【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年11月07日

【帰国レポート】東カナダ周遊とプリンスエドワード島の旅

〈2025年10月1日(水)~10月10日(金)10日間 添乗員:東京支店 萩原洋子〉

<2025年10月1日(水)~10月10日(金)10日間 添乗員:東京支店 萩原洋子>

赤や黄色に木々が色づく10月、セントローレンス川に沿ってカナダ建国の歴史を物語る町々を訪れ、後半は『赤毛のアン』の舞台、プリンスエドワード島に3泊滞在する旅より戻りました。

フランス、イギリス、先住民と様々な文化が根付くカナダの町々

東西5500キロにわたるカナダの東部を横断する約1200キロの大河セントローレンス川。北米の5大湖のひとつ、オンタリオ湖を水源とし、セントローレンス湾に注ぎます。16世紀、ヨーロッパの人々は毛皮を求めてこの大河沿いにカナダの植民地化を進めました。最初はフランス、その後イギリスと支配者は変わりますが、フランス語話者と英語話者が共存したのがカナダの特徴です。今回の旅では、一番最初にフランス人が支配し今もなおケベック州の州都であるケベック・シティ、そしてカナダ第2の都市モントリオール、現在のカナダの首都オタワ、カナダ一番の経済都市トロントと、カナダを代表する町を訪ねました。

ケベック・シティを上から眺望 セントローレンス川の雄大な流れ(自由行動でご案内した展望所から)
10年間にわたる工事中の国会議事堂(オタワ)
紅葉の季節 お手洗い休憩で立ち寄った場所もかわいらしい雰囲気でした
色とりどりの木々が車窓を彩ります
ケベック・シティのシンボル シャトーフロントナックホテルをロウワ―タウンから眺望

ケベックではフランス語表記の看板が立ち並び、街並みもフランスのようなおしゃれな雰囲気。一方首都のオタワでは行政機関が立ち並び、オタワが属するオンタリオ州の公用語は英語です。そして経済都市トロントでは、移民の受け入れで繁栄してきた町らしく様々な人種や、まるでニューヨークのマンハッタンかと思うような超高層ビルの数々に驚きました。また途中で世界三大滝の一つナイアガラの滝も訪れています。ナイアガラやオタワ、トロントが属するオンタリオ州は、実は先住民の言葉から来た名前で、ツアー中も先住民の方のお祈りの場面に遭遇しました。建国からわずか150年ほどしかたっていないカナダですが、様々な文化や歴史が現在のカナダをつくっていることを実感する旅になりました。

オタワからキングストンを結ぶ世界遺産のリドー運河。偶然にも橋が開く瞬間に立ち会えました
オンタリオ州のオタワから対岸の町ケベック州ガティノーを眺望。橋の向こうはフランス語圏です
アメリカとカナダの国境沿いの滝 ナイアガラ 
1970年代に造られた553メートルのトロントタワー 

憧れの島、プリンスエドワード島へ

今回ご参加された方は、最近放映が終了したNHKのアニメ『アン・シャーリー』や、家にある『赤毛のアン』を読み直してきたという方ばかりでした。10月中旬、憧れの地はカエデが赤や黄色に色づき、ヨットハーバー周辺のお散歩はとても気持ちがいいものでした。物語に出てくるアボンリー村のモデルとなったキャベンディッシュ村では、「緑の切妻屋根」グリーンゲイブルスや、作者モンゴメリーの夫マクドナルド牧師の勤め先の教会、夫の転勤に伴い島を出たモンゴメリーが帰省の度に立ち寄っていた親戚の家など、赤毛のアンの世界にたっぷり浸りました。またこの島の自給率は8割を超え、じゃがいもやロブスター、オイスターが有名です。最後のディナーには10年物のロブスターをご賞味いただきました。

畑や森が織りなすパッチワークのような風景
緑の切妻屋根グリーンゲイブルス アンの部屋が再現されています
紅葉が美しい港沿いをお散歩
車窓から眺める赤土の台地 
島の名産ロブスター 丸々一尾お召し上がりいただきます

夏はカナディアンロッキー、冬はオーロラと様々な魅力を持つカナダ。それに加えて、歴史が根付くカナダ東部も、旅の検討先にいかがでしょうか。

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