【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2026年03月25日

【帰国レポート】武陵源・鳳凰古城・芙蓉鎮の旅 7日間

<2026年3月11日(水)~3月17日(火) 添乗員 山﨑大輔、高祖優子>

<2026年3月11日(水)~3月17日(火) 添乗員 山﨑大輔、高祖優子>

湖南省の奥地に広がる世界自然遺産・武陵源に3連泊し、絶景をさまざまな角度から堪能してきました。後半は、滝の上に古い町並みが広がる芙蓉鎮、少数民族の文化が息づく鳳凰古城と、湖南省が誇る2つの名鎮にそれぞれ1泊。大自然の迫力、幻想的な夜景、少数民族の歴史と文化と、さまざまな表情をご覧いただけた7日間の旅でした。

天を突く石柱群の絶景・武陵源

武陵源は、湖南省張家界市に広がる世界自然遺産です。自然が数億年かけて生み出した石柱群が数千本も林立する景観は、九寨溝や黄山にも引けを取らないスケール。今回は、天子山・袁家界・張家界森林公園・天門山と、それぞれ異なる表情を持つエリアをじっくり巡りました。

天子山自然保護区では、花を持った仙女に見える「仙女献花」や、筆を天に向けて立てたような「御筆峰」など、自然が彫り上げた造形美をご堪能いただきました。天気に恵まれ澄んだ空気の中、果てしなく続く石柱の稜線はとても素晴らしかったです。

花を持った仙女に見える「仙女献花」
地元の方が集まって談笑している中国らしい風景も見られました

袁家界は、映画『アバター』のモデルとなったことで知られるエリアです。高さ約150メートルの「乾坤柱」が霧の中にそびえ立つ姿は、まさに天空の世界。また、吸い込まれそうな深い谷を見下ろす「迷魂台」に立つと、写真や映像では伝わりきらないスケールを実感しました。帰りは高さ326メートルを88秒で一気に降りる「百龍エレベーター」で下山。ガラス越しに見える石柱群は大迫力で、スマートフォンでビデオを撮りながら歓声を上げる方もいらっしゃいました。

高さ200メートルを超える石英砂岩の奇峰が3,000本以上も林立しています。
桜と石柱群を一度に見られるのもこの時期ならではです

宝峰湖では遊覧船に乗り、湖面から石柱群を見上げるという、山上とはまったく違う角度の景色を楽しみました。遊覧の途中、民族衣装をまとったトゥチャ族の歌い手が小舟の上から澄んだ民謡を披露してくれる場面や、鵜を使った伝統漁のデモンストレーションもあり、湖南省の少数民族文化に触れるひとときとなりました。

遊覧船からの景色
トゥチャ族の方が右手の小屋から歌を披露してくれます

観光3日目に訪れた天門山では、99のヘアピンカーブが連なる「通天大道」をバスで一気に駆け上がり、縦131メートル×幅57メートルの巨大な天然の空洞・天門洞へ。近くで見上げると、岩の額縁の向こうに空が切り取られたような迫力に圧倒されます。天門洞の正面には、傾斜約45度、999段の急階段「上天梯(天国への階段)」がまっすぐ下へ伸びており、この階段を上られた強者もいらっしゃいました。息を切らしながらも達成感に満ちた表情が印象的でした。

山頂では断崖絶壁に張り出したガラス桟道へ。透明なガラスの足下から垂直の崖が覗くスリルに、おそるおそる歩く方、余裕の笑顔でスマートフォンを構える方と、反応はさまざまでした。

天門洞広場にて
天門山の山頂からの景色も素晴らしかったです

「滝の上の古鎮」のライトアップへ

芙蓉鎮は、町の真ん中を流れる川が崖から落ちて大きな滝になり、その滝の周りに古い家々が張り付くように建っている、ちょっと珍しい町です。もともとは「王村」という名前でしたが、1987年公開の映画『芙蓉鎮』のロケ地になったことで一躍有名になり、そのまま町の名前になりました。崖に柱を立てて建てる「吊脚楼」と呼ばれる高床式の伝統建築や、石板が敷かれた古い街路が、昔日の中国の面影を今に伝えています。

芙蓉鎮で一番人気の滝のライトアップが見られる写真スポット
古い家々に明かりが灯る景色が美しいです

芙蓉鎮の散策後には、映画のスチール写真が掲げられた「113老店」へご案内しました。ここは1987年公開の中国映画『芙蓉鎮』(謝晋監督)で、主演の劉暁慶が演じるヒロイン・胡玉音が米豆腐を売っていた、まさにそのロケ地。文化大革命に翻弄される女性の半生を描いたこの作品は中国で大ヒットし、日本でも公開されました。名物の米豆腐は、米を挽いて固めたもので、大豆の豆腐とはまったく別物です。つるりとした舌触りに、湖南省らしいピリ辛の紅油ダレと薬味が絡む、さっぱりとした味わいでした。辛いものが苦手な方には甘めの味付けの米豆腐も用意していただき、映画のワンシーンに入り込んだような気分で楽しみました。

「113老店」の店内
ピリ辛の紅油ダレと薬味が絡む味が美味でした

昼と夜、二つの顔を持つ水辺の城下町・鳳凰古城

「中国で最も美しい古城のひとつ」と称される鳳凰古城。沱江の両岸に並ぶ木造の高床式家屋や川に架かる風雨橋が印象的な、トゥチャ族やミャオ族の文化が息づく城下町です。夜はライトアップされた町並みが沱江の水面に映り、芙蓉鎮とはまた違った華やかさがありました。翌日の日中には小舟で沱江を遊覧し、水上から眺める古城の表情も堪能。夜と昼、二つの顔を見比べられたのは、この町に泊まったからこその体験でした。

ライトアップされた鳳凰古城の様子
夜の鳳凰古城は昼間とは違った雰囲気でした
路地に入ると田舎らしい町並みが残っています
鳳凰古城の町並み

鳳凰古城への道中では南方長城も見学。万里の長城が北方の遊牧民に備えたものであるのに対し、こちらは明代に中央政府がミャオ族との境界線として築いた約380キロの軍事防壁。険しい山に沿って続く石壁や烽火台は素朴ながら、民族間の葛藤と交流の歴史を静かに物語っていました。

南方長城の様子
村の中に南方長城の遺跡があります

日本では会えなくなったパンダに再会!

鳳凰古城近郊の「中華大熊猫苑」では、四川省から移り住んだジャイアントパンダたちを見学しました。上野動物園のパンダが中国に返還され、日本国内で会う機会がなくなった今、間近でパンダを見られる貴重な体験です。ちょうどおやつの時間に重なり、笹を頬張る姿を見ることができました。小規模な施設だからこそ観光客も少なく、愛らしい姿をゆっくりと観察できるのが魅力です。園内からは桃の花と菜の花が一面に咲く風景も見え、まさに桃源郷のような光景が広がっていました。

間近でパンダをゆっくりと見ることができました
写真や動画もたくさん撮影できます
園内からの景色

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