【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2024年09月24日

【帰国レポート】メルボルン長期滞在の旅

<8月13日(火)発〜8月21日(水)着 9日間 添乗員:東京支店 太田 勇樹>

 インスブルックやストラスブールなど、これまでヨーロッパを中心に長期滞在の旅を企画・発表してきましたが、今年からオーストラリアへと拡大いたしました。世界で最も住みやすい街に何度も輝いているオーストラリア南部ビクトリア州の州都メルボルンにて、7泊の滞在の旅へ行ってまいりました。

 住みやすい街といわれる理由は何なのか、その魅力をお伝えできればと思います。

メルボルンの中心部シティ
広大な敷地を誇る王立植物園
壁一面に描かれたストリートアート
裏路地のいたるところに点在する隠れ家カフェ

多民族がそれぞれの国の文化を持ち込み、融合する街

 メルボルンのシティには、個人経営のお洒落なカフェや、この時期オーストラリアンフットボールで盛り上がっているパブはもちろんのこと、世界各国の飲食店が並びます。今回は自由食が何度かあり、ご希望のお客様と一緒に様々な国の料理を食べに出かけました。アルゼンチン料理(ステーキ)、中華料理、イタリアン(ピザ)、和食、ベトナム料理(バインミー)、ギリシャ料理etc。様々な国の人が生活する多民族都市ならでは、そのどれもが自国の本場の味を再現しています。世界中の美食を一つの街で味わえるのも大きな特徴です。

 働く環境やインフラもしっかり整備されているため、人々のゆとりも感じます。レストランでのサービスでは笑顔とユーモアが溢れ、トラムで困っている人には皆声を掛け合い助けてくれます。移住してきた人々も言葉の壁に苦労してきた人が多いからでしょうか、言葉が通じなくても嫌な顔をせず誰もが優しく対応してくれます。夜中にカジノに行き、歩いてホテルまで帰っても問題ない治安の良さも魅力です。

 メルボルンには、世界中から移住してきた人々が自国の文化を持ち込み、異文化を受け入れて共存し、誰もが住みやすい自由な雰囲気が形成されています。滞在することで見えてくる、世界一住みやすい街といわれる所以です。

普通のサンドウィッチもこのサイズです
フェアウェルディナーは夜景の見えるレストランにご案内
カフェラテをテイクアウトして街の散策へ
自由食でアルゼンチンステーキの名店「Palermo」へ

大都市と豊かな自然

 シティ内に多くの公園があり、「ガーデンシティ」とも呼ばれるメルボルンですが、郊外に出るとより広大な自然が広がります。今回は華やかで軽やかなワインを産出するヤラバレーを訪れました。オーストラリアのワインといえば、力強くパワフルなものを想像する方もいらっしゃいますが、ヤラバレーのそれは違います。試飲をしたお客様もびっくりされていました。生産量が少なくなかなか日本市場には出回らないため、貴重な経験でした。モエ・エ・シャンドンが設立した「ドメイン・シャンドン」での昼食も天気に恵まれ、ブドウ畑と遠くに連なる山並みを眺めながら優雅なランチとなりました。涼しくなるとカンガルーがよく遊びにくるそうです。

 街中にはポッサム(小型の有袋類)除けのシートが巻かれた木々を多くみかけました。市内の公園や植物園に生息しているようです。今年、シドニーの人口を追い抜き、オーストラリアで一番大きな都市となったメルボルンですが、野生動物も多く生息する自然が残されており、人間と動物が共存できる環境が整えられていました。

ワイナリーの案内をしてくれたジョンさん
ポッサム除けが巻かれた木々と街並み
ドメイン・シャンドンのレストラン棟
この景色を眺めながらの優雅なランチ

 環境問題にも街ぐるみで取り組んでいるのが分かりました。カフェ文化が発達したメルボルンではMYコーヒーカップを持ち歩いている人も多く見かけました。極力プラスチック製品は使わないように工夫している店舗も多く、サステナブルな生活が根付いています。自然と上手く共存しながら、文化風習の違う人々もそれぞれを尊重し、互いに住みやすい環境を創り出している、最先端の技術を駆使した都市でもあり、どこかアットホームで包み込んでくれるような優しい一面もある。一度訪れたら虜になる街だと思います。

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