアンの名店や弘前フレンチ、観光ではローカル鉄道に乗車と、桜以外でもお楽しみいただける旅となりました。

全国でも珍しい、桜守がいる弘前公園

桜の名所で知られる弘前の桜は、弘前公園内に約2,600本も植えられており、その多くがソメイヨシノです。通常、桜の木は剪定をしませんが、弘前の桜はリンゴの剪定技術が応用され、「桜守(さくらもり)」たちが丁寧に管理・剪定している全国でも珍しい桜です。ソメイヨシノの平均寿命は60年ほどですが、桜守のおかげで弘前公園の桜は樹齢100年を超える木も多く、美しい花を咲かせています。

弘前城天守閣
枝垂桜が一部咲いていました
枝垂桜と天守閣
ソメイヨシノの開花はあと一歩でした

弘前ではイタリアンとフレンチ、2つの名店で絶品に舌鼓

弘前には新鮮な魚介や野菜、果物が多くあり、また、古くから西洋文化を受け入れてきた歴史的背景も相まって、実は多くの名店が集まっています。地元出身のシェフたちが本場で修業したのち、弘前に戻ってきてお店を開く、ということもここ弘前に名店が多い理由のひとつです。

オステリア エノテカ ダ・サスィーノ
シェフの笹森氏がイタリアで修業したのち、2003年に開業したレストランです。自家農園で無農薬の野菜や果物を栽培し、生ハムやチーズ、さらには自社ワイナリーも立ち上げており、まさに「自産自消」のイタリアン。今回はフルコースをお召し上がりいただきました。

金木産馬肉のカルパッチョ
自家製ブッラータチーズとそば粉のガレット トリュフとともに
青森県産和牛ヒレ肉のビステッカ
クラシックティラミス

レストラン山崎
弘前フレンチの先駆け的存在となったレストラン山崎。弘前でとれる旬の野菜や魚介、とくに完全無農薬で育てた「奇跡のリンゴ」を使った料理で注目を集めました。看板メニュー「奇跡のリンゴの冷製スープ」を含むコースをいただきました。

完全無農薬「奇跡のリンゴ」を使った冷製スープ
弘前で獲れたサーモン

2つのローカル線に乗車。北東北の原風景を車窓から

北秋田市の鷹巣駅(たかのす)から仙北市角館を結ぶ全長94.2㎞の秋田内陸縦貫鉄道と、青森県津軽地方の五所川原市と中泊町を結ぶ全長20.7㎞の津軽鉄道、2つのローカル鉄道に乗車しました。どちらも1両編成で昔ながらの雰囲気が残り、車窓からは田園風景がご覧いただけました。

秋田内陸縦貫鉄道の車窓から、阿仁川と大又川橋梁
津軽鉄道の始発駅、五所川原駅にて

かつて栄華を誇った鉱山の町 秋田県小坂町

秋田県鹿角郡小坂町は江戸時代末期に鉱山が発見されたことをきっかけに、明治~昭和初期にかつて「東洋一」と称されるほど栄えました。鉱山従事者やその家族、地域住民の娯楽施設として芝居小屋「康楽館」が明治43年に開館、現在もなお日本最古級の芝居小屋として使われています。西洋風の外観ですが、内部は純和風。直径10mもの大きな回り舞台は人力で回しています。当時の様子がそのままに残る客席や役者たちの楽屋、奈落など貴重な場所でした。また、全盛期に事務所として使用されていた小坂鉱山事務所は、現在博物館として小坂の歴史を今に伝えています。

現在も歌舞伎などの公演が行われる康楽館
約600人収容の客席
平均4名で回り舞台を動かしています
小坂の鉱山の歴史を伝える小坂鉱山事務所

4/21発も出発いたしますので、そちらの帰着レポートも併せてご覧ください。

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