【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年06月09日

【帰国レポート】フレンチ・アルプスの首都グルノーブル滞在と周辺の旅 ②日帰りバス旅行編

<2025年5月25日(日)~6月3日(火) 10日間 添乗員:東京支店 渋江恭子>

 グルノーブルのあるイゼール県やその周辺は日本ではほとんど知られていませんが、視察を通じ訪ねる価値がある場所をたくさん見つけました。専用バスを用意し、「山間の秘宝」ともいうべき景勝地や歴史ある村をご案内しました。

山河を縫って、フレンチ・アルプスを目前に望むビュースポットへ。

 ツアーの5日目にはグルノーブルからバスで2時間ほどの場所にある村シャズレへ。ここからはフレンチ・アルプスの名峰ラ・メイジュを間近にご覧いただくけます。この日は天候にも恵まれ、峻険な山頂、青空に映える白い氷河がはっきりと見え、皆様大喜びでした。迫力ある山容と対をなすように素朴な村には愛らしい花々が咲いていて、山景色と村の散策を楽しみました。

シャズレ村から望む標高4,000mのラ・メイジュ峰。「すごい!」圧巻の山容に歓声が上がりました
標高2,000mに佇むシャズレ村。素朴な雰囲気が魅力でした
珍しい姿の花も見つけました
移動の合間にランチタイム。フレッシュなトマトとチーズの前菜は「おいしい」と好評でした
山間を走る景勝鉄道にも乗車いただきました

グルノーブル西部に聳え立つヴェルコール山塊の懐へ

 ツアー8日目はグルノーブル西部のヴェルコール地方へ。石灰岩のヴェルコール山塊には自然の芸術作品・ショランシュ鍾乳洞があります。洞内には天井から伸びるレースの糸のように細い管状鍾乳石と青い池が織り成す幻想的な風景が広がり、「綺麗」と思わず声が出るお客様もいらっしゃいました。
 その後はヴェルコール山麓に佇む村サン・タントワーヌ・ラベイへ。11世紀に聖遺物が持ち込まれたことをきっかけに多くの巡礼者が訪れるようになりました。現在も中世に造られたはちみつ色の家屋が軒を連ね、往時の雰囲気を留めています。小さくも味わい深い村をのんびりと散策いただきました。

澄みわたる青い池、レースのように繊細な白い鍾乳石。幻想的な風景に多くのお客様が魅了されていました(ショランシュ鍾乳洞)
ランチで立ち寄った村ポン・トン・ロワイヨンヌ
ヴェルコール川産の鱒と名物のラヴィオリをお召し上がりいただきました
フランスの最も美しい村の一つ サン・タントワーヌ・ラベイ
中世の趣が残る村で、のんびりと散策をお楽しみいただきました

旅の最後に現地観光局から招待を受けて、中世の村へ

 帰国日にはグルノーブルとリヨン空港の間にある村クレミューから「ぜひ立ち寄ってほしい」と招待を受けて、急遽予定を変更してご案内しました。村ではツアーの企画に際し、ご尽力いただいた現地観光局のラシェルさん、クロチルドさんと中世の騎士に扮したガイドのルカさんが出迎えてくれました。クレミューは中世に交易で栄えた村で、現在も往時の城壁や商家、教会が残っています。地元の方と交流しながら、風情がある村でのひとときをお過ごしいただきました。

クレミューで迎えてくれた現地観光局のラシェルさん(右)、クロチルドさん(中央)、ガイドのルカさん(左)
中世の騎士の姿をしたガイドのルカさんが大人気でした

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