【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年09月25日

【帰国レポート】西オーストラリア コーラルコースト縦走とワイルドフラワー探訪の旅 9日間

<2023年9月5日(火)~9月13日(水)9日間  東京支店 山田 周>

<9月5日発 添乗員:東京支店営業部 山田 周>

 オーストラリア西海岸のパース、コーラルコーストに行ってまいりました。9月上旬のパースは日中の気温が18~24℃と過ごしやすく、残暑の厳しい日本を脱出して避暑地として過ごすにはもってこいの場所でした。また、今回の旅の最大の目的であるワイルドフラワーもシーズン真っ盛りでした。パース市内のキングスパーク、西オーストラリア沿岸部や内陸の自然保護区など、今回巡ったみどころをご紹介します。

キングスパークで西オーストラリアのワイルドフラワー観察を楽しむ

 スワン河とパースの町を一望する丘の上に広がるキングスパークは西オーストラリア州でしか見ることができない固有種のワイルドフラワーを集めた植物園や樹齢700年以上の樹木が自生する自然林が広がるパース市民自慢の憩いの場です。今回の旅ではワイルドフラワーの専門ガイドのオークリー今日子さんの案内で園内をゆっくり歩きながら、ピンクエバーラスティングの花畑や円筒状の花柱が印象的なバンクシア、この公園でしか見ることのできないピンク色のカンガルーポーなど、珍しい植物を間近にご覧いただくことができました。

ピンクエバーラスティングの花畑、最盛期にぶつかりました
西オーストラリア州の花 カンガルーポーを観察
ユニークな花柱のバンクシア
樹齢700年以上の自然林も遊歩道から観察しました
ご参加の皆様にワイルドフラワー図鑑をお渡ししました
西オーストラリア州キンバリーより移植したバオバブの巨木

西オーストラリアの荒野に咲く、ワイルドフラワー観察を楽しむ

 西オーストラリア州には約13,000種の植物が確認されていて、そのうちの約7000種が荒野や自然保護区に自生しています。さらに自生している植物の約60%が固有種で、他では見ることのできない珍しい形や色のユニークな花々が、閉ざされた生態系の中で生息しています。整然とした花畑に咲く花とは違い、様々な種類の花が不規則に混ざりあい、時には図鑑にも載っていない珍しい花に遭遇する機会もあります。町や集落のない手つかずの大地に咲く花々との出会いは本当に感動的でドラマチックでした。

今シーズンはリース・レシュノールティアが大当たりでした
リース・レシュノールティア(観賞用ではなく野生です)
図鑑に載っていない希少なランを観察
山火事があると一斉に開花するキャット・ポー
花の中心に触れるとめしべが回転するトリガープラント
ホワイトエバーラスティングの花畑にも立ち寄りました

西オーストラリアのダイナミックな自然景観を楽しむ

 オーストラリア大陸の3分の1を占める西オーストラリア州。高い山こそないものの、どこまでも果てしなく続くインド洋の大海原、白砂のビーチや砂丘、野生動物の生息する森、山火事の傷跡が残された大地に連なるグラスツリーやスモークブッシュなどの珍しい植物、奇岩の大地や大峡谷、ピンク色に染まる干潟など、自然景観は実に変化に富んでいます。パースからジェラルトン、カルバリー、世界遺産シャークベイまで、今回巡ったルート上の印象的なシーンをご紹介します。

カンガルーの家族(朝食中)に遭遇
どこまでも続く大海原 インド洋に癒される
カルバリー国立公園のネイチャーウィンドウ
どこまでも続くケープウィードの花畑
バットラグーンがピンク色に染まる
海岸線の大地に咲くグラスツリー

住んでみたい町パースの滞在を楽しむ

 オーストラリア西海岸の町パースは、穏やかな気候、豊かな自然と風光明媚な景観、世界中の移民を受け入れている多様性を併せ持つ、オーストラリアで住んでみたい町、トップ3に選ばれる人気の町です。市内中心部を結ぶ循環バス、公共バスはソーン内無料、公立の美術館、博物館も入場無料、公園、緑地帯、街路樹では一年中花と緑が絶えることなく、テーブルには海の幸をはじめ新鮮で高品質な食材が並び、世界中のレストランの料理が楽しめるなど、インフラ、公共サービス、住環境は世界でもトップクラスです。今回はパースの中心部に建つダクストンホテルに合計3泊しながら、パースの町を住民目線で眺めてみました。

キングスパークよりパース中心部を望む
公共バスはゾーン内が無料です
フリーマントルのビール醸造レストランでのひととき
揚げたてフィッシュ&チップスも絶品

 2024年に暮らすように旅するパース滞在の旅を発表予定です。乞うご期待ください。

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