各都市3連泊でじっくり

バイロイト辺境伯歌劇場とプラハの春音楽祭の旅【9日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 5月10日(日)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥658,000〜ビジネスクラス利用¥1,308,000

ツアーコード: EM552T

旅のポイント

Point 1
豪華絢爛なバロック建築で知られるバイロイト辺境伯歌劇場にて、月に数回しかない貴重なコンサートをお楽しみいただきます。
Point 2
プラハの春音楽祭オープニングコンサート(2日目)のチケットを確保。スメタナ『わが祖国』を鑑賞します。
Point 3
チェコからドイツへ移動する際は、古城街道をドライブし、名城を巡ります。

ツアープランナーより

かつてブランデンブルク辺境伯の宮廷が置かれたバイロイトには、バロックやロココ調の建物が多く残ります。辺境伯に嫁いだプロイセン女王のヴィルヘルミーネは芸術に造詣が深く、1748年に辺境伯歌劇場を建造。それ以来、華麗なバロック様式の装飾に囲まれた劇場内は、「ヨーロッパで最も美しいバロック劇場」の名を欲しいままにしています。このたびは、チェコの春の風物詩「プラハの春音楽祭」と組み合わせての発表です。それぞれの街で3連泊し、音楽だけでなく、美術鑑賞や街歩きなどもお楽しみいただける、出発日限定の新緑のドイツとチェコの旅へ、是非お出かけください。

ここに注目。旅のポイント

驚異の木造建築と壮麗なバロック装飾が成す宝石箱 世界遺産のバイロイト辺境伯歌劇場

現存するヨーロッパ最古(1750年完成)のバイロイト辺境伯歌劇場は、辺境伯公爵フリードリヒ3世に嫁いだプロイセン王家のヴィルヘルミーネ(フリードリヒ大王の姉)が建てた宮廷劇場。自作オペラ「ニーベルングの指環」を上演する劇場を探していたリヒャルト・ワーグナーが感化を受け、妻コジマとバイロイトに移り住み、自らバイロイト祝祭劇場(バイロイト音楽祭の舞台)を建設するきっかけとなった劇場です。石材や漆喰などを一切使わず、すべてが木造(柱や装飾もすべて木材に塗装を施したもの)による豪華かつ精緻な建築で、「ヨーロッパで最も美しいバロックの宝石」と称されるのも納得です。270年以上の歴史を刻み、当時の姿をそのまま残すこの至高の芸術空間では、世界遺産ながら現在も月に数回上演が行われていることに驚かされます。

18世紀のオリジナルの姿をほぼ完全に留めた、目を瞠るバロック建築と装飾 ©Bayerische Schlosserwaltung(Achim Bunz)

日時:5月15日(金) 19時30分開演 
会場:バイロイト辺境伯歌劇場
演奏:ミュンヘン放送管弦楽団
指揮:未定
演目:未定
※指揮者と演目の詳細は、2025年12月1日現在、未発表です。

中欧の伝統的スタイルを受け継ぐ名門
「ミュンヘン放送管弦楽団」

1952年に設立されたバイエルン放送に所属する2つのオーケストラのうちの一つ。本拠地をミュンヘンとし、二管編成の中規模オーケストラで幅広いレパートリーを持っています。

バロック時代のオペラ文化を伝える貴重なバイロイト辺境伯歌劇場 ©Bayerische Schlosserwaitung (Feuerpfeil Verlag)

「プラハの春音楽祭」オープニングコンサート(開幕2日目)
スメタナの『我が祖国』を鑑賞

プラハに春を告げる風物詩「プラハの春音楽祭」。国民的な音楽家であるスメタナの命日の5月12日と翌13日をオープニングコンサートとして『我が祖国』の演奏で幕を開けます。『我が祖国』は6曲からなる連作交響詩で、有名な第2曲『モルダウ』は、一度はプラハで聴いてみたいと思われることでしょう。今回は開幕2日目(13日)のオープニングコンサートのファーストカテゴリーのチケットを確保しました。地元、プラハ放送交響楽団とプラハ出身の指揮者ペトル・ポペルカの演奏というのも楽しみです。チェコの国民的行事でもあり、平和への願いを込めた歴史ある音楽祭をお楽しみください。

アール・ヌーヴォー様式の市民会館(イメージ)
市民会館の中、コンサートの様子(イメージ)

【「プラハの春音楽祭」 オープニングコンサート(2日目) 『わが祖国』】(ファーストカテゴリー席)

日時:5月13日 20時開演 
会場:市民会館大ホール
演奏:プラハ放送交響楽団
指揮:ペトル・ポペルカ

Profile
ペトル・ポペルカ

ウィーン交響楽団の首席指揮者、プラハ放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督を務めるペトル・ポペルカ。チェコ・プラハ出身で、プラハとドイツのフライブルク音楽院でコントラバスを学び、ノルウェー放送管弦楽団の首席指揮者やヤナーチェク・フィルハーモニーの首席客演指揮者を歴任し、気鋭の指揮者として注目を集めています。

プラハ放送交響楽団

1926年に創設されたプラハを拠点とするオーケストラ。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団に並ぶ「チェコ三大オーケストラ」の一つに数えられる名門で、国際的な著名指揮者が指揮台に立ってきました。創設以来、国内外の音楽祭や世界各地で演奏を行い、世界で高い評価を得ています。


指揮者ペトル・ポペルカ @Michal Fanta
プラハ放送交響楽団 @Michal Fanta

ツアーの見どころ

プラハ3連泊でゆっくり楽しむ街歩き

プラハの旧市街広場 5月は街の散策にもちょうどよい気候です(イメージ)

