アブシンベルからルクソールへ

連泊で巡る・悠久のナイル2大クルーズとクフ王のピラミッド貸切見学の旅【13日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 1月20日(火)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000〜ビジネスクラス利用¥1,378,000

旅のポイント

Point 1
一般的なツアーではほとんど紹介されない、ナセル湖クルーズで世界遺産ヌビアの遺跡群を訪ねます。
Point 2
ルクソールのスフィンクス参道ウォーク、サッカラの2つのピラミッド入場などこだわりの観光プログラムにご案内します。
Point 3
数少ないナセル湖の高級クルーズ船やナイル川に面した客室など宿泊施設にもこだわりました。
Point 4
日中は混みあうクフ王のピラミッドを貸し切り特別観光。通常非公開の王妃の間や地下の間にも特別入場。

ツアープランナーより

欧米では大変人気のあるナセル湖クルーズ。その魅力はまるで大海を旅するかのような広大な湖の自然景観、及び湖畔のヌビア遺跡見学にあります。保存状態が良く、観光客もほとんど訪れない珠玉の遺跡群は見逃せません。また、定番のナイル川クルーズもお楽しみいただくことでエジプトの主要な見どころを一度に訪れる内容としました。加えて、朝の時間帯のクフ王のピラミッド内部の貸し切り見学、ルクソールの参道ウォーク、サッカラの2つのピラミッド入場などこだわりの観光プログラムにもご案内します。往路は機中泊のないフライトを利用し、宿泊はすべて連泊のゆとりある行程で、お身体へのご負担少なく旅をご満喫いただきます。エジプトの旅の決定版としてご期待ください。

ナセル湖畔とナイル河畔に佇む遺跡群を訪ね
エジプト古代文明の神髄に迫る

ひと味違うギザの観光。クフ王のピラミッドを人が混雑していない早朝に(注3)貸し切り特別見学

エジプトに現存するピラミッドの中で最大規模を誇るクフ王のピラミッド。内部への入場観光は一日300名限定のため常に長蛇の列ですが、今回は特別に貸切でご案内します。王の玄室に加え、通常はご覧いただけない「王妃の間」もじっくりとご覧ください。(注3)

混み合うクフ王のピラミッドを貸し切りで観光。通常非公開のエリアも特別見学します
誰もいないクフ王の玄室。神秘的な空間をご堪能ください
添乗員撮影:貸切見学でピラミッドエリアを訪れた際の様子。(写真は、朝の時間帯に訪れた際のものです。)

僅か数隻しか運航していないナセル湖クルーズ。世界遺産ヌビアの遺跡群を訪ねます

アスワン周辺からスーダンにかけての地域はヌビアと呼ばれ、現在ではアスワン・ハイダムやナセル湖が広がります。ダム建設計画の際、ヌビアの多くの古代遺跡はユネスコが中心となり遺跡を安全な場所へ移築し、ヌビアの信仰や文化を伝える貴重な世界遺産として保存されました。わずか数隻しか運航していないナセル湖クルーズの船をご用意し、陸上からは訪れることが困難なワディ・エル・セブア神殿、カラブシャ神殿などへアプローチします。

ヌビア地方最大の砂岩でできたカラブシャ神殿に残るレリーフ
ラムセス二世によって建設されたワディ・エル・セブア神殿

ルクソールやサッカラでこだわりの観光プログラム

かつてルクソール神殿とカルナック大神殿を結んでいたスフィンクス参道が近年発掘と修復を終えて、数千年ぶりに2つの神殿が結ばれました。ご希望の方は、かつて増水期に神々を迎えるための「オペトの祭り」が行われた、1200体ものスフィンクスが並ぶスフィンクス参道ウォークにご案内します。また、サッカラでは近年入場観光が可能になった階段ピラミッドやピラミッドテキストが残るウナス王の墓、彩色豊かなメフの墓などを入場観光でご案内します。

修復を終え、数千年ぶりに元の姿に戻ったスフィンクス参道(ルクソール)
近年、入場観光が可能となった世界最古の階段ピラミッド(サッカラ)
メフの墓に残る見事なレリーフ(サッカラ)
ピラミッドテキストが壁面にはっきりと残る重要史跡。ウナス王のピラミッド内部(サッカラ)

その土地の特色ある展示が魅力の地方の博物館にご案内

ヌビア人が多い南部、地中海を通じて古代ローマとの交流が盛んだった北部。エジプトは地域によって人種や歴史の背景が異なり、その特殊性が際立ちます。カイロ、ギザの博物館だけでなく、地方の博物館を訪れることでより深くエジプトの歴史を理解できるのです。アレキサンドリアのグレコ・ローマン博物館は、エジプト王朝末期のプトレマイオス朝に関する展示が充実し、ヨーロッパの影響を受けた彫刻などが歴史を語ります。また、アスワンのヌビア博物館ではエジプト南部からスーダンにかけて居住する、ヌビア人に関する展示が特徴です。エジプトの影響を多く受け、エジプト人よりもエジプト人らしいと言われた彼らの文化に迫ります。

