日々是旅立

日々是旅立

2021年05月12日

「北の国から」(その1)

松本 佳晴

 このところ、下見で北海道をアチコチ巡っております。そもそも、個人的にはそれほど強い興味を抱いていた所ではありませんでしたが、札幌ではなく各地方エリアを旅するごとにどんどん北海道の底ヂカラに魅了され、引き込まれています。さて、今週から3週(毎水曜)にわたり、北海道の穴場的なところをご紹介して参ります。どうぞご笑覧ください。

(その1)「小樽の銀鱗荘」(4月29日)

昨秋、気になっていたこの銀鱗荘を札幌での仕事の帰りに下見したが、もう日が落ちていたために、この平磯岬からの眺めを確認できなかった。今回は札幌の真島所長と、好評のフレンチランチ(当社のお客様にお召し上がりいただいている4コースメニュー)と、小樽の街と石狩湾を見渡す眺望を楽しんできました。本館の隣に建てられたレストラン「グリル銀鱗荘」は、ご覧のようなまるで北フランスの邸宅のような内装で、木製の古い家具も中世フランスからのオリジナルが随所に配置され目を瞠ります。

お料理のレベルも立派でしたが、デザートと共にサーブされたコーヒーカップとソーサーが素敵なので、裏をのぞいてみますと、これがなんと「マイセン」陶磁。フルコースのお客様には「マイセン」で紅茶、コーヒーを楽しんでいただくのがここの流儀とか。

個室も拝見しましたが、そこには何気なくミュシャの、これもオリジナルが数点飾られています。まるでヨーロッパを旅しているかのような空間でした。

本館はご覧のような鰊御殿特有の見張塔を備えた個性的な歴史建築で、北海道文化財百選に数えられています。ワールドのお客様には、ご厚意でランチ後に特別にこの本館の貫禄たっぷりの玄関から大広間などをお見せいただいております。

銀鱗荘の本館はかつての鰊御殿です。
「グリル銀鱗荘」はレベルの高いフレンチレストランです。
グリル銀鱗荘の内装は北フランスのお屋敷のようです。
銀鱗荘から足下には小樽市街と石狩湾が広がる壮大な眺めが。
こちらはサラダです。
デザート
エゾマスのグリルに続いてメインのお肉料理です。
「マイセン」のソーサー
「ミュシャ」の作品です
本館の大広間の入口です。

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