プラハでは3連泊し、プラハ城地区、旧市街地区を2日に分けてじっくりと観光にご案内します。また、終日自由行動のお時間もありますので、美都の散策やさらなる芸術鑑賞などもお楽しみいただけます。お気に入りのカフェを見つけたり、まるでバームクーヘンのような串焼きケーキ「トゥルデニーク」をお試しいただくのもよいでしょう。

街角には歴史あるカフェも多く散策が楽しめます(イメージ)
いろいろな味もある地元のお菓子トゥルデニーク(イメージ)

中世が息づく「生きた博物館」 古都バンベルク

「バイエルンの真珠」と称され、11世紀からの中世の町並みがそのまま残る美しき古都バンベルク。優美なドーム広場に面して、大聖堂や新宮殿といった歴史建造物が建ち並び、カラフルな木骨組みの家々と水辺の風景がロマンティックで、中でも「小ベネチア」と呼ばれるレグニッツ川沿いの漁師の家が並ぶエリア、川の上に建てられた旧市庁舎が印象的です。

レグニッツ川の中州に建つユニークなバンベルク旧市庁舎(イメージ)

古城街道をドライブします

ドイツのマンハイムからチェコのプラハまでおよそ1200kmの道のりには歴史の深い城の数々が見られ、古城街道と呼ばれています。森の中にひっそりと佇むクジヴォクラート城は13世紀にプシェミスル王朝により造られたもので、なかの壮麗なゴシック様式のホールは現在まで外交の舞台として幾度となく使われてきました。また、川を見下ろす高台にそびえるロケット城は要塞としての役割もあった重要なお城。ロマネスク・ゴシック様式の重厚な造りに歴史を感じることができます。

歴代の王様に愛されたクジヴォクラート城(イメージ)
中には武器などの博物館もそなえるロケット城(イメージ)


バンベルクでは地元の郷土料理も楽しみです

バンベルクの名物郷土料理は、玉葱にひき肉を詰めた郷土料理「バンベルガー・ツヴィーベル」。独自の伝統製法を継承するビールの町としても有名で、特にラオホ(燻製)ビールが特色です。郷土料理と合わせてお召し上がりください。

バンベルク名物「バンベルガー・ツヴィーベル」(イメージ)©バイエルン観光局
燻製ビール(ラオホビール)もバンベルクの名物です(添乗員撮影)

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港22:30発

■夜、成田空港より、航空機にてドバイへ。

 

(機中泊)

2日目
ドバイ04:50着/ 08:35発 プラハ13:00着

■航空機を乗り換え、プラハへ。

■着後、ホテルに荷物を預け、徒歩にて○カレル橋、○旧市街広場などを訪れます。(注)

【3連泊】(プラハ泊)

3日目
プラハ

■午前、プラハ城へ。●聖ヴィート大聖堂や●旧王宮、●黄金の小路を見学します。また、●ストラホフ修道院へご案内します。

■午後、自由行動。

(プラハ泊)

4日目
プラハ
【「プラハの春音楽祭」オープニングコンサート】

■終日、自由行動。

■夜、「プラハの春音楽祭」オープニングコンサート(2日目)をお楽しみください。

(プラハ泊)

5日目
プラハ09:00発 クジヴォクラート城 ロケット城 バイロイト17:00着

■午前、バスにて古城街道をドライブします。

■まず、●クジヴォクラート城へ。歴代チェコ国王に愛されたお城です。

■その後、ゲーテの「恋の舞台」として知られる●ロケット城を訪ね、バイロイトへ向かいます。

【3連泊】(バイロイト泊)

6日目
バイロイト
19:30開演【バイロイト辺境伯歌劇場でのコンサート】

■午前、徒歩にてバイロイトの観光。ワーグナーの邸宅である●ヴァーンフリートハウスや●フランツ・リスト博物館にご案内します。

■午後、自由行動。

■夜、世界遺産であるバイロイト辺境伯歌劇場にてコンサートをお楽しみください。

(バイロイト泊)

7日目
バイロイト (バンベルク)

■終日、公共交通機関を利用し、古都バンベルクを訪ねます。●大聖堂や○バラ庭園、レグニッツ川の中州に建つ○旧市庁舎にご案内します。

■昼食は、バンベルク名物の「玉ネギの肉詰め」と「燻製ビール」をご用意しました。

(バイロイト泊)

8日目
バイロイト10:00発 ミュンヘン15:40発 ドバイ23:45発

■午前、バスにてミュンヘン空港へ。

■午後、航空機にてドバイへ。

(機中泊)

9日目
ドバイ02:40発 成田空港17:35着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夕刻、成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のエミレーツ航空の利用を想定したものです。エミレーツ航空の羽田空港発着便、または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

(注)利用航空会社によって発着時間が異なるため、プラハの観光の順序や日付は入れ替えてご案内する場合があります。

○お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月10日(日)発

旅行代金:¥658,000

エコノミークラス利用

【2回のチケット付き】


旅行代金:¥1,308,000

ビジネスクラス利用

【2回のチケット付き】

■1名室利用追加代金:¥80,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス適用区間:
【ターキッシュエアラインズ、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空利用の場合】東京~中東主要都市~プラハ間/ミュンヘン〜中東主要都市〜東京間に適用
【上記以外の航空会社利用の場合】日本発着の国際線区間にのみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥62,500:12月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ(SAF:持続可能な航空燃料追加代金を含む)、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

■海外旅行保険に関して:チェコでは滞在中をカバーする海外旅行保険の加入証明書(英文)が必要となります。(治療・傷害・死亡の各項目において3万ユーロ以上の補償があるもの)

国籍が日本国以外の方でこのコースにお申し込みを希望される場合は、必ずお申し出くださいませ。なお、査証の必要有無や取得に関しては、ご自身で大使館へ問い合わせ、確認くださいますよう、お願いします。

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