【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2024年11月26日
【帰国レポート】沿岸急行船の景勝 南航路と北極圏の冬景色
<2024年10月16日~10月25日 10日間 添乗員:東京支店 岩田尚之>
「世界一美しい航路」と称され、世界中から観光客がやってくるノルウェーの沿岸急行船。このたびは、短い秋を感じられる10月に行ってまいりました。10月はちょうど昼と夜の時間が同程度と日中は明るい中を観光でき、夜にはオーロラ観賞も楽しめる絶好の季節です。また、オーロラだけではなく、フィヨルドや多島美が織りなす絶景、そして各港町では先住民族の家や博物館などを訪れ、ノルウェーの自然文化を存分に満喫いただきました。
乗船した沿岸急行船「コングハラルド号」内部をご紹介します
今回乗船した沿岸急行船「コングハラルド号」の他にも、同等クラスの船は数隻あり、おおよそ船内の構造は同じです。コングハラルド号は2023年に再度リノベーションされ、環境保護に特化したハイブリットスタイルとなっています。ごみの分別や自然保護団体への寄付活動など、SDGsを率先して取り組んでいます。
毎日提供される食事はすべて各港で仕入れて作っていて、地産地消にも取り組んでいることから、目でも舌でもノルウェーらしさを感じることができました。



沿岸急行船に乗ることで見られる絶景と各港町をご紹介
沿岸急行船は、北の出発地キルケネスから南のベルゲンまで約2,400㎞を5泊6日かけて航行。その中で全34の港町に寄港し、生活物資や郵便配達、車両など沿岸部に住む人々の暮らしを支え続けてきました。34ヶ所すべての港で降りられるわけではないですが、主要な観光地では時間を設けて見どころをご案内したり、お買い物へ行ったりとお楽しみいただきました。








極北に住む先住民サーミ人の歴史文化を体験しました
旅の始まりはフィンランドのイヴァロ空港より先住民族サーミ人の文化発信の中心地イナリへ。サーミ人はロシア・フィンランド・スウェーデン・ノルウェーといったスカンジナビア半島極北地域に住む民族で、代々トナカイやタラを狩猟しながら生活をしていました。住む地域によって同じサーミ語でも10近くの言葉に細分化され、地域によって民族衣装のデザインも違っています。訪れたサーミ博物館では体系的に学ぶことができました。サーミ人関連の展示品数としては、国内最大級のフィンランド国立博物館を凌ぐ数があるのが驚きです。



自然が好きな方、オーロラを快適に暖かく見たい方にはうってつけの場所が沿岸急行船だと思います(訪れる際の天候や太陽の活動により左右されます)。来年あたりまでは太陽の活動が活発な時期になり、例年以上のオーロラを楽しむチャンスがあります。また、今回の10月と2、3月ごろは日中と夜の長さが同程度となり、真っ暗な中で町の散策をする心配もありません。フィヨルドの織りなす断崖と絶景と多島美を楽しめ、夜にはオーロラチャンス。ご興味の方は下記リンクよりご覧ください。
お気軽にお問い合わせください
電話相談はこちら
受付時間:午前9:30~午後5:30
- 東京
- 03-3501-4111
- 大阪
- 06-6343-0111
- 名古屋
- 052-252-2110
- 九州
- 092-473-0111
- 札幌
- 011-232-9111
- 湘南
- 0466-27-0111