アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア 悠久のコーカサス3カ国へ

メスティアも訪ねる 十字架峠とコーカサス3カ国の旅【15日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 6月15日(月) 、 10月5日(月)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥698,000〜ビジネスクラス利用¥1,348,000

旅のポイント

Point 1
独特な石の塔が残るスワネティ地方の秘境メスティアも訪問します。
Point 2
世界最初のキリスト教国アルメニア使徒教会の総本山エチミアジンを訪問、聖書に登場するアララト山も遠望します。
Point 3
ジョージア軍用道路を走り、ステパンツミンダで絶景のカズベキ峰を満喫します。

ツアープランナーより

ヨーロッパとアジアを隔てるコーカサス山麓の地域は古来よりシルクロードの要衝として栄え、古代ギリシャ、ローマ、ペルシャ、ビザンチン、オスマン、ロシアなどの列強が相争い、各時代の覇者たちが持ち込んだ高度な文明と地元の少数民族固有の文化が複雑に絡み合い、独自の文化が形成されてきました。これらの国々が歩んできた深い歴史や文化を、ジョージア最奥の秘境スワネティ地方にまで足を延ばし、15日間かけて訪ねます。キリスト教を最初に受け入れた国のひとつで、最古のワインを醸造したジョージア、世界で初めてキリスト教を国教として認めたアルメニア、ゾロアスター教の発祥の地ともいわれ、シルクロードの要衝の地であったアゼルバイジャンと、数千年に及ぶ歴史に育まれた悠久のコーカサスへぜひお出かけください。

独特な石の塔が残るスワネティ地方の秘境メスティアを訪問

世界遺産に登録されているメスティア周辺には少数民族スヴァン人が昔とあまり変わらぬ生活をしています。メスティアの景観を独特にしているのが山麓にいくつもの「塔状の家」が並ぶ、世界でも類を見ない光景です。これらは外敵から身を守り、籠城のために建てられた塔でした。メスティアからさらに最奥にある「欧州最後の秘境」と呼ばれるウシグリ村へも足を延ばします。天候に恵まれれば、ジョージア国内最高峰のシュハラ山を望むことができるでしょう。

いくつもの塔が立ち並ぶメスティア(イメージ)
「ヨーロッパ最後の秘境」とも呼ばれるウシグリ村(イメージ)

世界最初のキリスト教国 アルメニア使徒教会の総本山を訪ね、聖書に登場するアララト山を遠望

ローマ帝国に先がけて世界初のキリスト教国家となったアルメニア。エレバン近郊にはアルメニア使徒教会の総本山エチミアジンがあり、敬虔な人々はここでその典礼を守り続けています。また、コーカサス三国の中で、コーカサス山脈の美しさと双璧を成すのが、ノアの方舟伝説で知られるアララト山でしょう。晴れた日はエレバンからもその雄姿は望めますが、アララト山をより近くでご覧いただけるホルヴィラップ修道院にご案内します。

ホルヴィラップ修道院と奥に聳え立つアララト山(イメージ)
アルメニア使徒教会の総本山エチミアジンの大聖堂
エレバン郊外に残る1世紀に建造された太陽神を祀るガルニ神殿

ジョージア軍用道路を走りステパンツミンダにてカズベキ峰を満喫

18世紀頃、帝政ロシアによって建設されたジョージア軍用道路。今ではコーカサス山脈の観光に欠かせない景勝ルートです。5,000メートル級の山々を望み、その美しさは文豪プーシキンらを魅了しました。ステパンツミンダへ向かう途中には十字架峠があり、ここで初めてシルクロードがキリスト教と出会いました。ステパンツミンダからは四輪駆動車に分乗し、カズベキ山を背景に建つツミンダサメバ教会を訪ねます。まさにコーカサスを代表する風景にも足を延ばします。

ツミンダサメバ教会の奥にはコーカサスの山々の景色が広がります(イメージ)
ステパンツミンダの町とその奥に聳えるコーカサス山脈(イメージ)

