語り部と旅する 

復興の光 神戸ルミナリエと神戸建築散歩【3日間】

  • 集合場所:新神戸駅
  • 出発日: 2月5日(木)
  • 旅行代金:¥155,000

ツアーコード: JP1936

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ここにご注目。旅のポイント

Point 1
非公開の洋館を建築の専門家倉方俊輔氏とともに見学します。
Point 2
神戸ルミナリエのデザイナー、ダニエル・モンテベルデ氏から2026年のルミナリエについてのお話を伺います。
Point 3
夜景も楽しめる「神戸北野テラス」をはじめ食事もお楽しみいただきます。

ツアープランナーより

日本を代表する港町のひとつ、神戸。1995年1月に起こった阪神淡路大震災により壊滅的な被害を受けながらも、復興を遂げ国際交易港として日本の玄関口の役割を担い続けています。震災からの復興を掲げて1995年12月に始まった「神戸ルミナリエ」は、2026年で31回目を迎え、犠牲者の鎮魂と復興への光を灯し続け、人々を魅了しています。このたびは、ルミナリエのデザイナーであるダニエル・モンテベルデ氏と、建築の専門家倉方俊輔氏、2人の語り部からお話を伺い、神戸の歴史と今を深く知る企画といたしました。わずか10日間の神戸ルミナリエの幻想的なひとときに合わせた旅です。復興の光とともに神戸の魅力を感じていただければ幸いです。

31年目を迎える神戸“復興の輝き”

非公開の異人館も訪問 ハイカラな港町・神戸の散策をお楽しみください

通常非公開の中華民國留日神戸華僑總會と月に1回のみ公開のシュウエケ邸、2つの異人館をご案内。専門ガイドに大阪公立大学教授の建築史家で、建築に関する著書も多数お持ちの倉方俊輔氏をお迎えします。観光が何倍もおもしろくなる建築散歩にご期待ください。

中華民國留日神戸華僑總會(旧ゲンセン氏邸宅)

「中華民國留日神戸華僑總會」は、台湾のパスポートを持つ兵庫県内在住の華僑らで作られた組織で、ドイツ人実業家ゲンセン氏の旧宅を拠点にしています。1909(明治42)年頃に建てられた建物で、木の風合いを生かした下見板張り、ベイウィンドウ(出窓)、レンガ積みの煙突などの特徴があり、京都・同志社大学にある重要文化財「ハリス理化学館」を設計したA.N.ハンセル氏が手がけたものと考えられています。

ゲンセン氏の邸宅が中華民國留日神戸華僑總會によって大切に使われています

シュウエケ邸(旧A.N.ハンセル氏邸宅)

もとは明治期に活躍したイギリス人建築家A.N.ハンセル氏の自邸で、1896年の竣工。ブリティッシュ・コロニアル様式で、庭園には芝生に石灯籠を配置するなど和洋折衷の要素が楽しめます。館内のインテリアも国際色豊か。1階のシャンデリアはイタリア製、家具はフランス製。ペルシャ絨毯も見事です。1954年からはユダヤ人貿易商のシュウエケ家の自邸となり、今も使われています。

英国の趣が漂うシュウエケ邸
調度品も受け継いで使われています(シュウエケ邸)

倉方俊輔氏

建築史家。大阪公立大学教授。著書に『京都 近現代建築ものがたり』『東京レトロ建築さんぽ』『伊東忠太建築資料集』『吉阪隆正とル・コルビュジエ』ほか。建築をテーマにした日本最大規模のイベント「東京建築祭」の実行委員長、「イケフェス大阪」、「京都モダン建築祭」の実行委員を務める。日本近現代の建築史の研究と並行して、建築の価値を社会に広く伝える活動を行っている。

