【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年10月02日

【帰国レポート】北極圏ラップランドの大自然とヘルシンキの旅 9日間

<2024年9月17日(火)~9月25日(水) 添乗員:東京支店 鈴木洋>

<2024年9月17日(火)~9月25日(水) 添乗員:東京支店 鈴木洋>

秋景色美しいフィンランドに行ってまいりました。長い冬に入る前にフィンランドの人々もその美しい自然を謳歌しようとしているのが印象的でした。気温も最高18℃、最低5℃とそこまで寒くない中オーロラ観測ができたのも、このシーズンの魅力だと感じました。

サンタクロースのいるラップランド・ロヴァニエミへ

フィンランドのロヴァニエミはラップランドの玄関口で、ラップランドの首都です。第二次世界大戦ではナチスドイツに壊滅的に破壊されましたが、巨匠アルヴァ・アアルトにより街は計画的に再建されました。ロヴァニエミ郊外にはサンタクロース村があり、一年中サンタさんが出迎えてくれます。村はちょうど北緯66度32分35の北極圏にあり、村のちょうど真ん中に北極圏の緯度線が引かれています。クリスマスに手紙が届けられるサービスや、サンタさんからお手紙をもらえるサービスもあり、サンタクロース村の郵便局から皆様熱心に絵葉書を書かれていました。

サンタクロース村のサンタクロース・オフィスではサンタクロースが皆さんをお待ちしています(個人のカメラでは撮影不可です)。手前は北極圏の線/ARCTIC CIRCLE(北緯66度32分35)
サンタクロースとの対面に胸が高鳴ります
 サンタクロース村の郵便局も可愛らしい外観です

ラップランドとサーミ人

「ラップランド」とはサーミ(SAMI)の人の土地という意味があります。サーミ人はフィンランド人と同じフィン・ウゴル族で、遠い昔アジア中央部からきた民族です。現在ではノルウェー・スウェーデン・フィンランドの北部地域とロシアのコラ半島に跨り約10万人が住んでいると言われています。かつては森の中に暮らし、トナカイの移牧を生業にしていました。20世紀の初め以降は社会的差別もありましたが、近年はサーミの文化、言語の保護も行われています。

サーリセルカでは天からの贈り物オーロラ観賞や秋景色を堪能しました。

北緯68度25分にあるのがラップランドのリゾート、サーリセルカです。夏はハイキング、冬はスキーと一年中アクティビティを楽しめるのが魅力です。今回は日中はフィンランドで2番目に大きいウルホ・ケッコネン国立公園のウォーキング、夜はオーロラ観賞を楽しみました。国立公園ではちょうど色づく森の中をハイキングできました。サーリセルカ到着後の夜、いよいよオーロラ観測へ。午後9時に集合すると、北の空に白いオーロラの予兆が。一眼レフで撮ってみると確かにオーロラでした。急いで山の中のオーロラハットに皆様をご案内し、約2時間に及ぶオーロラのショーをお楽しみいただきました。

秋のウルホケッコネン国立公園のウォーキングを楽しみました。 緩やかな坂を上ります
ウォーキングの後は湖畔沿いのコタ(テント)でランチです
ホテルの前でオーロラ観測していると出現したオーロラ。ここから約2時間程オーロラ観賞を楽しみました。
サーリセルカの山の中のオーロラ観測ハット
携帯で撮影したオーロラ写真。設定さえしっかりすれば撮影可能です。

ヘルシンキではアルヴァ・アアルトの自邸へ

首都ヘルシンキではリーディング・ホテルズ加盟のホテルカンプに3連泊。高級ホテルでの滞在をゆったりとお楽しみいただきました。ヘルシンキの市内観光では通常の観光とは違いトラムに乗って、近年再開発がされたハカニエミマーケットや、建築家アルヴァ・アアルト邸にご案内。日本語ペラペラのハンナさんの案内で1936〜1976年までアルヴァ・アアルトが暮らした自宅を解説いただきました。内部は彼のデザインしたもののほか、最初の妻のアイノ・アアルトのデザインした家具や他の北欧のデザイナーの家具などで溢れていて、本当におしゃれな空間でした。オフィスも兼ねていましたので、彼が最後まで作業したマイデスクも残っていました。

アルヴァ・アールトが亡くなるまで作業したマイデスク
フィンランド建築界の巨匠、アルヴァ・アアルトの自邸
リビングもシックにまとめられています。館内は日本語堪能なガイド、ハンナさんにしていただきました。

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