【国内】注目の旅

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2021年03月24日

鉄道王国ニッポン③初夏のおすすめ列車旅3コース (信州・四国・九州編)

速報・注目の旅

 南北に延びる国土の70%以上が豊かな山地で、四方を海に囲まれる我が国・日本。改めてその国土を見渡してみると、変化に富んだ自然景観と、その気候風土に裏打ちされる歴史と人々の生活があります。野を越え、山を越え、海沿いを走る。そんな日本ならではの自然景観をよりドラマティックに演出してくれるのが、点と点とを結ぶ鉄道の旅ではないでしょうか。旧国鉄の解体以来、ここ30年間で日本の“列車旅”は大きく変化した気がします。スイートルームのような豪華列車が人気を博す一方、その土地のローカルな魅力に根付いた個性的な観光列車も続々と誕生、世界中の旅人に愛されています。

 鉄道シリーズの第3回となる今回は、信州・四国・九州編として、変化に富んだ大自然とそこに暮らす人びとの生活を体感できる3つの旅をご紹介。信州のしなの鉄道「ろくもん」は雄大な北八ヶ岳連峰の裾野を走り、四国の「伊予灘ものがたり」は陽光に煌めく瀬戸内海を車窓に望みます。そして九州の「あそぼーい」と「ゆふいんの森」は阿蘇の大カルデラや由布院盆地を走り抜けます。初夏の陽光あふれる車窓景観をお楽しみください。

真田家ゆかりの地を巡る 観光列車「ろくもん」と初夏の信州・小布施の旅【4日間】

軽井沢から長野まで信濃路を走る観光列車「ろくもん」。車窓には標高2568mの浅間山や四季折々の情緒あふれる千曲川の景色が広がり、日本三大車窓のひとつ姥捨駅では、善光寺平と棚田を一望します。ツアーでは列車名の由来でもある真田家ゆかりの地や、葛飾北斎の足跡を巡ります。小布施では老舗菓子店が客人をもてなすために造ったわずか12室の宿「枡一客殿」での宿泊をお楽しみください。

出発日:【東京駅発】 5月16日(日) 、 6月6日(日)  【名古屋駅発】 5月9日(日) 、 6月20日(日)

旅行代金:¥198,000 1名利用追加料金 ¥60,000

長閑な風景を走るろくもん©しなの鉄道
真田氏の居城・上田城跡©上田市観光協会

人気の観光列車も楽しむ 九州から瀬戸内へ伊予灘ものがたりとしまなみ海道の旅【3日間】

愛媛県の瀬戸内海沿岸を走る「伊予灘ものがたり」はみかんの段々畑から瀬戸内海と変化してゆく車窓の景観が魅力で、2015年に『なんでもランキング おすすめの観光列車』(日本経済新聞)で第1位に選ばれました。今回は大分からフェリーで豊後水道を越え、四国へ。瀬戸内海沿いを「伊予灘ものがたり」で走り抜け、旅の締めくくりはしまなみ海道を1日かけて巡ります。まさに移動そのものが見どころとなるユニークなルートです。

出発日:【博多駅発】5月3日(月)旅行代金:¥155,000 1名利用追加料金 ¥28,000

旅行代金:¥155,000 1名利用追加料金 ¥28,000

伊予灘ものがたり下灘駅 写真提供:JR四国
しまなみ海道 写真提供: 広島県

列車で楽しむ九州の自然と名湯 2つの観光列車も楽しむ 由布院と島原の旅【5日間】

九州を東西に貫く2つの観光列車「あそぼーい」と「ゆふいんの森」。地震や豪雨被害から復旧、ようやく全線開通を果たしました。「あそぼーい」では阿蘇の雄大なカルデラと阿蘇五岳や外輪山の山並みを。「ゆふいんの森」では沿線に沿うように流れる玖珠川の景色や緑滴る由布岳の絶景をハイデッカー車両で楽しみます。熊本港から船を利用して長崎県・島原も訪ねます。バスの旅とは一味違う旅情をお楽しみください。

出発日: 【博多駅発】4月27日(火) 、 5月13日(木) 、 6月24日(木)

旅行代金:¥185,000 1名利用追加料金 ¥48,000

ゆふいんの森 写真提供:JR 九州
島原城

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