徒然ウィークリー

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2021年03月12日

海外旅行再開のゆくえ

菊間潤吾

今週は旅行会社の経営者の皆さんに呼ばれ、100名を超える経営者を前に「海外旅行の今後のゆくえ」について1時間程お話をさせていただきました。
直近の動きをベースにお話をすべきと、霞ヶ関のキーパーソン達に会い、そして各国の政府観光局のトップ達と電話会談などをし、動向の確認をしました。

旅行業界の人のみならず、旅好きの皆さんも、いつ頃海外に行けるのか気になるところかと思います。

まず現在足かせになっている2週間の隔離問題ですが、英国などでこれを短縮すべく、隔離5日後に検査を受けて、陰性なら短縮などの検討がされていましたが、変異種の感染拡大に伴い、そういった動きは姿を消し、短縮どころかより厳しくなり、各国共に水際強化を押し進めています。

海外旅行の再開も、オリンピック前後と見られていた時期もありましたが、早くて9月頃に一部の国が再開、ヨーロッパなどは10月、11月、最悪年明けまで無理という予測も出てきています。
各国共に、変異種対策に躍起になっています。

皆さんに明るい話もしたいと思い、調査しましたが、今しばらくは我慢の時が続きそうです。
※菊間は日本旅行業協会 海外旅行推進委員会委員長、アウトバウンド促進協議会会長を務めています。

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