日本航空で行く 夏の中国東北地方

旅順・大連・瀋陽と万里の長城最東端への旅【7日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 8月30日(土) 、 9月12日(金)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用 ¥278,000〜ビジネスクラス利用 ¥378,000

旅のポイント

Point 1
ワールドの旅に初登場 中朝国境の町・丹東に連泊。「万里の長城」東端も訪ね、北朝鮮を遠望します
Point 2
日本にもゆかりのある中国東方地方の大連や旅順、瀋陽の3つの街にご案内します
Point 3
大連では日系のホテル・ニッコー大連に連泊。日本時代の面影が残るスポットを巡ります

ツアープランナーより

夏目漱石著『満韓ところどころ』(明治42年)は、朝鮮半島や旅順、大連、瀋陽を巡った随筆です。当時、一番身近な「海外」でしたが、旅順は軍港として外国人入域が長らく制限されていました。観光自由化に先立つ2008年に弊社が旅順の旅を発表してから早17年、司馬遼太郎『坂の上の雲』の舞台や、大谷探検隊のシルクロードコレクションを収蔵する旅順博物館など、自由に散策ができるようになりました。 懐かしさ感じる旅順、大連、瀋陽の散策とともに、今回は北朝鮮との国境の町・丹東も訪問。万里の長城の最東端を歩き、随所に北朝鮮を望む、不思議な雰囲気の町に連泊。東北・遼寧省版ゴールデン・トライアングルを巡る、ワールド初登場の旅です。

見どころのご紹介

ワールドの旅に初登場 中朝国境の町・丹東に連泊。「万里の長城」東端も訪ね、北朝鮮を遠望します

中国と北朝鮮の国境を成すのが、鴨緑江。満州時代、ここに日本が建設した2本の橋が架けられていました。1本は朝鮮戦争時、米軍によって破壊され寸断。途中まで渡ることができ、川向うの北朝鮮を望めます。虎山長城は明代に築かれた万里の長城の東端です。見晴らし台から北朝鮮を遠望します。明から満州、そして現代へと続く歩みの中で、中朝だけでなく日本も関与していた歴史の舞台を訪ねると、様々な思いが去来することでしょう。

万里の長城の東端「虎山長城」(視察時写真)
「虎山長城」からはすぐ近くに北朝鮮を望むことができます(中央に見える村落が北朝鮮です) 視察時写真
北朝鮮につながる中朝友誼橋(視察時写真)
切断された鴨緑江断橋(視察時写真)

ノスタルジックな街並みが旅情を誘う大連をご案内します

中国・東北の玄関口、大連はベイサイドにモダンなビルが建ち並ぶ近代都市の顔を見せる一方で、街中を歩いていると、まるで映画やドラマに登場するような古い建築が現れたり、一歩路地に入ると懐かしい風情の家屋が並んでいたりと、変化に富んだ街並みが広がります。日本統治時代のバロック建築が建ち並ぶ「中山広場」、「旧満鉄本社」(外観)などを訪ねます。

日本統治時代の建築も多く残る 大連の中心「中山広場」
上野駅と同じ設計で日本時代に建設された大連駅
旧日本人街に残る歴史建築(イメージ)

旅順では二〇三高地や日本時代から続く旅順博物館を見学します

旅順では日露戦争の激戦地となった「二〇三高地」や講和条約締結の舞台となった「水師営」を訪ねるほか、かつて関東庁博物館だった「旅順博物館」も訪ねます。計6万点のコレクションを誇り、大谷光瑞を団長とする探検隊が新疆から持ち帰った「大谷コレクション」の一部も展示されています。建物自体も当時の雰囲気をまとわせて趣があり、目の前には旧関東軍司令部の建物も残されています。(博物館の展示物については、変更となる場合がございます)

二〇三高地から望む旅順港(視察時写真)
日本統治時代に建てられた旅順博物館
展示棚もレトロな旅順博物院(イメージ)
二〇三高地に残された大砲(視察時写真)
乃木将軍とステッセル将軍が会見した水師営(視察時写真)

もうひとつの故宮と中華バロックの街・瀋陽を散策します

瀋陽は満州族の後金が都を置き、歴代の清朝皇帝が過ごした街です。故宮といえば、北京の「紫禁城」が知られていますが、ここにはもうひとつの故宮があります。瀋陽のそれも保存状態の良い清代の皇居であり、世界遺産に登録されています。また、瀋陽では中国人が建てた洋風建築、中華バロックが開花しました。今も残る東京駅設計者の辰野金吾が建てた奉天駅(現・瀋陽駅)周辺のフリークラシックの建築群と併せてご注目ください。