倉方俊輔氏とともに建築散歩へ

「神戸復興の光」ルミナリエを制作者の解説とあわせてご覧いただきます

ルミナリエとは、イタリア語で「電飾」を意味する言葉。中世イタリアの祝祭装飾が起源であるとされ、現在ではイタリア南部を中心に見ることができます。1995年12月の第1回「神戸ルミナリエ」は、同年1月に発生した阪神淡路大震災の復興の象徴として開催されました。未だ復旧途上にあった神戸の夜に灯った荘厳な光の芸術は、大災害に打ちひしがれた神戸の街と市民に大きな感動と勇気、希望をもたらしたのです。開催直後から各界や市民から継続を望む多くの声が寄せられ、以来神戸の冬の風物詩として続けられています。2026年には31回目が開催予定。第1回の1995年は「夢と光」、第30回の2025年は「30年の光、永遠に輝く希望」と、毎年テーマに沿って一新されたイルミネーションが神戸の町を彩ります。会期はわずか10日のみ。この時期にだけ輝く復興の光をご覧いただく機会といたしました。

今回は、2011年から毎年ルミナリエの装飾をデザインしているイタリア人デザイナーのダニエル・モンテベルデさんより、2026年のデザインや見どころについてお話を伺ってから、実際にルミナリエを見学いただくプログラムといたしました。

※KOBEルミナリエの今後の継続のために、お1人100円の会場募金にご協力ください。

神戸ルミナリエ(イメージ)※画像は第30回のものです ©Kobe Luminarie O.C.(画像複製禁止)

ダニエル・モンテベルデ氏

クリエイティブ・ディレクター/プロデューサーとして広告、映像制作、イベント・プロモーションなど様々な分野の国際プロジェクトを手掛け、その運営能力と文化的造詣は高い評価を受けている。元NHKワールド・ラジオ・ジャパン・アナウンサー、政府高官レベル同時通訳、東京文化資源会議文化委員、立山黒部世界ブランド化推進会議パネリスト。作家、工学博士号取得、イタリア国籍。

ダニエル・モンテベルデ氏

神戸の歴史を知る博物館や美術館を訪れます

古くから大陸との交易港として栄えた神戸。1868年の開港以来、国際交易港として設備が整えられ、日本を代表する港町に発展しました。神戸港の歴史を知る海洋博物館や、2002年に安藤忠雄氏の設計により阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして誕生した兵庫県立美術館を訪れます。第2展示棟のAndo Galleryでは、安藤忠雄氏の建築模型やドローイング等が紹介されています。

兵庫県立美術館 ©Masaki Tada

夜景を望むレストラン「神戸北野テラス」や神戸牛、食の町神戸を堪能

初日の夕食はルレ・エ・シャトー加盟のラグジュアリーホテル「神戸北野ホテル」の別邸として2023年にオープンした「神戸北野テラス」へ。神戸の美しい夜景を一望できるレストランで、北野ホテルの総料理長・山口浩氏が手がけるメニューをお楽しみいただきます。2日目には神戸牛を、最終日はアーティスティックな兵庫県立美術館内のレストラン「Rokumei Saryu(ロクメイ サリュウ)」でのランチをご用意しました。港町らしく多彩な食材を生かした、食の町神戸の美食をお楽しみください。

神戸北野テラス 黒毛和牛料理の一品(イメージ)
ルレ・エ・シャトーグランシェフの称号も持つ山口浩氏

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
新神戸駅12:30集合

■午後、新神戸駅に集合。

■その後、語り部プログラム①通常非公開の●中華民國留日神戸華僑總會(旧ゲンセン邸)、●シュウエケ邸を近代建築の専門家、倉方俊輔氏ともに見学します。

■夕食は、神戸北野ホテル別邸の「神戸北野テラス」にて神戸の夜景を楽しみながらお召し上がりください。

【2連泊】(神戸泊)

2日目
神戸

午前、神戸海洋博物館神戸港震災メモリアルパークご案内します。

■昼食は神戸牛をお召し上がりください。

■午後、語り部プログラム②ルミナリエの装飾のデザイナー、ダニエル・モンテベルデ氏から神戸ルミナリエ2026のデザインや見どころを伺います。

■夜、神戸ルミナリエの見学にご案内します。

(神戸泊)

3日目
神戸 新神戸駅14:30解散

■午前、神戸の文化復興のシンボル●兵庫県立美術館●Ando galaryへ。

■昼食は美術館内のレストランRokumei Saryu(ロクメイ サリュウ)にて。

■午後、新神戸駅にて解散。

 

 

 

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出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
2月5日(木)発

旅行代金:¥155,000

1名室利用追加代金:¥25,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

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