全室レイクビューの琵琶湖ホテルに4連泊し、
近江の食と紅葉を楽しむ

湖東三山　秋の美しい情景を訪ねます

滋賀県東部に位置し、天台宗の古刹として知られる湖東三山（西明寺、金剛輪寺、百済寺）は、関西屈指の紅葉名所です。三つの寺院はそれぞれに趣が異なり、多様な秋の絶景を楽しむことができます。西明寺は総桧造りの三重塔や、本堂内の重要文化財に指定されている仏像、頭に十二支の動物の顔を乗せた十二神将が特徴的で、庭園から見る1000本を数える楓の紅葉が見事です。金剛輪寺も1200年の歴史を持ち、本堂には十一体の重文指定の仏像が安置され、本堂周囲と庭園内の紅葉はその鮮烈な色合いから「血染めのモミジ」と称されるほど深紅に染まります。百済寺（ひゃくさいじ）は、聖徳太子創建と伝わる滋賀県最古級の寺院です。長い石段の参道が紅葉に覆われる様は、歴史の重みと相まって荘厳な雰囲気を漂わせます。

紅葉ライトアップも楽しみ　日本夜景遺産・石山寺

『更科日記』や『枕草子』にも登場し、紫式部が『源氏物語』を起筆したとされる石山寺は、紅葉の名所でもあります。ツアーでは日本夜景遺産にも登録されている紅葉ライトアップにご案内します。本堂、多宝塔など国宝建造物と、境内の美しい紅葉が織り成す幻想的な空間での時間もお楽しみください。

「紅葉のトンネル」が見事な三井寺では、非公開の国宝客殿を特別拝観

大津からも程近い三井寺は、金堂前の鐘楼にある梵鐘が日本三名鐘のひとつ「三井の晩鐘」として知られています。秋は「紅葉のトンネル」と名付けられるほどに参道の両脇にモミジが立ち並びます。また三井寺は、貴重な文化財を多数有し、国宝10件・重要文化財42件にもおよび、質・量ともに全国屈指です。ツアーでは通常非公開の2つの国宝客殿の特別拝観にもご案内します。勧学院客殿は、一之間から二之間には狩野光信の華麗な障壁画が描かれ、一之間はニューヨークのメトロポリタン美術館にも再現されています。光浄院客殿は、日本の住宅建築の源泉となった書院造の代表的遺構です。二之間には狩野山楽をはじめ狩野派による障壁画も描かれています。いずれも桃山時代の建築です。特別拝観で桃山文化を直に感じ取っていただけることでしょう。紅葉とともに三井寺参拝をお楽しみください。

近江の豊かな食文化も堪能します

琵琶湖の水の恵みを受けた食材や琵琶湖を囲む山の幸、近江牛など、近江では豊かな食文化が息づいています。明治初期に全国に近江牛の名を広めた老舗専門店「松喜屋」での近江牛、近江商人の屋敷・旧田中家住宅の「近江商人亭」では、琵琶湖の幸などを使った伝統料理をお召し上がりいただき、近江の食を堪能します。「近江商人亭」は国登録有形文化財になっており、回遊式の庭園や名石を眺めながら大正初期に遡ったような風情の中で昼食を楽しみます。

宿泊は散策にも便利な立地の「琵琶湖ホテル」に4連泊です

　大津での4連泊では全室琵琶湖ビューの琵琶湖ホテルを確保しました。大津市内にも徒歩圏で散策にも便利な立地です。館内には日本料理やイタリアン、バイキングレストランまで様々なレストランがあり、お客様それぞれの好みに合わせて食べられますので、滞在の旅にはぴったりです。大津駅～ホテル間は無料のシャトルバスが運行しています。