＜4月7日発　添乗員：東京支店営業部　山田 周＞

2024年2月にデビューしたばかりの最新客船サン・プリンセスの船旅に行ってきました。処女航海シリーズの航路はティレニア海、イオニア海、アドリア海、エーゲ海の4つの海を巡るコースです。チビタベッキオ港より乗船、メッシーナ海峡を越えてコルフ島（ケルキラ）、モンテネグロの世界遺産コトル、エーゲ海のミコノス島、サントリーニ島、ナポリ（カプリ島）を9泊10日で巡りました。

最新客船サン・プリンセスに乗船　

チビタベッキオ港に到着後、サン・プリンセスに乗船。バスを降りてスーツケースを係の方に預けてからカウンターでチェックイン。事前登録をしていることもあり、まったく待たされることなくスムーズに手続きを終えて、キャビンへ。次世代設計の最新客船サン・プリンセスはとても開放感があり、ラウンジや公共スペースにソファやテーブルも十分な数が設置されていて船内スタッフの数も多く、導線もわかりやすい船です。

乗船前にストラップ付のメダリオンという最新のメダル型端末（クルーズカード）を渡されますが、メダリオンを身に着けたまま部屋に近づくとドアノブが緑色に光り、自動的に解錠されます。また、GPSが内蔵されており、お客様の部屋番号、名前、船内の位置確認などの情報共有ができる機能を備えているため、船内会計や船内スタッフに何か頼みごとをするときもスムーズでした。

吹き抜け中央部のTHE PIAZZA（ザ・ピアッツァ）ではダンスレッスン、ライブ・コンサート、各種ショー、パーティーなど様々なイベントが催されています。ショッピング・アーケード、屋上デッキの巨大スクリーン、29か所のレストラン、カフェ、ラウンジ・バーなどを有するサン・プリンセスは、まるで小さな町のようでした。プリンセス・アレーナ（劇場）のほかに、もう一つの名物となったのがガラス張りの複合施設THE DOMEのオリジナル・プロダクションショー。モントリオールのサーカス「シルク・エロワーズ」とプリンセスクルーズのコラボレーションによるショーが航海中に4回催されました。

寄港地観光はワールド専用観光をお楽しみいただきました

寄港地観光は私たちだけの専用観光をお楽しみいただきました。乗下船の待ち時間もなく、自分たちのペースで観光。自由時間にお買い物やティータイム、地元のレストランでの昼食にもご案内しました。4月中旬から下旬は晴天率が高く、日中の気温が18℃～22℃と過ごしやすいのですが、ピーク時と比べると、混雑もなく、おすすめの時期です。モンテネグロの世界遺産コトルでは旧市街だけでなくフィヨルドを見下ろす展望スポッとの訪問、フィヨルドを眺めながらの昼食もお楽しみいただきました。

ナポリからカプリ島への終日観光では、無事に青の洞窟も見学。幸運なことにほとんど待ち時間なしで洞窟に入ることができました。

サントリーニ島ではオールド・ポートからケーブルカーでフィラの町へ。太古の時代の火山の噴火によって形成されたカルデラと島々を眺めながらの散歩をゆっくりお楽しみいただきました。