【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年10月29日
【帰国レポート】美しきクロアチア、スロベニアとモンテネグロ
<2025年10月19日(日)~10月29日(水) 11日間 添乗員:大阪支店 南崎有香>
弊社の人気ツアー「美しきクロアチア・スロベニアとモンテネグロの旅」に関西空港から同行いたしました。秋のアドリア海沿岸は、紅葉に彩られたプリトヴィッツェ国立公園の湖群、城壁に囲まれたドブロヴニクの赤い屋根、そして「アルプスの瞳」ブレッド湖の輝きがいっそう美しく映える季節です。多彩な魅力が凝縮された3か国を巡る旅の様子をご報告します。
旅はスロベニアの首都リュブリャーナから
人口約29万人のスロベニアの首都リュブリャーナは、一国の首都としては小さく可愛らしい町です。町中にはバロック様式の軽やかな建物が数多く建ち並び、隣国オーストリアの地方都市のような雰囲気を漂わせています。それもそのはず、この町は1000年以上もの長きにわたり、神聖ローマ帝国やハプスブルク家の支配下に置かれていました。それゆえに、「小さなウィーン」と呼ばれることもあります。現在のリュブリャーナの町並みは、1895年に町を襲った地震後に再建されたもので、建物の多くはウィーン分離派様式が採用されています。


ヨーロッパ最大のポストイナ鍾乳洞では、まずはトロッコに乗って広大な洞窟内を探検。この鍾乳洞は原始時代から人々に利用され、現在公開されている部分は、1818年に地元のルカ・チェーチという男性が偶然穴に落ちたことで発見されました。スパゲッティホールや白く美しいブリリアント、自然の造形美に圧倒されました。


クロアチア プリトヴィッツェ国立公園の秋景色はこの時季ならでは
今回のツアーのハイライトの一つ、世界遺産プリトヴィッツェ国立公園での終日観光。朝から雲一つない快晴に恵まれ、下湖群の入り口から入り、まずは最大の滝・ヴェリキ滝を目指して歩きます。木道を歩き進めると、カルスト台地でろ過され透き通った美しい湖が次々と現れます。段差のように湖が連なる様子が特徴的で、道中数多くの滝も見られます。秋のプリトヴィッツェは、紅葉に彩られた木々が湖面に映り込み、エメラルドグリーンやターコイズブルーの水の色と相まって息をのむ美しさです。透明度が高く、湖底まで見えるほどの清らかな水には、マスなどの魚も泳いでいました。木道を1時間半ほど歩き、ボートで上湖群へ移動。上湖群では緑の植物の間から無数の滝が落ちる様子を楽しみながら、さらに約1時間かけて最上部まで登りました。秋の色づいた森と透き通る湖、そして白く流れ落ちる滝が織りなす景観は、まさにこの季節ならではの絶景でした。




「アドリア海の真珠」ドブロヴニク
ドブロヴニクでは、ロビーからも城壁に囲まれた旧市街を望むことができる老舗のホテル・エクセルシオールに2連泊し、早朝のうちに観光客がほとんどいない旧市街へ。朝市や、静かな石畳の路地を歩く贅沢な時間を過ごしました。早朝の旧市街散策は、近くに連泊する当ツアーならではの特権です。スルジ山からのロープウェイで頂上へ上がると、城壁に囲まれた赤い屋根の街並みとアドリア海の青が織りなす絶景が広がっていました。旧市街では、守護聖人ヴラホが迎えるプロチェ門から入り、スポンザ宮殿、総督邸、大聖堂の聖遺物、クロアチア最古の薬局があるフランシスコ会修道院など、見どころを巡ります。午後の自由時間には城壁ウォークにご案内。城壁の上から眺める赤茶色の屋根が連なる景色は、まさにドブロヴニクならではの光景です。最後の夕食では新鮮なロブスターなどを堪能し、旅の締めくくりにふさわしい時間となりました。






ハプスブルク帝国、ヴェネツィア共和国、オスマン帝国など、様々な支配者の影響を受けながらも、各地域が独自のアイデンティティを保ち続けている様子が印象的でした。特に秋のプリトヴィッツェ国立公園の紅葉に彩られた湖群、ドブロヴニクの赤い屋根と青い海のコントラストは、この季節ならではの美しさでした。透明度の高い湖、古代ローマの遺跡、城壁に囲まれた中世の町並み、そしてアドリア海の輝き。いつ訪れても素敵ですが、ぜひ秋に一度は訪れていただきたい場所です。
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