【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年08月04日
【帰国レポート】西安からカシュガルへ 大シルクロード紀行 中国編 16日間
<5月11日発 添乗員 東京支店・鈴木衛>
<5月11日発 添乗員 東京支店・鈴木 衛>
かつてユーラシア大陸を東西に結んだ交易路、シルクロード。その東の拠点、西安(長安)から河西回廊、天山北路、そして西域北道を、民族の十字路と云われたカシュガルまで辿る、中国領シルクロードをゆく16日間の旅に添乗しました。シルクロードの要衝を巡り、往時に思いを馳せながらの観光、そして圧倒的スケールの大自然を堪能する、壮大な旅となりました。
今年度ワールド航空サービスでは、アジア方面シルクロードに関するツアーを数多く発表していますが、この旅だからこそ楽しめる訪問地をご紹介いたします。



西安を1日じっくり観光! 玄奘が建立した大雁塔も訪れました
旅はかつての長安・西安の観光からスタートします。西安一の人気観光地・兵馬俑や、唐の時代に造られた華清池を見学し、夕刻、大雁塔へ向かいました。大雁塔は、唐の3代皇帝高宗が母・文徳皇后の供養のために建立した仏教寺院である慈恩寺の一部で、玄奘三蔵がインドより持ち帰った大量のサンスクリット語の経典や仏像を保存するために建てられたといわれます。
ご希望の方は、添乗員とともに大雁塔の内部へ。高層階まで登り、西安の街を一望しました。かつての長安の都市計画の名残で、大通りを中心に碁盤の目のように道路が東西南北に伸びている様子をご覧いただきました。





かつての亀茲国のあったクチャへ。中国四大石窟のひとつキジル千仏洞を見学!
かつて天山山脈の南麓に位置したオアシス国家「亀茲国」。この亀茲国を代表する仏教遺跡キジル千仏洞も訪問しました。40メートルの断崖に200以上の石窟が残り、塑像はほとんどが破壊されていますが、現存する壁画は新疆一と称されるほどの素晴らしさです。


歴史ある観光地はもちろん、移動の途中には圧巻のスケールを持つ大自然をご覧いただけることも、このツアーの醍醐味です。キジル千仏洞に向かう道中には、塩水渓谷と呼ばれる場所に立ち寄りました。一帯はかつて海底にあった地層がむき出しになった岩山で、地層に含まれる塩分が結晶化し、川の跡に沿って白く輝いていました。
キジル千仏洞から次の目的地へ向かう道中にも、中国ならではの絶景に遭遇。217号線をバスで進んでいると、車窓からヤルダン地形が広がる金字塔自然旅游区の中を通過します。途中の展望スポットにバスを停め、展望台より雄大なヤルダン地形をご覧いただきました。


中国最西のカシュガルへ。標高3600メートルに位置する絶景のカラクリ湖
パミール高原の南東、中国からパキスタンへ抜ける中パ公路の途中にあるカラクリ湖。標高約3600メートルに位置し、標高7000メートル級のムズターグ・アタ山、コングール山の麓に広がる草原の中にある絶景湖です。カシュガルより車で片道約3~4時間の長い道のりですが、ぜひとも訪ねたいおすすめの見どころです。

このあたりはタジキスタンとの国境まで数十キロの距離で、途中厳格な検問所も通過しなければなりません。前日には通行許可証の発行手続きもあり少し面倒に感じるかもしれませんが、いざカラクリ湖を目の前にするとそんな煩わしさも忘れさせてくれる絶景が広がっています。また、周辺に住んでいるキルギス族やタジク族の方の馬やラクダに乗って湖畔を散歩することもできます。カラクリ湖に来たら是非とも体験したいアクティビティです。


中国は、多様性と奥深さから、何度訪れても新しい発見がある魅力的な国です。今回の旅でも、ここでは書ききれないほどの感動がありました。9~11月には、わずかですが残席のある中国ツアーもございます。ぜひご検討ください。
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