ツアーの見どころ

保存状態がいいレリーフは必見。ヌビア最古の神殿・アマダ神殿

エジプト第18王朝の3人の王によって建設されたヌビア最古の神殿。レリーフは極めて保存状態がよく、壁には色鮮やかな装飾が残されています。移転時には、元の形のまま現在の場所に運ばれました。

色彩がはっきりと残るヌビア最古のアマダ神殿内部 ©Dennis Jarvis

「海のエジプト」・独特の史跡が残るアレキサンドリアも訪問

アレキサンドリアは、紀元前331年にアレキサンダー大王によって建設され、プトレマイオス朝の都として繁栄しました。地中海に面しているだけあって、他地域とは異なり、ギリシャ・ローマの影響が色濃く感じられる興味深い遺跡や出土品が多く、特にエジプト文明と地中海文明が混交した独特の文化が垣間見えるカタコンベは大変興味深いものです。

地中海に面したプトレマイオス朝の都・アレキサンドリア
古代エジプト、ギリシャ、ローマの文化が混じり合ったカタコンベのレリーフ

全面オープンの大エジプト博物館(GEM)に加え、ヌビア博物館もご案内

カイロでは2025年7月に全面オープン予定の大エジプト博物館(GEM)と、ツタンカーメンの黄金のマスクなどが展示されるエジプト考古学博物館へご案内します(注4)。更に、アスワンでは一般的なツアーでは殆ど訪れないヌビア博物館の見学へ。エジプト南部のヌビア地方で独自に発展し、地域の信仰を集めたここでしか見られない神々の像などが展示される、見どころが豊富な博物館です。

大エジプト博物館ではエントランスで巨像が皆様を歓迎します
エジプトとは異なるヌビアの文化にもふれます ©Vyacheslav Argenberg

世界有数の歴史を持つイスラム都市カイロ

古代文明が注目を集めるエジプトですが、首都カイロの歴史地区は1000年以上の歴史を持ち、世界遺産にも登録される、様々な時代のイスラム建築物が溢れる生きた博物館のような場所です。中でも白眉と言えるのがイスラム神学研究のために970年に建立されたアズハルモスク。聳え立つ5本のミナレットはその長い歴史を反映して建築様式が異なり、他では見られないものです。

イスラム世界の最高学府 アズハルモスク

市井の暮らしが描かれる「貴族の墓」にご案内

古代エジプトの巨大な神殿や葬祭殿で主に描かれるのはファラオが成した偉業と神々の対話です。雄大、かつ壮大な物語で見応えもあります。一方、遥かに小規模ながら市井の暮らしを垣間見る事で出来て面白いのが貴族の墓。ラモーゼの墓で貴重な初期アマルナ様式の壁画と有名な「泣き女」のレリーフをご覧いただきます。

ラモーゼの墓に残された初期アマルナ様式の見事なレリーフ
古代エジプトの葬儀のシーンを描いた「泣き女」のレリーフ。市井の人々の暮らしの一旦が垣間見られます。

 
高級客船「シュタイゲンベルガー・オマール・エル・カヤム号」で3泊4日のナセル湖クルーズ

乗船するオマール・エル・カヤム号は、ナセル湖のクルーズ船の中でも上位にランクされる高級客船です。ジェットバスやプールのあるサンデッキからは、心地よい風を感じながら湖畔の景色をお楽しみください。メインレストランのアブ・ナワスでのお食事やラウンジバー、スパなど設備も充実しています。運営はドイツの高級ホテルチェーン、シュタイゲンベルガーです。

高級客船シュタイゲンベルガー・オマール・エル・カヤム号
プールのあるサンデッキ
メインレストランのアブ・ナワス
スパなどの設備も充実しています
客室(イメージ)

ツアー日程

13日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港10:15発 イスタンブール17:50着/22:25発 カイロ23:50着

■午前、航空機にて、イスタンブールへ。

■航空機を乗り換え、カイロへ。

■着後、ホテルへ。往路は機中泊ではなく、ホテルで休憩できる行程としました。

【3連泊】(カイロ泊)

2日目
カイロ (サッカラ徹底探訪、メンフィス)

午前、サッカラへ。内部見学が可能となった、世界最古の階段ピラミッド、貴重なレリーフで知られるウナス王のピラミッド、市井の暮らしぶりが描かれたメフの墓を見学します。

■午後、メンフィス博物館の観光。夕刻、ホテルへ戻ります。

(カイロ泊)

3日目
カイロ (海のエジプト・アレキサンドリア)

午前、鉄道にてアレキサンドリアへ。着後、グレコ・ローマン博物館○カイトベイの要塞●カタコンベポンペイの柱○アレキサンドリアの大図書館をご覧いただきます。

■昼食はシーフードをご用意しました。

■午後、バスにてカイロへ戻ります。

(カイロ泊)

4日目
カイロ朝発 アブシンベル午前着

朝、国内線にてアブシンベルへ(途中、アスワンを経由します)。(注1)

