飛騨の里を旅する

鳳凰座地歌舞伎公演と阿智の花桃【3日間】

  • 集合場所:豊橋駅
  • 出発日: 5月2日(土) 、 5月3日(日)
  • 旅行代金:¥168,000

ツアーコード: JP1968

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
年に1度開催される地歌舞伎公演「鳳凰座歌舞伎」をご覧いただきます。
Point 2
伊那路を訪問し、例年4月下旬に咲く花桃のスポットにもご案内します。
Point 3
下呂温泉では水明館のリニューアル和洋室に宿泊します。

ツアープランナーより

ー飛騨の里を旅するー   奥飛騨の山岳美や飛騨街道の宿場町などは広く知られていますが、飛騨の里に目を向けると、人々が連綿と紡いできた美しい暮らしと文化が今も息づいています。農村の人々の楽しみである江戸時代から続く地歌舞伎や、鮎で有名な馬瀬の火ぶり漁、縄文の人々が築いた比類なき巨石群の天文観測、恵まれた大自然を生かした地元の食材の数々。そして天下に知られる名泉でゆったりと癒されながら日々飛騨の里を巡るのは、旅の真の醍醐味といえましょう。四季それぞれの美しさや風土に根差した風物詩をご紹介します。今回は、ゴールデンウィークに開催される鳳凰座地歌舞伎公演を中心に、桜と並び春の伊那路を彩る花桃の里も併せて訪れる行程としました。

年に一度の「晴れ」舞台 地歌舞伎を楽しむ
彩り豊かな春の伊那路へ

民に愛された「地歌舞伎」

観るだけではなく、自ら演じるようになった伝統芸能。江戸や上方で上演されていた歌舞伎が全国各地に広がり、プロの役者に憧れて地元の一般庶民が芝居小屋や神社の祭礼で演じて楽しむようになったのが「地歌舞伎」です。今も江戸時代から伝わる演目や振付などが受け継がれ、多くの人々を楽しませています。岐阜県は30を超える地歌舞伎保存団体が活動する、全国でも地歌舞伎が盛んな地域として有名です。

鳳凰座地歌舞伎 Ⓒ(一社)下呂温泉観光協会(イメージ)
地元の人々が1年に1度の公演のために練習し、披露します(イメージ) Ⓒ(一社)下呂温泉観光協会

年に1度の「鳳凰座歌舞伎」にご案内します

下呂市に残る2つの地歌舞伎舞台のうちのひとつが、下呂市御厩野にある鳳凰座です。この鳳凰座の村芝居は、江戸時代の台本とともに岐阜県の有形民俗文化財に指定されています。江戸時代より、農山村の唯一の娯楽として親しまれてきたこの歌舞伎は「御厩野の芝居」と呼ばれていました。昭和36(1961)年に保存会が結成され、現在では、毎年御厩野の日枝神社と熊野神社の祭礼に合わせて地歌舞伎の上演が行われています。このたび、毎年5月3日、4日に開催される地歌舞伎公演にご案内します。

鳳凰座地歌舞伎公演(イメージ) Ⓒ(一社)下呂温泉観光協会
鳳凰座地歌舞伎公演(イメージ) Ⓒ(一社)下呂温泉観光協会

阿智村の花桃の里を訪ね、色とりどりの花桃を楽しみます

伊那谷の奥に位置する阿智村。この村を有名にしているのが花桃の里です。村の周辺には1本の木に紅白ピンクの3色の花が咲く三色花桃が1万本以上植えられ、例年ゴールデンウィーク頃には一面美しい花で覆いつくされます。咲き始めから満開の美しさもさることながら、花びらが散り、風に舞う様もとても絵になります。(注)

新緑の山に映える花桃の並木(イメージ)(添乗員撮影)
1本の木に赤・白・ピンクの花が咲きます(イメージ)(添乗員撮影)
花桃と鯉のぼりの競演も見事です(イメージ)(添乗員撮影)

絶景の秘境鉄道「飯田線」に乗車します

鉄道愛好家が選ぶ「日本の秘境駅ランキング」トップ100に、常に10駅程度がノミネートされる秘境駅の多い鉄道、飯田線。天竜川渓谷を背景に、ポツンポツンと昔ながらの小さな駅舎が現れる様子は、ノスタルジックな昭和の鉄道風景を思い出させてくれます。車窓に映る天竜川の渓谷美も素晴らしく、乗車中、カメラから手を離すことができないほどです。今回はより車窓からの景観を楽しめるよう、天竜渓谷側の風景が順光となる午前中の乗車としました。車窓を流れゆく絶景をご覧ください。

秘境鉄道飯田線は、1日に2本のワイドビュー伊那路に乗車します
天竜川沿いを走る飯田線 Ⓒ南信州観光公社

下呂温泉では「水明館 飛泉閣」のリニューアル和洋室に宿泊し名湯を満喫

草津・有馬と並ぶ日本三名泉の一つ、下呂温泉。今から1100年ほど前に発見され、万病を治す名湯として、江戸時代には年間3万人もの湯治客が訪れたと伝えられています。1930年の高山線下呂駅開業に伴い、下呂駅前に宿が開業。それが「水明館」です。以来、下呂温泉の象徴的存在となり、皇族や文化人などの定宿として知られるようになりました。温泉宿は和室が多いものですが、今回は飛泉閣のリニューアル和洋室を確保。館内には趣の異なる3つの温泉大浴場や温泉プールもあり、ゆっくりと名湯に浸ることができます。

水明館で利用するリニューアルの客室(イメージ)
水明館の露天風呂

飛騨の限られた地域で作られる幻の米「銀の朏(みかづき)」をいただく

「銀の朏」という米はあまり聞き馴染みのない名前かもしれませんが、「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」など多くの米の大会で日本一に輝いているブランド米です。2000年に下呂市でコシヒカリの中から発見された《いのちの壱》という品種のお米を、飛騨地方山間地の生産者が独自に定めた栽培基準に則って栽培したものが「銀の朏」で、限られた地域でしか出回らない幻の米といわれています。コシヒカリの1.5倍という大粒で甘い米は、一度召し上がっていただきたい味です。今回は、舞台峠のレストランにて、銀の朏とともに名物の朴葉味噌焼きをご用意しました。

大粒でふっくらしたブランド米「銀の朏」(イメージ)

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
豊橋駅10:08発 飯田駅12:41着 (阿智の花桃)

■午前、豊橋駅よりJR特急にて飯田駅へ。

■飯田着後、○阿智花桃の里(注)、●黒田人形浄瑠璃伝承館にご案内します。

(飯田泊)

2日目
飯田08:00発 (鳳凰座歌舞伎) 下呂温泉

■午前、飯田より下呂へ。

■途中、馬籠宿に立ち寄ります。

■昼食は舞台峠のレストランにて。

■午後、鳳凰座にて地歌舞伎「鳳凰座歌舞伎」をご覧ください。

■その後、下呂温泉へ。

(下呂泊)

3日目
下呂駅13:21発 名古屋駅15:04着

■午前、路線バスにて●合掌村へ。円空館にご案内します。

■午後、下呂駅よりJR特急にて名古屋駅へ。

■名古屋駅着後、解散。

(注)例年の花の一般的な見頃に合わせてツアーを設定しておりますが、その年の気候に左右されるため、必ずしも見頃をご覧いただけるわけではございません。予めお含みおきください。

協力:下呂市農泊DX推進協議会

出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月2日(土)発

旅行代金:¥168,000

5月3日(日)発

旅行代金:¥168,000

※1名室利用設定はございません。2名1室利用にて承ります。3名1室以上のご利用はお問い合わせください。

 

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