【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年10月09日
【帰国レポート】悠久のイスタンブール満喫の旅 8日間
<2025年9月24日(水)~10月1日(水) 添乗員:東京支店 山田 梨絵>
<2025年9月24日(水)~10月1日(水) 添乗員:東京支店 山田 梨絵>
2,700年以上の歴史を持つ、イスタンブール。ギリシャ、ローマの時代を経て330年に東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルとして再建されて以降、数々の歴史の舞台として名を馳せ、今も世界中の旅行客を惹きつけてやまない一大都市です。今回は、イスタンブールの旧市街地区に6連泊し、ツアータイトルの通り、イスタンブールを大満喫してまいりました。
ビザンチン美術の最高傑作 カーリエ・モスク(カーリエ博物館)
カーリエ・モスク(カーリエ博物館)は、東ローマ帝国の時代、4世紀にコーラ教会という教会として建てられました。現在の建物は11世紀のもので、14世紀に描かれた内部のモザイク画とフレスコ画がビザンチン美術の最高傑作として非常に有名です。オスマン帝国の時代にはモスクに改装されましたが、その後トルコ共和国の時代に博物館となり、2020年8月以降、再びモスクとなりました。モスクではありますが、内部の美しいモザイク画とフレスコ画は公開されており、誰でも見学することができます。


2つのミフリマー・スルタン・モスク
イスタンブールには、ミフリマー・スルタン・モスクという名前のモスクが2つあります。ミフリマーとは、スレイマン大帝と皇后ヒュッレムの間に生まれた唯一の皇女で、大帝はミフリマーをたいそう可愛がっていたそうです。スレイマン大帝は大建築家ミマール・シナンにミフリマーのためのモスクを造ることを命じたそうですが、実は、ミマール・シナンはこの皇女ミフリマーに叶わぬ恋心を抱いており、その思いを表現したのがこのミフリマー・スルタン・モスクだそうです。ミフリマーの名を冠したモスクはアジア側のウスキュダルとヨーロッパ側のエディルネカプにあります。ミフリマーとは、ペルシャ語で「太陽と月」を意味し、4月と5月の年に数日、一方のモスクの後ろに太陽が沈み、もう一方のモスクから月が昇る設計だとされています。何ともロマンチックな逸話があるこの2つのモスクを、今回の旅では両方ご覧いただきました。


風情ある、ガラタ橋からの眺め
イスタンブールでおすすめなのが、ガラタ橋を徒歩で渡ることです。ガラタ橋は旧市街地区と新市街地区を結ぶ、トラムと車が通っているメインの橋ですが、徒歩でも渡ることができ、端から端までゆっくり歩いても15分くらいです。新旧イスタンブールを望み、ボスポラス海峡や金角湾を行き交う船を眺めながら風に吹かれていると、悠久の都イスタンブール旅情を味わうことができます。


ガラタ橋では、釣りを楽しむ地元の人々を数多く見かけます。皆さん、自慢の釣り竿と椅子を持参して気合十分。私たちが見かけた時は釣れていた魚は主に小アジでしたが、時にはサバなどの大きい魚も釣れるそうです。歩いて散策するからこそ楽しめるイスタンブールならではの光景です。
猫の街イスタンブールで、様々な猫との出会い
イスタンブールに猫が多いことは有名ですが、百問は一見に如かず、至るところに猫がおり、場所によっては人間よりも猫の数が多いくらいでした。その昔、預言者ムハンマドに噛みつこうとした毒蛇を猫が嚙み殺して命を救ったことから、ムハンマドは猫をとても大事にするようになったという逸話があり、イスラム教では猫が大切な動物として尊重されています。モスクの中も犬などは入場禁止ですが、猫は出入り自由でした。


街には飲み物の自動販売機はありませんが、キャットフードの自動販売機(?)があちこちにあり、誰でも猫にごはんをあげることができます。栄養たっぷりのごはんがいつでも食べられて、毛艶が良い猫たちばかり。イスタンブールは、噂どおりの「猫にやさしい街」でした。


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