【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年12月26日

【帰着レポート】 憧れの「侘桜」と人気の乳頭温泉「妙乃湯」の旅

<2025年12月15日(月)~12月18日(木)4日間 添乗員:東京支店 長田俊平>

<2025年12月15日(月)~12月18日(木)4日間 添乗員:東京支店 長田俊平>

みちのく秋田の冬景色の中、心温まる二つの名宿「妙乃湯」と「角館山荘 侘桜」に滞在し、雪国の風情と美食を堪能するツアーに添乗いたしました。静寂に包まれた銀世界と、それぞれの宿が織りなす極上のおもてなしに、心身ともに癒やされる贅沢なひとときをお過ごしいただきました。

茅葺古民家の温もりに包まれる「角館山荘 侘桜」

みちのくの小京都・角館の奥座敷にひっそりと佇む「角館山荘 侘桜」へ。岩手県から移築された築200年の茅葺古民家を母屋としたその空間は、まさに日本の原風景ともいえる趣を湛えていました。火鉢が暖かなラウンジや、歴史を刻んだ梁や柱が醸し出す温もりが、訪れる人々を優しく包み込みます。ご夕食は、東京南麻布「分とく山」の総料理長・野﨑洋光氏が企画監修する懐石料理。秋田の滋味あふれる食材をふんだんに使い、「体においしい」をテーマに仕立てられた一皿一皿は繊細かつ奥深い味わいで、冬の秋田の豊かさを五感で感じる至福の時間となりました。

里山の静けさの中に佇む、侘桜の玄関
古民家の趣とモダンが調和する、静かなロビー空間
「侘桜」の名前の由来となった和歌を記す案内板

渓流のせせらぎと名湯に癒やされる「妙乃湯」

乳頭温泉郷の中でも洗練された和の風情が漂う「妙乃湯」。宿のすぐそばを流れる先達川のせせらぎと、効能豊かな2つの源泉が旅の疲れを癒やしてくれました。鉄分を含んだ茶褐色の「金の湯」と、無色透明で優しい肌触りの「銀の湯」。雪見露天風呂からは、夜になるとライトアップされた幻想的な雪景色と渓流を望み、風景美に心奪われました。お食事には、きりたんぽ鍋や稲庭うどんといった秋田の郷土料理をご用意。温かな雰囲気の中でいただく地元の味覚は格別で、心尽くしのおもてなしに身も心も芯から温まりました。

雪化粧に包まれた、乳頭温泉郷「妙乃湯」の玄関
窓一面の雪景色を望む、妙乃湯「桜館」の客室
秋田の冬の代名詞、「きりたんぽ鍋」

雪国の文化と歴史にふれる秋田の旅路

増田の内蔵(うちぐら)見学では、豪雪地帯ならではの知恵として家屋の中に蔵を造る独特の建築様式や、築90年の台所など、当時の暮らしの工夫を垣間見ることができました。マイナス10℃の世界を体験した横手のかまくら館、そして角館の武家屋敷巡りでは、樺細工伝承館にて職人技が光る名品にふれ、青柳家や石黒家といった由緒ある屋敷の佇まいから武士の精神性を感じ取りました。雪国ならではの生活の知恵と、連綿と受け継がれてきた伝統文化の奥深さを、現地ガイドの方々の興味深いお話とともに再発見する旅となりました。

重厚な黒漆喰の扉が印象的な、増田の「内蔵」
氷点下の空間で、本物の雪のかまくらを体験
プレミアム観覧で訪れた、格式ある青柳家母屋の座敷
武家屋敷「青柳家」に贈られた貴重な『解体新書』初版本

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