中華バロック様式の張学良旧居(大帥府)
瀋陽故宮内の八角殿(大政殿)

都市間の移動は、高速鉄道を利用。これまでに比べて各段に移動が楽になりました

日々、成長を続ける中国。観光インフラも急速に整い、今回の大連、瀋陽、丹東の都市間移動はすべて高速鉄道を利用します。驚くほど正確なダイヤで運行し、座席は2-3席の配列、一部、車内販売があるなど、日本の新幹線をイメージしていただくとよいでしょう。一方、駅構内は空港のように広々としており、お手洗いはもちろん、カフェ、売店も充実。多くの駅は、エレベータが完備されています。

各都市の移動は高速鉄道を利用(イメージ)

 大連では国内旅行の延長でくつろげる日系ホテルに連泊 「ホテル・ニッコー大連」

旅の締めくくりとなる大連の連泊は、安心してくつろげる日系ホテルの宿泊を選びました。「ホテル・ニッコー大連」は2006年5月にオープン。昨春より日本人スタッフが赴任、そのほか日本語を話せるスタッフも多く、大連唯一の日系ホテルならではのおもてなしで、安心・快適な滞在をしていただけます。館内直通のコンビニもあり、かつてのロシア人街(団結路)や中山広場へも歩いて行ける、大変便利な立地です。

落ち着いたロビー空間
客室も広々と快適です(イメージ)
35階の高さを誇ります

ツアー日程

7日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田09:25発 大連11:45着 大連駅14:36発 瀋陽北駅16:48着 瀋陽

午前、羽田空港より日本航空にて大連空港へ。

■大連空港着後、大連駅へ。

■大連駅より高速鉄道(2等車)にて瀋陽へ。

【2連泊】(瀋陽泊)

2日目
瀋陽 (瀋陽故宮博物院)

■終日、瀋陽の観光へ。●瀋陽故宮博物院●大帥府北陵公園にご案内します。

■夕食は老舗の名店「老辺餃子館」にて。

(瀋陽泊)

3日目
瀋陽 瀋陽駅午前発 丹東駅午前着 丹東 (安東神社)

午前、高速鉄道(2等車)にて中朝国境の街、丹東へ。

■午後、丹東の観光。○安東神社安東老街の散策などにご案内します。

【2連泊】(丹東泊)

4日目
丹東 (鴨緑江クルーズ) (万里の長城の東端虎山長城)

終日、北朝鮮と国境を接する町・丹東の市内観光。中国と北朝鮮を隔てる鴨緑江に架かる鉄橋鴨緑江断橋鴨緑江クルーズ、万里の長城の東端ともいわれる●虎山長城中国と北朝鮮の国境○一歩跨などへご案内します。

■夕食は、北朝鮮レストランでのお食事をご用意しました。

(丹東泊)

5日目
丹東 丹東駅午前発 大連駅午前着 大連

午前、高速鉄道(2等車)にて大連へ戻ります。

大連着後、バスにて市内観光。旧満鉄本社ビルの一角に残る旧満鉄病院大連賓館(旧ヤマトホテル)中山広場団結街周辺の散策にご案内します。

■ご宿泊は「ホテル・ニッコー大連」です。

【2連泊】(大連:「ホテル・ニッコー大連」泊)

6日目
大連 (旅順・二○三高地) (水師営) (旅順博物館)

■午前、「坂の上の雲」の舞台、旅順へ。二○三高地水師営、大谷コレクションの一部を展示する旅順博物館にご案内します。

夕食は海鮮料理をお召し上がりください。

(大連:「ホテル・ニッコー大連」泊)

7日目
大連13:00発 羽田16:55着

■チェックアウトまでごゆっくりお過ごしください。

■午後、大連空港より帰国の途へ。

■夕刻、羽田空港に到着。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは7日間のコースです。

出発日 旅行代金
8月30日(土)発

旅行代金:¥278,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥378,000

ビジネスクラス利用

9月12日(金)発

旅行代金:¥278,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥378,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥45,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:羽田空港~大連周水子往復

燃油サーチャージ:¥17,000(3月1日現在)

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)。

日本各地より お得な国内線のご案内

日本航空 国内線利用 各地〜羽田空港……片道¥8,000

※付帯条件がございますので、お問い合わせください。

■列車チケットの手配に際し、事前にパスポートのお顔写真ページのコピー(白黒可)を頂戴いたします。参加申込書とともにお送りください。なお、日程表内に時刻を記載している場合も、鉄道の発着駅、発着時刻は変更となる場合がございますので、ご了承ください。

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