【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年02月18日
【帰着レポート】ラグジュアリーシップ「バイキング・エデン」日本旅百景の船旅
〈2024年11月30日(土)~12月7日(土) 添乗員:小島 晃・八百屋健太・熊谷里佳子・吉田千笑・小澤清美・佐々木笑〉
神戸港発着のバイキング・エデンの船旅。昼間の瀬戸内海クルーズや九州・四国の訪れる機会の少ない港に寄港しながら日本の原風景を巡ってきました。今回の訪問地はお客様も私たちも初めて訪れるような場所が多かったのですが、深い歴史と豊かな自然、美味しい料理、そしてなにより地元の方々の厚いもてなしに心和む旅となりました。このレポートでは寄港地での観光を中心にご紹介いたします。
神戸港から7泊8日のクルーズの始まりです
神戸ポートターミナルでバイキング・エデンのクルーたちに迎えられチェックイン、いよいよ8日間の船旅の始まりです。乗船後は船内探索など思い思いにお過ごしいただき、初日の夕食は添乗員も同席させていただきました。夜はウェルカムレセプションで船長やマネージャー、シェフなど船の主だったスタッフの紹介がありました。


昼間の瀬戸内海クルーズはこのコースの魅力のひとつです
瀬戸内海は複雑な潮流や干満差の影響で航行時間が不規則なのですが、今回は割と順調で、朝食時に小豆島や豊島、直島を見ながら進み、9時頃に本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の下をくぐりました。塩飽諸島など備讃瀬戸の島々、燧灘(ひうちなだ)の景色など、2024年に90周年を迎えた瀬戸内海国立公園のクルージングをお楽しみいただきました。




対馬海峡を越え、釜山に入港
夜のうちに対馬海峡を渡り、夜明けとともに釜山港に入港、入国手続きはとてもスマート化されています。地元のガイドさんと高層ビルが林立する近未来的な町並みと下町の雰囲気が残る市場などを見学しました。機張では釜山名物のテゲ(ズワイガニ)、湯気が出ているホクホクのカニはとても美味しかったですよ。




くまモンポート八代から山鹿、熊本へ
世界最大級(22万トン級)のクルーズ船の受入れを想定し、2020年に完成した「くまモンポート八代」に入港、全国的に珍しい装飾古墳が集中する山鹿へ。県立装飾古墳館とチブサン古墳、オブサン古墳を見学しました。その後、震災からの復興のシンボル熊本城も訪問。西日を受け輝く天守はとても美しかったです。






五島列島の福江島にも寄港、潜伏キリシタンの痕跡を見学
福江にはテンダーボートで上陸。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成要素の教会や、日本で最も新しい福江城などを見学、島の食材を使ったお昼ご飯も美味しかったです。港のお土産屋で買い物をしてバイキング・エデンに帰船しました。


船のイベントも充実していました
船内では毎日様々なイベントが行われます。専属ボーカリストのライブショーや歴史家によるセミナー、次の寄港地のプレゼンテーション、映画上映など、毎日楽しみです。この日はプールデッキでダンスパーティーが開かれ大いに盛り上がりました。


日向の細島港に入港
宮崎県では東臼杵郡美郷町を訪ねました。百済とのつながりがある土地で、町をあげて韓国との交流に取り組んでいます。ここで必見は「西の正倉院」、宮内庁の門外不出の正倉院図面を借り受け、細部に至るまで完全再現。「正倉院の内部ってこんなふうになっているんだ」と感心しきりでした。


高知県宿毛港に到着、愛媛県の愛南町へ
漁村集落の外泊地区は石垣の里。急斜面には台風や季節風から家や暮らしを守るために高い石垣が積まれ、「日本のマチュピチュです」と地元のガイドさん。訪ねてみると確かにそうでした。その後、「紫電改展示館」へ。当時世界最高水準の戦闘機でしたが生産機数が少なく幻の戦闘機と呼ばれ、日本での展示はこの一機だけです。




船で過ごす最後の夜、親しくなったクルーともお別れです
7泊のクルーズもいよいよ最後の夜となりました。これまで親しくなったスタッフとも明日でお別れです。船長はじめ、お世話になったクルーとバイキングフェアウェルで乾杯しました。


今回のクルーズでは、日本全国からお集まりいただいた35名様とワールド航空サービスの添乗員6名が乗り込みました。ワールド以外にも旅行会社のツアーや個人でのお客様で総勢350名様ほどが乗っていたとのこと。レストランやバーのスタッフは一生懸命に日本語を覚えて応接してくれて、とても気持ちよい旅でした。バイキング・エデン号はこれからしばらく日本近海クルーズを行いますので、機会があればぜひご乗船ください。
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