【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2024年04月25日
【帰国レポート】ボルネオ島大自然の旅
<2024年4月11日(木)~4月15日(月) 添乗員:吉田義和>
<2024年4月11日~4月15日 4月18日~4月22日 添乗員:吉田義和・松本育美>
4月11日発、ボルネオ島大自然の旅より帰国いたしました。東京では2018年以来6年ぶりとなるボルネオ島、コタキナバル周辺の旅をご紹介いたします。
ボルネオ島はどこにある?
ボルネオ島、と聞いてもなかなかイメージが湧かないかもしれません。まずどこにあるのかというと、国としてはマレーシアです。首都クアラルンプールのあるマレー半島の沖合に位置するボルネオ島の北半分は東マレーシアと言われ、サバ州・サラワク州の2州が存在します。今回訪れたのは、サバ州の州都コタキナバルを中心とする地域です。ボルネオ島は島の中に3つの国があり、北部はマレーシアとブルネイ王国、南部はインドネシアと3国に分かれています。ちなみに、3つの国に分かれているのはボルネオと地中海のキプロスのみ、とても珍しい島なのです。また、世界で3番目に大きな島でもあります(1位はグリーンランド、2位はニューギニア島)。

幻の花にも遭遇 世界自然遺産 キナバル国立公園
成田から直行便で6時間。あっという間にコタキナバルに到着。翌日は世界自然遺産にも登録されているキナバル国立公園を訪れました。キナバル国立公園は東南アジアの独立峰としては最高峰であるキナバル山(標高4,095メートル)の山麓に位置する広大な国立公園です。コタキナバルから1時間ほどバスで移動すると、キナバル山の全貌が見えてきます。山頂が間近に見える丘で写真ストップ。雲に隠れていることの多い山頂が、この日は顔を覗かせてくれました。その後、山岳植物園へ。島固有の植生が多いボルネオ島では、食虫植物ウツボカズラや世界最小のランの花など、様々な面白い植物を見ることができます。今回は、ラフレシアが咲いている!という情報を手に入れてラフレシアガーデンを急遽訪問。世界最大の花ラフレシアもご覧いただくことができました。派手な見た目に似合わず、開花してから4日間で枯れてしまう幻の花。見られる確率が低いためパンフレットなどにも記載できないのですが、今回は幸運にも3株のラフレシアをご覧いただけました。

山岳植物園の各所で見ることができます。


動物の目線を体験 キャノピーウォーク
キナバル国立公園内にあるポーリン温泉には、キャノピーウォークが整備されています。熱帯雨林の樹上に張り巡らされた吊り橋はスリルもありますが、普段は見上げる木々の中を綱につかまりながら歩いていると、猿や木の上の動物ってこんな景色を見ているんだな、と実感できます。5つのつり橋を渡るのですが、その間の景観も抜群です。キャノピーウォークまでの道のりはちょっときつい山登りでしたが、下った後はポーリン温泉の足湯で疲れをとりました。


野生のテングザルに出会える クリアス森林保護区
旅の最後に訪れたのは、ブルネイとの国境にも近いクリアス森林保護区です。マングローブ林が広がる保護区で、テングザルやサイチョウ(ホーンビル)を探しながらのボートサファリを楽しみました。今回は、テングザルの家族の食事風景にも出会うことができました。日没後にも再びボートへ。真っ暗なマングローブ林をクルーズしていると、樹々にチカチカと電飾のような光が灯ります。これはこの地に生息するホタルの光。日本のホタルのような淡くゆっくりとした光ではなく、電飾のような早いサイクルの光が特徴的で、現地ではクリスマスイルミネーションにも例えられます。残念ながら写真には残せませんが、最後に貴重な体験をしての帰国となりました。



他にも民族との出会いや美味しい食事など、わずか5日間の旅でしたが、内容の濃いものとなりました。ぜひ機会があればボルネオの旅へお出かけください。
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