【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年03月21日
【帰国レポート】空と海から眺めるハロン湾と「陸の絶景」チャンアンの旅
<2025年3月4日(火)~3日10日(月)7日間 添乗員:東京支店 小熊菜幹>
<2025年3月4日(火)~3日10(月)7日間 添乗員:東京支店 小熊菜幹>
ベトナム北部にスポットライトを当てたツアーから帰国しました。①フランス統治時代のコロニアル建築が並ぶハノイ、②世界複合遺産で「陸の絶景」とも称されるチャンアン、③無数に林立する奇岩が特徴のハロン湾の絶景。1週間ほどの滞在で、各地で感じられる歴史と自然の美しさに圧倒される旅でした。北部の魅力がぎゅっと詰まった当ツアーのレポートをお届けします。
中国・フランス文化が融合したハノイを逍遥しました
ハノイは千年の歴史を誇るベトナムの首都で、中国・フランスの影響を受けた文化が色濃く残る街です。旧市街には細い路地や伝統的な商店が並び、ホアンキエム湖周辺にはハノイ大聖堂やタンロン遺跡のような歴史的な名所もありながら、古都の趣と近代化が調和した魅力的な都市です。
ツアーでは電動カートを利用して街を巡り、人々の生活を近くで感じました。


ニンビンでは「陸の絶景」チャンアンとファットジェム教会を見学しました
ニンビン省のチャンアンではボートツアーへ。穏やかな川を手漕ぎボートで進むと、まるで別世界に迷い込んだような感覚に。複数の洞窟をくぐり抜け、鍾乳石が幻想的な光景を生み出します。映画『キングコング』のロケ地としても知られています。観光客だけでなく、地元の人々の信仰の場としても大切にされるチャンアン。ゆったり2時間のコースで堪能していただきました。



「ベトナムの石の教会」とも称されるファットジェム教会は、ベトナム人司祭チャン・ルックによって設計・建設され、1891年に完成。西洋のゴシック様式とベトナムの伝統的な建築様式が融合したデザインが特徴で、堂内の木造の曲線美や龍の彫刻、仏教寺院のような屋根がカトリック教会とは思えない独特の雰囲気を醸し出しています。
教会の敷地は広大で、中央にある大聖堂を中心に、鐘楼や池、5つの礼拝堂が点在。特に「石の教会」と呼ばれる大聖堂は全体が石造りで精巧な彫刻が施され、見応えがあります。教会は信者の祈りの場であるだけでなく、観光地としても人気で、ベトナムにおけるカトリック文化の象徴のひとつとされています。歴史と芸術が融合したこの教会は、ニンビンに宿泊するからこそ訪れられる建築遺産です。



ハロン湾をデイ・クルーズ
ハロン湾は、ユネスコ世界自然遺産に登録された、美しい絶景が広がる場所。ベトナム語で「ハロン」には「降りる龍」という意味があり、古の伝説が関係しています。昔、ベトナムの人々が侵略者と戦っていたとき、天から龍の親子が降りてきました。龍たちは口から宝石や翡翠を吐き出し、それが海に落ちて無数の島々となり、敵の船の進行を阻みました。このおかげで、ベトナム軍は侵略者を撃退することができたとされています。戦いが終わった後、龍たちはその美しい風景を気に入り、そのままこの地に留まったと言われています。それ以来、この地は「ハ・ロン(Ha Long)=降りる龍」と呼ばれるようになりました。

数千もの石灰岩の奇岩が海に浮かぶ幻想的な風景が特徴です。クルーズ船に乗船すると、美しい島々や洞窟を巡る旅が始まります。主要な観光スポットには、「スンソット洞窟」のような壮大な鍾乳洞、パノラマビューが楽しめる「ティトップ島」が挙げられます。また、手漕ぎボート体験もあり、猿が生息する静かな入り江を間近で堪能しました。



ゆったりとベトナム北部を巡った、魅力あふれるツアーでした。自然、文化、おいしいお食事と、魅力たっぷりのベトナムへ、ぜひ皆様もお出かけください。
この記事に関するキーワード
お気軽にお問い合わせください
電話相談はこちら
受付時間:午前9:30~午後5:30
- 東京
- 03-3501-4111
- 大阪
- 06-6343-0111
- 名古屋
- 052-252-2110
- 九州
- 092-473-0111
- 札幌
- 011-232-9111
- 湘南
- 0466-27-0111