シルクロードの中継都市バクーと近郊の歴史遺産

シルクロードの中継都市であったバクー。旧市街では、「乙女の望楼」など世界遺産の建築をご覧いただきます。また、ゾロアスター教の寺院や石器時代の岩絵彫刻が残るゴブスタンも訪ねます。

新旧が入り交じった街バクー(イメージ)

絵のように美しいアナヌリの要塞教会

トビリシからジョージア軍用道路を北上すると、アラグビ川を堰き止めたジンヴァリ貯水湖のほとりにアナヌリの要塞教会があります。この地域は緑の山々とダム湖を背景に色のコントラストを成し、絵のように美しく、息を飲むような眺めです。要塞内の2つの教会は聖母マリアに捧げられたもので、ジョージアの中世建築の代表と言えます。大きな教会は「昇天教会」と呼ばれ、1689年に建設。聖書の場面を描いた精巧な彫刻やフレスコ画が特徴です。小さな教会は「聖ゲオルギオス教会」で、16世紀のものです。後に侵略者から教会を守るために見張り塔と防御壁が付け加えられ、要塞教会となりました。

アナヌリの要塞教会(添乗員撮影)


ステパンツミンダでは、カズベキ山を望むホテルをご用意しました

ステパンツミンダ:ルームズ・ホテル・カズベキ

ツアー最後の宿泊はステパンツミンダ(旧名カズベキ)にあるマウンテンリゾートホテル「ルームズ」にて、カズベキ山を望む客室をご用意しました。天候に恵まれれば客室やテラスから間近に秀峰カズベキをご覧いただけます。

ホテルの敷地内から望むカズベキ山。世界でも屈指の絶景ホテルに宿泊します(添乗員撮影)
山々の中に佇むマウンテンリゾートホテルです
カズベキ山側のお部屋をご用意しました(イメージ)

■テラヴィ:ホテル・クヴェヴレビ

ジョージアワインの産地カヘティ地方にあるユニークなホテルでのご宿泊をお楽しみください。ワイン造りが盛んなこの地域では、ワインの醸造に伝統的なクヴェヴリと呼ばれるテラコッタ製の壺が用いられてきました。ホテルの敷地には、その形を模したロッジ型の客室が点在しています。周囲にはぶどう畑が広がり、この地方らしいのどかな雰囲気が味わえるのが魅力です。

ジョージアワインの産地にある、ユニークなワイン壺型の客室があるホテルです(イメージ)
クヴェヴリ型ロッジ内の快適な客室(イメージ)
ホテルの周囲にぶどう畑が広がる自然豊かな環境です(イメージ)

ツアー日程

15日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港 21:45発

■夜、航空機にて、イスタンブールへ。

 

(機中泊)

2日目
イスタンブール 04:50/06:45発 バクー10:40着 (拝火教神殿)

■航空機を乗り換え、アゼルバイジャンの首都バクーへ。

■着後、バクー郊外の燃える山○ヤナル・ダグと●拝火教神殿を見学し、ホテルへ。

【2連泊】(バクー泊)

3日目
バクー (ゴブスタン)

■午前、石器時代の岩絵彫刻が残る世界遺産の●ゴブスタンを観光します。

■午後、世界遺産のバクーの旧市街では●シルヴァン・シャフ・ハーンの宮殿と○乙女の望楼を観光します。

(バクー泊)

4日目
バクー 08:00発 シャマハ シェキ 16:30着

■午前、かつてのシルクロードを走りシャマハへ。着後、○金曜日のモスク、○イェディ・ギュンバズ(7つのドーム)を見学。

■その後、シェキへ向かい、○シェキ宮殿、○キャラバンサライを見学します。

(シェキ泊)

5日目
シェキ 08:30発 テラヴィ 17:00着

■午前、国境を越えジョージアに入国し(注1)、ジョージアワインの産地カヘティ地方にあるホテルへ向かいます。

(テラヴィ泊)

