【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年03月06日

【帰国レポート】小さな村に宿泊して尋ねる 知られざる北イタリアの美しい村々 9日間

<2025年2月26日(水)~3月6日(木) 9日間  添乗員:稲田裕子>

<2025年2月26日(水)~3月6日(木) 9日間  添乗員:稲田裕子>

昨年登場した「知られざる北イタリアの美しい村々」の旅に改良を加え、今年も発表いたしました。ボルゲット、ブリジゲッラ、アンギアーリ、そしてコルトーナと、通常のツアーではなかなか訪れることのない、北イタリアの田舎の小さな町や村を巡ってきました。全体的には気候もお天気も良く、観光シーズンが始まる少し手前の時期に訪問したこともあり、まだ静かな雰囲気をお楽しみいただけました。

モンテプルチアーノから見渡したトスカーナ「オルチャ渓谷」の風景

バルサミコ酢の老舗工房「マルピーギ社」へ

イタリアの名産バルサミコ酢。今回は、創業150年の歴史を誇るマルピーギ社を訪れました。バルサミコ酢を仕込んだ樽を屋根裏に寝かせて熟成すること最低12年。使われるブドウの品種、製法、酸度や糖度など厳しい査定をクリアして、ようやく最高ランク「トラディツィナオーレ」の称号を受けることができるそうです。サラダやフルーツ、カルパッチョやチーズに合うのはもちろん、バニラアイスにかけて食べるのもお勧めです。

伝統製法を守るマルピーギ社を訪れました
工房見学の後はテイスティングもさせてもらいました

4代続くブリジゲッラの老舗ホテルに宿泊しました

北イタリア、エミリア=ロマーニャ州のコムーネであるブリジゲッラ。「イタリアの最も美しい村」、そしてスローシティー加盟の村でもあります。この地に1890年に誕生したオステリアが、ホテル「ラ・ロッカ」の基盤となっています。現在は4代目オーナーのダニエレさんが、奥様シリさん、そしてマンマのアナさん、スタッフ数名とともに切り盛りしています。15部屋のみのこぢんまりとしたホテルですが、ダニエレさんが腕を振るう料理を目的に訪れるお客様も多いのだそうです。

ホテル「ラ・ロッカ」の外観
1890年にオステリアがオープンした場所が現在のレストランです。壁にはホテルの歴史が飾られています
地元の白ワインとともに
前菜はピエモンテのお米を使ったリゾットでした
メインコースのミートボール
デザートのフォンダンショコラ
高台に位置する時計塔から、ブリジゲッラの村を見下ろしました

芸術にふれる トスカーナの村々

トスカーナといえば、ルネサンス芸術の花開いた町フィレンツェや、フィレンツェに対抗したシエナなどが有名ですが、周辺の小さな町や村の博物館にも素晴らしい作品が収められています。今は失われてしまったダ・ヴィンチの『アンギアーリの戦い』の舞台を眺めたり、ピエロ・デラ・フランチェスカやフラ・アンジェリコなど、トスカーナを訪れたことのある方なら一度や二度は耳にした有名画家の作品もご覧いただきました。

ダ・ヴィンチの描いた『アンギアーリの戦い』の舞台
ピエロ・デラ・フランチェスカ『イエスの復活』を、彼の生まれた町、サンセポルクロで鑑賞
コルトーナの教区博物館で鑑賞するフラ・アンジェリコ『受胎告知』

小さな村に滞在するからこそ、夜景や朝の風景も楽しめます

今回宿泊したのはこぢんまりとした旧市街に位置する小さなホテルばかりです。ホテルを一歩出れば、趣ある町並みが広がり、夜景や朝の静かな風景を楽しむことができました。

ブリジゲッラのホテルは屋上が展望テラスになっています
アンギアーリのホテルの廊下の窓から夕暮れ時の家並みを撮影
アンギアーリのホテルから徒歩5分の展望エリアから夜景を撮影
コルトーナで朝の散歩にご案内した際に撮影した一枚

イタリア再訪の方が多く参加された今回のツアーですが、まだまだイタリアには良いところがたくさんある! ぜひとも小さな村を巡り、おいしいイタリア料理を楽しめる旅にまた出かけたい!というありがたいお声をいただきました。再訪の方はもちろん、初訪問の方にももちろんおすすめです。

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