【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年01月04日

【帰国レポート】シルバーミューズ 夏のニュージーランドからタスマニアの船旅

<2024年12月4日(水)~12月21日(土)18日間  添乗員:奥村恵子・稲田裕子>

<2024年12月4日(水)~12月21日(土)18日間>

添乗員:奥村恵子・稲田裕子

夏を迎える南半球のニュージーランドとタスマニアを巡るシルバーミューズの船旅に行ってまいりました。陸路で巡るのとは異なる魅力を持つ、小さな港町を巡るニュージーランドと、オーストラリア人でもなかなか訪れる機会の少ないタスマニアではホバート、ポートアーサー、そしてバーニーの3カ所を訪れました。町、自然、動物との出会い、そしてホスピタリティの高いシルバーミューズでのクルーズライフを皆様楽しまれました。

下船後、マッコーリー岬より、オペラハウスとハーバーブリッジ

クイーン・シャーロット・サウンドのクルーズ

ピクトン寄港中のエクスカーションで、クイーン・シャーロット・サウンドのクルーズへ。カタマランに乗船し、1時間半ほどのクルーズで、入り組んだ湾内の美しい風景をご覧いただきました。カモメや鵜、アジサシの他、カツオドリをご覧になった方もおられました。イルカやペンギンに出会えることもある人気のクルーズです。

青空とエメラルドグリーンの海がとても綺麗で、気持ちのいいクルーズでした
お客様も、風に吹かれ心地よさそうです
ピクトン名物のグリーン・マッセル(ムール貝)の養殖ブイ
ブルーペンギンが1羽ひょっこり挨拶にきてくれました!!

オタゴ半島のクルーズ

ポートチャーマーズ寄港中にはオタゴ半島のクルーズにご案内しました。アホウドリの営巣地がある外洋近くになると、途端に船が大きく揺れ、湾内の穏やかさとの違いに驚かれた方も多かったです。カルデラが沈み込んでできたオタゴ半島の荒々しい溶岩台地の岩場には、ニュージーランドオットセイが寝そべっていたり、羽を広げると3ⅿはあるアホウドリが優雅に空を舞っている姿をご覧いただくことができました。

乗船する船はその名もアルバトロス(アホウドリ)・エクスプレス
オタゴ半島の先端部。ここがアホウドリの営巣地です
岩場には背景と同色のオットセイたち
草むらにも1頭発見

タスマニアはボノロング野生生物保護区へ

オーストラリアは固有種の宝庫。約8000年前に本土から切り離されたタスマニアではその固有種が今でも生息しています。しかし、人間が入ってきて文明が発達するにつれ、野生生物たちは住処を追われ、やがて絶滅の危機に瀕していきます。そんなオーストラリア固有種の保護活動を行っているのが、1981年にオープンしたボノロング野生生物保護区です。

保護区の係員が保護されている動物たちのことを詳しく紹介してくれます
ハリモグラのタマゴッチ君。車との衝突事故で視力を失い、保護されてきました
ウィッシュおじちゃん(4歳半)。タスマニアデビルの寿命は野生では約5年、飼育下でも約7年だそうです
カンガルーふれ合いコーナーでは餌やりもできます
ぺこり。「ご馳走様でした」

歴史の浅い国々とは言われますが…それでも「歴史」はあります!

日本同様地震大国のニュージーランドのネイピアは、1931年にホークスベイ地震に見舞われ、町のほとんどが破壊されました。ちょうど再建した時代に流行していたのがアールデコ様式のため、今ではアールデコの聖地とも称されています。タスマニアのホバートは、シドニーに次ぐ古い歴史を持つ町です。流刑植民地として開拓された歴史を持つため、囚人たちが建設した多くの物が残されています。

今は観光列車のみの発着ですが、かつてはニュージーランド1の発着本数を誇ったダニーデンの駅舎
アールデコの町並みが残るニュージーランド北島のネオピア
1825年完成のオーストラリア最古の石橋「リッチモンド橋」建設に従事したのは囚人たちでした
世界遺産にも登録されたポートアーサー流刑場
流刑地内には病院もあり、外科手術も行われていました

ラグジュアリーシップ、シルバーミューズの船内生活

全室スイートタイプの高級客船シルバーミューズでは、スタッフの細やかなサービスが大変好評です。また、メインダイニングであるアトランティードの他に7つのテーマ性のあるレストランがあり、お客様はお好きなレストランでお食事をお楽しみいただけます。(一部有料、予約制あり。)クリスマスも近い今回は、船内のあちこちにクリスマスデコレーションがあり、華やかでした。

お天気のいい日には、日向ぼっこをしながらのんびり読書など
船尾にあるジャグジーからは大海原がご覧いただけます
毎夜催される華やかなショーも船旅ならではの楽しみです
広々としたオブザベーションラウンジ。イルカの群れにも出会いました
船内にはクリスマスデコレーション
MERRY CHRISTMAS & HAPPY NEW YEAR!!
デッキからの夕暮れの風景

シルバーミューズはあと数回オセアニアをクルーズした後、北上して東南アジアにやってきます。そして、来年2月頃には日本を訪れる予定もあるとか。姉妹船のノヴァやムーンが5月頃には日本クルーズを予定しているという話も船のスタッフに教えてもらいました。何度も乗りたくなる素敵な船なので、皆様もシルバークルーズでの船旅にぜひ一度お出かけください。

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