6日目
テラヴィ 08:30発 ハフパット修道院 セヴァン湖 エレバン 20:00着

■午前、国境を越え、アルメニアへ。

■途中、世界遺産の●ハフパット修道院を見学します。

■その後、○セヴァン湖に立ち寄り、首都エレバンへ。

■夕食はホテルにて。

【2連泊】(エレバン泊)

7日目
エレバン (エチミアジン)

■午前、アララト山を望む●ホルヴィラップ修道院、世界遺産●スヴァルトノツ古代教会を見学後、アルメニア使徒教会の総本山、世界遺産●エチミアジンの大聖堂と●宝物庫を見学します。

■午後、●ガルニ神殿と世界遺産●ゲガルト修道院を見学した後、エレバンに戻ります。

(エレバン泊)

8日目
エレバン 08:30発 アハルツィヘ 17:30着

午前、国境を越えジョージアに再入国した後、アハルツィヘに向かいます。

■途中、○ヘルトビシ城塞にて写真ストップします。

(アハルツィへ泊)

9日目
アハルツィヘ 08:00発 メスティア 19:00着

■午前、コーカサス山脈の奥地メスティアへ向かいます

■途中、お天気が良ければウシュバ山(標高4,700m)などが見られるでしょう。(注2)

【2連泊】(メスティア泊)

10日目
メスティア (ウシグリ)

■終日、小型車に分乗し、世界遺産スワネティ地方とその周辺を観光します。天候に恵まれればウシグリ村からジョージア最高峰のシュハラ山(標高5,201m)が見られるでしょう。(注2)

(メスティア泊)

11日目
メスティア 08:00発 ヴァニ遺跡 クタイシ 19:00着

■午前、クタイシへ向かいます。途中、●ヴァニ遺跡を見学します。

■夜、クタイシのホテルに到着。

(クタイシ泊)

12日目
クタイシ 08:30発 ゴリ トビリシ 13:00着

■午前、クタイシ郊外の●バグラティ大聖堂に立ち寄り、トビリシへ。

■午後、トビリシの観光。ピロスマニの作品を擁す●ナショナルギャラリーや旧市街の散策にご案内します(注3)。

(トビリシ泊)

13日目
トビリシ 09:00発 ムツヘタ 十字架峠 ステパンツミンダ 19:00着

■午前、古都ムツヘタの観光。ジョージア最古の教会と言われる●スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂と●ジュワリ修道院を見学します。その後、ステパンツミンダへ。

■途中、ジンヴァリ貯水湖を見下ろす17世紀の●アナヌリ聖堂を見学し、十字架峠を越えます。

(ステパンツミンダ泊)

14日目
ステパンツミンダ 08:00発 トビリシ21:10発 イスタンブール22:45着

■午前、小型車にて、14世紀に建てられた●ツミンダサメバ教会へ。その後、ステパンツミンダへ戻り、バスに乗り換えトビリシへ。

■夜、航空機にて、イスタンブールへ。

(機中泊)

15日目
イスタンブール 02:05発 羽田空港 19:10着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港に到着後、解散。

※陸路での国境越えの際には、時間を要する場合がございます。予めご了承ください。

(注1)アゼルバイジャンからジョージアへの国境越えの際には、緩やかな坂道を約500m、スーツケースを押していただく必要がございます。運びやすいスーツケースをお選びください。

(注2)天候によっては、コーカサスの山々をご覧いただけない場合がございます。

(注3)トビリシの観光は、交通事情によっては、14日目に分けてご案内する場合もございます。

〇お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

 

 

 

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出発日・旅行代金

このツアーは15日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月15日(月)発

旅行代金:¥698,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,348,000

ビジネスクラス利用

10月5日(月)発

旅行代金:¥698,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,348,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥120,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥62,500:10月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:羽田空港~イスタンブール~バクー/トビリシ~イスタンブール~羽田空港間に適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の旅客取扱施設使用料2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■国籍が日本国以外の方でこのコースにお申し込みを希望される場合は、必ずお申し出くださいませ。なお、査証の必要有無や取得に関しては、ご自身で大使館へ問い合わせ、確認くださいますよう、お願いします。

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

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