【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2026年07月03日

バラ祭りも楽しむ ルーマニアとブルガリアの旅

<2026年5月25日(月)~6月4日(木)11日間 添乗員:三浦理奈>

<2026年5月25日(月)~6月4日(木)11日間 添乗員:三浦理奈>

ドナウ川を国境にして隣接するルーマニアとブルガリア。年に一度のブルガリア「バラ祭り」の時期に合わせた5月下旬~6月上旬はまさにルーマニア・ブルガリアのベストシーズンです。まだまだ知られざる魅力が溢れた2か国を11日間かけて巡る旅に行ってまいりました。

年に一度、村中がバラの香りに包まれる「カルロヴォ村」

ブルガリアのバラは可愛らしい小ぶりの「ダマスクローズ」。その豊かな香りから「香りの女王」と称され、ローズ製品における世界シェアは7割にも及びます。今回、ツアーではバラの谷にある町のひとつ、カルロヴォ村にてバラ農園でのバラ摘み体験とパレード見学にご案内しました。農園にはバルカン山脈の麓の澄んだ空気の中にバラの香りがあたり一面に漂っていました。民族衣装を着た地元の方々がバラ摘みや伝統的な踊りを見せてくれたりと温かく迎え入れてくれました。お客様の中には袋いっぱいにバラを摘まれた方もいらっしゃり、とてもいい香りがしました。

バラを摘む女性
バルカン山脈の麓にあるバラ畑
バラの収穫を祝う踊り
袋いっぱいのダマスクローズ

バラ摘みの後は、カルロヴォ村の広場で行われるパレードへ。ここでは、地域ごとに異なるデザインの民族衣装を着た子供たちの踊りの披露や今年の「バラの女王」からのスピーチがありました。また、今年はカルロヴォ村と埼玉県伊奈町が友好都市協定を結んだ年ということで、伊奈町の大島町長やブルガリアの日本大使からのスピーチもあり、大いに盛り上がりました。広場にはバラジャムやローズオイル、ローズオイルなど数々のバラ製品が販売され、農園から広場まで、村中がバラの香りと活気に包まれていました。

パレードでのダンス

ルーマニア北西部 カルパチア山脈に囲まれた「トランシルバニア地方」

「森の彼方の国」を意味するトランシルバニア地方の玄関口であるブラショフを拠点とし、トランシルバニア地方の町々を巡りました。ブラショフのホテルは旧市街から徒歩圏内の好立地ホテルで、観光や朝のお散歩にも気軽に行くことができます。

ブラショフの街並み
黒の教会(ブラショフ、左奥)

ブラショフから足を延ばして訪れたのは、「カルパチアの真珠」と呼ばれるシナイアや、「ドラキュラ」のモチーフとなったヴラド・ツェペシュの生家のあるシギショアラ、「トランシルバニアの要塞教会群」の一つ であり、最大かつ最も保存状態の良い要塞教会が残るプレジュメールです。かつてはハンガリー王国やドイツ系移民(ザクセン人)が統治していた歴史があるため、ルーマニア系、ハンガリー系、ドイツ系の文化が入り混じる独特の風土が感じられます。まだまだ観光客が少なく、町や教会の本来の様子をゆっくり見ることができました。

ドラキュラの生家とシギショアラの時計台
「ドラキュラの心臓(パプリカの肉詰め)」
シナイア僧院旧教会のフレスコ画
プレジュメール要塞教会

ブルガリア正教の総本山であり、ブルガリア国民の心の拠り所「リラ僧院」

リラの僧院は、10世紀に正教会によって列聖された隠者「イワン・リルスキ」によって建立され、ブルガリア正教の最重要な修道院です。​ブルガリアがオスマン帝国の支配下に置かれ、キリスト教の信仰が制限されていた14~19世紀の約500年間にも、リラ僧院はブルガリアの言語、文化、信仰を密かに守り続ける精神的拠り所でした。ブルガリアの方々にとって非常に重要な場所であり、その役割は現在も変わることはありません。14世紀初頭の大地震による崩壊、そして、1833年の大火による消失からの2度の再建を経て現在の姿があります。​その建築様式は典型的なブルガリア・ルネッサンス様式で、スラヴ文化のアイデンティティの再生を象徴しています。数千もの聖書の場面や聖人たちが壁、柱、梁、天井を埋め尽くすように描かれており、色彩豊かなフレスコ画は圧巻そのものでした。

外壁にびっしりと描かれたフレスコ画
唯一、大火を免れたフレリョの塔
聖母生誕教会

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