【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2026年04月22日
【帰国レポート】カスティーリャ・イ・レオン州とサラマンカの旅
<2026年4月13日(月)~4月22日(水) 添乗員:大阪支店 谷村咲衣>
スペインの中央高原に広がるカスティーリャ・イ・レオン州は、「スペインで最もスペインらしい州」と称されることがあります。その言葉の意味を、今回の旅を通じてまざまざと実感することになりました。スペイン王国という国家の礎を築いた人々の息吹が、今もなお色濃く刻まれていました。
歴史を動かしたカスティーリャ女王のゆかりの地
この地域を語るうえで欠かせないのが、カトリック両王、とりわけイサベル1世の存在です。カスティーリャ女王としてスペイン統一の礎を築き、800年にも及ぶレコンキスタを完了させ、さらにはコロンブスの航海を支援してスペイン帝国発展の基盤を作った重要人物です。セゴビアでは、彼女がカスティーリャ女王として戴冠式を挙げた教会を訪問。また、彼女が実際に暮らしていたアルカサル(城)には肖像画が残り、スペイン統一へと向かう時代の空気が漂っていました。メディナ・デル・カンポはイサベル女王が軍事拠点として滞在しつつ、晩年を過ごした町でもあり、女王が遺言書を遺した部屋がそのまま残ります。





信仰と防衛が一体となった孤高の都市アビラ
アビラは、全長約2.5キロに及ぶ完全な城壁が町をぐるりと囲んでいます。この城壁こそ、レコンキスタ(国土回復運動)の時代に国境の防衛拠点として機能した証であり、城壁の内外を歩きながらかつてこの町が背負っていた信仰と防衛の歴史を学びました。アビラは16世紀の神秘思想家・聖テレサの生誕地でもあります。カルメル会の改革者として知られる彼女の足跡は、アビラのみならず、アルバ・デ・トルメスやサラマンカにまで及び、この地域全体に深く根を張っていることを実感しました。




黄金色に輝く知性の都サラマンカ
旅の終盤に3連泊したサラマンカは、知性と美しさが凝縮された都市です。1218年創設のサラマンカ大学はヨーロッパ最古級の大学のひとつであり、コロンブスの新大陸航海を後押ししたとも伝わるサン・エステバン修道院、スペインで最も美しいとも称されるマヨール広場、新旧二つの大聖堂が隣り合う姿など、圧倒的な建物が町中に立ち並びます。また、サラマンカ大学日西文化センターでは日本とサラマンカの文化交流の歴史にふれ、遠いスペインの地で日本との結びつきを感じる機会となりました。





夜には、中世より続く学生たちの伝統文化であるトゥナ・バンドによるプライベート演奏を楽しみました。黒いマントにベカと呼ばれる帯状の布をまとった学生たちによる弾き語りフォルクローレは、大学町サラマンカならではで、旅情をいっそう深めてくれるひとときとなりました。


スペイン白ワインの聖地ルエダ
スペインといえば赤ワインのイメージが強いかもしれませんが、実はルエダは白ワインの名産地で、土着品種「ベルデホ」から造られるワインは世界中で愛されています。今回の旅では、この地を代表するワイナリー「ボデガス・モセン(Bodegas Mocén)」を訪問しました。印象的だったのが、15世紀頃に掘られたという、まるで地下迷宮のような広大なボデガ(熟成庫)です。ワイナリー見学を楽しんだ後は、ルエダの土地が育んだ、フルーティーでキレのある美味しい白ワインを堪能しました。



観光地化されすぎていない素朴さの中に、本物のスペインの歴史が息づいている。それがこのカスティーリャ・イ・レオン州の最大の魅力です。スペイン好きの方には必ず訪問していただきたい地域です。
お気軽にお問い合わせください
電話相談はこちら
受付時間:午前9:30~午後5:30
- 東京
- 03-3501-4111
- 大阪
- 06-6343-0111
- 名古屋
- 052-252-2110
- 九州
- 092-473-0111
- 札幌
- 011-232-9111
- 湘南
- 0466-27-0111