■到着後、● アブシンベル大神殿、● 小神殿の観光へご案内いたします。

■その後、ナセル湖クルーズ船「オマール・エル・カヤム号」に乗船します。

【3連泊】船中:アブシンベル停泊)

5日目
アブシンベル カスル・イブリム アマダ ワディ・エル・セブア

朝、カスル・イブリムへ向け出航。着後、サンデッキより○カスル・イブリムを遠望。その後、船はアマダへ。

■着後、 ●アマダ神殿●ペンヌウトの墓●デール神殿の見学。

■午後、ワディ・エル・セブアへ。広大な湖面に広がるナセル湖の景観をお楽しみください。

船中:ワディ・エル・セブア停泊)

6日目
ワディ・エル・セブア アスワン

午前、 ●ワディ・エル・セブア神殿の見学へ。

■その後アスワンへ向け出航します。

船中:アスワン停泊)

7日目
アスワン (カラブシャ神殿)

午前、 ●カラブシャ神殿を見学。その後、「オマール・エル・カヤム号」を下船し、ナイル川クルーズ船「アムワージュ・リビングストン号」に乗船。

■午後、アスワン・ハイダム古代の石切り場ヌビア博物館へご案内します。(注2)

【3連泊】船中:アスワン停泊)

8日目
アスワン コム・オンボ エドフ

午前、イシス神殿を見学します。(注2)

■午後、コム・オンボへ向け出航。着後、● コム・オンボ神殿を見学。その後、エドフへ。

船中:エドフ停泊)

9日目
エドフ ルクソール (東岸観光)

朝、エドフの●ホルス神殿の観光へご案内いたします。

■その後、クルーズ船はルクソールへ向け出港。

■着後、ルクソール東岸観光へ。●カルナック大神殿、●ルクソール神殿かつて増水期に神々を迎える為の「オペトの祭」が行われた、ルクソール神殿とカルナック大神殿を結ぶ、スフィンクス参道ウォーク(平坦な道、全長2.7kmに1200体ものスフィンクスが並ぶ)の散歩(一部区間)にもご案内します。

船中:ルクソール停泊)

10日目
ルクソール (西岸観光) ルクソール午後発 カイロ夕刻着 ギザ

朝、西岸の観光へ。○メムノンの巨像、● ハトシェプスト女王葬祭殿、● 王家の谷(●ツタンカーメン王の墓)、●貴族の墓(ラモーゼ)、●ラムセス3世葬祭殿を見学。

■夕刻、国内線にてカイロへ。(注1)

■着後、ギザへ。

 【2連泊】(ギザ泊)

11日目
ギザ (クフ王のピラミッド貸切見学、大エジプト博物館)

■朝、3大ピラミッドが聳え立つギザ台地●クフ王のピラミッドの貸切見学です(注3)通常はご覧いただけない「王妃の間」を含め、じっくりとご案内します

■その後、三大ピラミッドを遠望出来る写真スポット○スフィンクス○河岸神殿へご案内し、全面オープンした●大エジプト博物館(GEM)の見学です。

(ギザ泊)

12日目
ギザ (エジプト考古学博物館) カイロ20:40発

午前、ツタンカーメンの黄金のマスクなど貴重な古代の品々が展示されるエジプト考古学博物館(注4)の観光。

■昼食後、カイロ歴史地区の観光へ。●アズハル・モスクなどへご案内します。

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

13日目
イスタンブール00:10着/02:30発 羽田空港19:45着

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港に到着後、解散。

※エジプトの全ての遺跡は政府の指示により公開中止または観光箇所の制限などの措置が突然とられることがあります。その場合、可能な限り日程の入れ替えや代替観光で対応いたしますが、やむを得ず入場できない場合には入場料をご返金いたします。

※エジプトの世界遺産は複数から成り立つため、個別の世界遺産表記は致しておりません。

(注1)エジプトの国内線のスケジュールは流動的なため、カイロよりアスワンへ空路で移動し、アスワンよりアブシンベルへ陸路で移動(約3時間)する場合もございます。予めご了承ください。

(注2)7・8日目のアスワンの観光は訪問順や日程を入れ替えてご案内する場合もございます。

(注3)クフ王のピラミッドの貸切観光は、ピラミッドエリアに観光客が少ない朝の時間帯を予定しておりますが、エジプト政府の要請等により、昼または夜、又は別の日に変更となる場合があります。その場合、観光順番を入れ替えてご案内します。

(注4)ツタンカーメンの黄金のマスクをはじめとする、エジプト考古学博物館の展示物は大エジプト博物館に移送される予定です。ツタンカーメンの黄金のマスクが大エジプト博物館に移送された場合、カイロ考古学博物館の見学はせず、大エジプト博物館のみご案内します。また、国内線の時刻によっては、第2日目の午後にご案内します。

 

 

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出発日・旅行代金

このツアーは13日間のコースです。

出発日 旅行代金
1月20日(火)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,378,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥250,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥72,000:5月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:東京~イスタンブール〜カイロ間往復

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

地方発着追加代金
大阪・名古屋~東京 片道・・・  5,000
福岡・札幌~東京 片道・・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

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