【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年05月06日
【帰着レポート】東土佐の古い町々と高知の里山オーベルジュの旅
2021年4月6日(火)~4月8日(木)3日間 東京支店 金子友里恵
<4/6発・添乗員:東京支店 金子友里恵>
県土が東西に広がる高知県。清流・四万十川や足摺岬などがある西側の印象が強いかもしれませんが、このたびは高知市から東の突端にあたる室戸岬まで、土佐湾を抱く東側の”東土佐”の魅力に迫る旅へと行ってまいりました。
高知市内からわずか30分。緑溢れる土佐山に佇むオーベルジュ土佐山

高知市内は、JR高知駅と高知空港も近いためアクセスも良く、観光の拠点になります。高知城など土佐の古い歴史に触れられる建築物もありますが、さすがは首都といわんばかりに近代的な巨大な建物も多く連なっています。
そんな高知市内から、バスを走らせることわずか30分。北側には緑豊かな土佐山が聳え立ちます。都会の喧騒を離れて、まるで別世界のような空間に身をゆだねて過ごせる「オーベルジュ土佐山」に宿泊しました。







ただ宿泊するだけでなく、食材は新鮮なままの地産地消、美しさも感じられるお料理を提供する宿泊施設であるオーベルジュは、滞在そのものがハイライトになります。



土佐湾の東側に点在する古い町並みたち

東土佐の海沿いの町々を訪ねると、ある共通点にたどり着きます。まず、建築が非常に独特であること。真っ白の白壁に水切瓦が付いており、様々な形をした石や瓦が詰まれて塀が築かれています。
そして面白いのは、東土佐は陸路では遠いのですが、海路を使うと京都が非常に近いため昔から交流が盛んにおこなわれていました。そのため、町並みが少し”京風”であることに気付かされます。あまり知られていない小さな田舎町ですが、歩けば歩くほど新しい発見があり、観光客を楽しませてくれます。


室戸岬・日本が世界に誇るジオパーク

高知は足摺岬の印象が強く、室戸岬はあまり取り上げられていないような気がします。
しかしながら室戸岬には、日本の中でも8か所しかなく四国では唯一である「ユネスコ世界ジオパーク」に指定されているのをご存じでしょうか。快晴のこの日も、研究者らしき人々が足を運び、地質を観察している光景が見られました。



いちじくのような実が沢山ついていました
研究や勉学を抜きにしても、室戸岬から広がる光景はとても美しいものです。近くの展望台を上がり、目線を高くすると太平洋が一望できます。東西に広がる水平線を眺めていると、地球の丸さが感じられるほどです。紺碧の海の潮風を感じながら遊歩道をあるけば、室戸岬特有の植物たちが目に入ってきます。
日本とフランスの架け橋・モネの庭「マルモッタン」に春の訪れ

高知の小さな村々は一時期過疎化が進み、工業団地誘致を余儀なくされていました。北川村もそんな村々の一つです。しかしながら、村民たちが話し合いを繰り返し、フランス・ジヴェルニーとの交流をきっかけに、モネの庭を造るというアイディアにたどり着きます。
さまざまな障害を乗り越えて、2000年にようやく北川村にモネの庭が完成しました。”モネの庭”を名乗れるのは、世界中のどこを探してもフランス・ジヴェルニーと、ここ北川村だけなのです。
4月初旬のこの時期は、チューリップと勿忘草が特に見頃。日本人らしいセンスで、美しく植えられた花々を堪能することができました。あいにくの小雨でしたが、水滴したたる花々もまた可憐で楽しめました。
4月後半からは、本場フランスのモネの庭さながらの睡蓮が咲き始めます。季節ごとの楽しみがあり、時期を変えて何度も足を運びたくなる素敵な庭園です。

勿忘草の雲の上に浮かぶように見えるチューリップの植え方に
センスが光ります

池の水面に落ちる雨のしずくが絵になっていました
このたびは春のシーズンの企画でしたが、ご参加いただいたお客様からも大変好評で、次回は8月・9月のツアー設定を予定しております。乞うご期待です!!
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