【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年11月14日

【帰国レポート】カスティーリャ・イ・レオン州の街々とサラマンカの旅 10日間

<2025年10月19日(日)~10月28日(火)10日間 添乗員:九州支店 熊谷里佳子>

<2025年10月19日(日)~10月28日(火)10日間 添乗員:九州支店 熊谷里佳子>

は、スペイン最大の州「カスティーリャ・イ・レオン州」の街々を巡る旅に同行しました。スペインの中でも最もスペインらしい州と言われ、観光地化されずに郷土色が残る現地の様子をレポートします。

旅の始まりはセゴビアから

マドリッド空港に到着し、まず向かったのはセゴビア。この町のシンボルはなんといってもローマ時代の水道橋です。この水道橋を一目見たかったというお客様も多く、到着してすぐに目の前に現れた水道橋に感嘆の声が上がりました。また、スペイン史の中で外せないイザベル1世が女王として戴冠した場所「アルカサル」にも足を運びました。こぢんまりとした町でありながら、ローマ時代から中世までの雰囲気を一度に感じることができました。

8階建てのビルの高さとは驚きです
カスティーリャ王の居城だった「アルカサル」
「大聖堂の貴婦人」と呼ばれるセゴビア大聖堂

城郭都市アビラには2連泊滞在しました

全長2.5キロの城壁に囲まれた城郭都市アビラ。城壁の保存状態がよく、完全にぐるりと町を囲む形で残っています。中世の城塞都市の雰囲気をそのまま残す旧市街の散策では、石畳の道を歩きながら、この町のシンボルである聖テレサの修道院や大聖堂を訪れました。自由行動では実際に城壁を歩き、玉手箱のような旧市街を一望、また違った視点から町並みをご覧いただきました。

ライトアップされた城壁
聖テレサの命日を記念する式典の後ということで、花束が置かれていました

学問の都 サラマンカ

「知を欲するものはサラマンカへ行け」と称されるほど、中世より学問でリードしてきたサラマンカには4連泊滞在しました。これまで訪れた町とは雰囲気ががらりと変わり、少し歩くだけで学生の姿が目立ち、大学の校舎も至るところに。学生たちが登校を始める朝の静かな時間帯から、観光客や地元の人々で賑わう昼から夜まで、様々な表情を見せるサラマンカを存分に満喫しました。

文学部の建物前の学生の姿
サラマンカ大学旧校舎の図書館。古いもので16世紀の書物が保管されています
夜のサラマンカも美しい
街の至るところにある「ビトール」。サラマンカ大学で博士号を取得した証として壁に描かれます
地域特産のヴィリャマヨール産の砂岩で作られた「サンエステバン修道院」夕暮れどきになるとこのように黄金色に輝きます

カスティーリャ・イ・レオン州のガストロノミーを楽しむ

カスティーリャ・イ・レオン州では、豊かな伝統と質の高い食材を活かしながらモダンな料理も発展しました。やはりスペインの旅は食への期待値が高く、お客様も毎食とても楽しみにされていました。また、ルエダ(白)、リベラ・デル・ドゥエロ(赤)といったスペインでも名高いワインの産地もあり、今回はワイナリーも訪問。ルエダワインの試飲と共に、タパスなどの小皿料理を味わい、ワイナリー見学もお楽しみいただきました。

セゴビア名物、コチニージョ・アサ―ド(子豚の丸焼き)。皮はパリパリ、中は柔らかいのが特徴です
トランペットマッシュルームを使ったコロッケ
切りたての生ハム、ワインによく合います
旧市街を歩くとハモン・イベリコを売る店が目立ちます
ルエダ(白)は、ヴェルデホ種特有のハーブの香りと果実味が特徴
ブドウの収穫は、夜間に行われるそう

マドリッドやバルセロナなどの大都市とは異なる魅力に溢れたスペインの町々が見たい! という方にぜひお勧めしたい地域です。来年以降も発表予定ですので、ぜひご期待ください。

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