【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2026年11月04日
【帰国レポート】関空発・古代ギリシャの遺跡とエーゲ海の船旅
〈2026年10月9日~10月20日 10日間 大阪支店:南崎有香〉
アテネで古代の都に触れたあと、クルーズでは島々とトルコの港町をめぐり、陸路ではデルフィ、メテオラ、マケドニア王国ゆかりの地へ。朝ごとに違う島影が近づき、上陸すれば二千年以上前の石の道が続きます。秋の澄んだ光のなか、海と陸の両方から古代ギリシャを味わう日々でした。
今回訪れた遺跡は、都市、神殿、聖域、王の都と、それぞれ性格が異なります。海を見守る場所、神託を聞く場所、王が暮らした場所。同じギリシャ世界でも、石の残り方も景色も違いました。実際に歩いて分かる高低差や風の通り方も印象に残っています。今回は訪れた遺跡を中心に報告します。
「アテネ 」パルテノン神殿
大理石の石段を上がり、丘の上でパルテノン神殿と向き合いました。錯覚を補うためにわずかに湾曲した基礎や、ドーリア式の柱の力強さは、近くで見てこそ。丘から見渡すアテネの街並みも見事でした。初日の夕食では、ライトアップされた神殿を眺めながら乾杯。


「スニオン岬 」ポセイドン神殿
アテネから海沿いを走り、スニオン岬へ。断崖の先に立つのは、紀元前5世紀頃に建てられた海神ポセイドンの神殿です。海からもよく見える場所にあり、古代の船乗りには目印でもありました。この先に待つエーゲ海の船旅へ、期待が高まる立ち寄りでした。


「トルコ・クシャダス」エフェソス遺跡
クシャダスに寄港し、エフェソス遺跡へ。大理石の道の先にセルシウス図書館が姿を現し、巨大な半円形劇場へと続きます。二千年前の街並みを、のんびり想像しながらの散策でした。想像よりも広くて立派で感動した、楽しかったと、お客様にも大変好評の場所でした。




「ロードス島・リンドス」アクロポリス
ロードス島からバスでリンドスへ。麓に着くと空が晴れ、青空のもとで階段を上りました。頂上にはアテナ神殿の遺構が立ち、眼下には白い家が並ぶ街と、深い青色の海が広がります。島の古代都市ならではの景色でした。


「デルフィ」アポロンの聖域
古代ギリシャ世界の「へそ」と考えられたデルフィへ。博物館で青銅の御者像やアポロン賛歌の楽譜を見たあと、参道を上ってアポロン神殿まで歩きました。各都市国家が競って建てた宝物庫の跡が並び、神託を求めた人々の足跡を感じる坂道でした。


「ヴェルギナ」地下に眠る王家の墓とヴェルギナの太陽
マケドニア王国最初の都アイガイにあたるヴェルギナへ。墳墓を土で覆い、遺跡ごと博物館にした展示が特徴です。フィリッポス2世の墓とされる墳墓、太陽のシンボル「ヴェルギナの太陽」が刻まれた遺骨箱、武具や宝飾品を見学しました。




「ペラ」アレクサンドロス大王の東方遠征の拠点
フィリッポス2世が王都を移し、アレクサンドロス大王の東方遠征の拠点となったペラへ。博物館のあと、屋外の遺跡で鹿狩りやヘレネの連れ去りを描いたモザイク画を見ました。色のついた小石で描かれた絵が、いまも鮮やかに残っています。


エーゲ海の島々
アテネ発着で4泊5日のエーゲ海クルーズへ。どの島も見どころが非常に多く、毎日がハイライトのようなクルーズライフでした。






海辺の街 テッサロニキ
ギリシャ第2の都市テッサロニキは都会ですが、アテネほど混雑しておらず、時間がゆったり流れているような雰囲気で、私もお気に入りの都市のひとつです。ここでは時代ごとの重なりを味わうことができます。11世紀のパナギア・ハルケオン教会や聖ディミトリオスを祀るアギオス・ディミトリオス教会。ロタンダ、ガレリウスの凱旋門では、ローマ時代の面影も続きます。考古学博物館では、植物の葉や花を写した黄金の冠が印象的でした。最後はホワイトタワーや、海沿いのアレクサンドロス大王の騎馬像へ。快晴の海辺での散策で、最後にゆったりとギリシャ時間を堪能しました。


アテネの丘から始まり、エーゲ海の島々、デルフィ、メテオラ、マケドニア王国の都へ。12日間で出会った景色は、どれも古代の人々の暮らしとつながっていました。
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