【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2024年10月04日

【帰国レポート】旅順も訪れる 大連と瀋陽の旅

<9月16日(月)~9月20日(金) 5日間 添乗員:太田 勇樹>

約6年振りに催行した大連と瀋陽の旅。日露戦争の史跡を辿るだけでなく、中国の東北地方の魅力を感じていただける内容です。

10月からは団体ビザの発行も開始されることになり、ますます目が離せない中国の現状をご報告します。

日本との関わりが深い旅順港を望む

中国東北地方

遼寧省、吉林省、黒竜江省の三省を中国の東北三省と呼びます。日本に入ってきている中国の文化は、その多くが南部のものですが、広い国土を持つ中国は、地域によって文化・風習が大きく異なります。

モンゴルに近い東北では、ラム肉をよく食べます。火鍋というと、日本では真っ赤で辛い四川火鍋を想像する方も多いと思いますが、東北の火鍋はシンプルで優しい味です。今回訪れた飯店では、自分で好みのタレを作り、ラム、牛、豚などの肉や野菜をしゃぶしゃぶで食べます。また、東北地方は餃子が主食であり、皮が厚く食べ応えがあることでも有名です。大連のような海が近い街になると、今度は魚介の料理が多くなります。生簀があるレストランがほとんどで、新鮮な海産物と組み合わせた個性豊かな料理が味わえます。

世界文化遺産に登録される「瀋陽故宮」では、当時の満州族の衣装をレンタルし観光する観光客も多く、まるで京都のようでした。人口800万人の瀋陽の中心地である中街では、中秋節を祝う人々で賑わい、これもまた東京の渋谷を彷彿とさせます。私自身、数年訪れていなかった中国ですが、以前とは大きく変わっていることを肌で感じました。

瀋陽故宮 清の初代皇帝ヌルハチの宮殿
中街にある中国代表選手のユニフォームを担当したスポーツメーカー「ANTA」の店舗
東北火鍋 ぜひ味わっていただきたい一品です
海産物が並ぶ大連の料理

進化した快適性

高速鉄道に乗車するにも空港と同じような厳しい手荷物検査があり、列車内は快適・清潔・安全で、不便を感じる部分がほとんどありませんでした。多くの方が気にするであろうお手洗いなどの設備もほとんど日本と変わらないレベルで安心して旅をすることが可能です。コンビニ文化も浸透しており、言葉の壁があっても困ることはそんなにありません。アプリ決済が主流となっている中国ですが、土産物屋やコンビニでは現金も普通に使えました。日系ホテルでの滞在も安心感があり、ストレスなく過ごせました。朝食には和洋中全てのメニューが並び、みそ汁を飲んだ時は何だかほっとしたのを覚えています。

中国について様々なニュースが流れていますが、訪れてみると価値観が変わる国の一つだと思います。「今」の中国をぜひご覧いただきたいです。

中国全土を結ぶ高速鉄道
時速300キロ 大連と瀋陽を約2時間で結びます
瀋陽の旧ヤマトホテルの喫茶室 ここで小休憩しました
レトロな展示ケースが印象的な旅順博物館
東京駅と瓜二つな瀋陽駅 日本との歴史的関わりを感じます
こちらは上野駅と似ている大連駅

たったの3時間で訪れることができる中国の遼寧省。大連へは日本航空の直行便が毎日運航しているのも嬉しいところ。時差もほとんどなく、体に負担をかけずに海外旅行をお楽しみいただけます。

国内旅行感覚で気軽に異国を味わってみてはいかがでしょうか?

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