画家パウル・クレーが見た風景

【2026ゴールデンウィーク】色彩の国 チュニジア周遊の旅【10日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 4月30日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥475,000

旅のポイント

Point 1
画家パウル・クレーの作風に影響を与えたチュニジアを連泊主体のコンパクトな日程で訪ねます。
Point 2
チュニスでは旧市街近くに3連泊。世界遺産の旧市街に加え、モザイクの宝庫バルドー博物館へご案内します。
Point 3
様々な民族、文明が交わるチュニジアの歴史を物語る、7つの世界遺産も効率よく巡ります。

ツアープランナーより

パウル・クレーは、スイスで生まれドイツで活躍した画家です。抽象表現主義の先駆者とされ、明るく上品な色彩と自由で繊細な線を用い、音楽的な叙情性を持つとも表現される独自の作風で知られています。現代アートに大きな影響を与えたクレーの作風が生まれたのが、1914年の春から夏にかけて、画家仲間とのチュニジアへの旅でした。チュニスやシディ・ブ・サイド、カイラワンなどを訪ね、初夏の陽光に輝く色彩に感銘を受けたことを日記に残しています。このチュニジア旅行を境に、白黒の線描画から一転、幻想的な色彩表現へと変化していったのです。画家の心を捉え、美術史に残る影響を与えたチュニジアの風景を、クレーと同じ季節に訪ねてみませんか。

ここに注目。旅のポイント

画家パウル・クレー が見た景色 色彩豊かなチュニジアを巡ります

「色は、私を永遠に捉えたのだ。私と色とは一体だ――これこそ幸福なひとときでなくて何であろうか。私は、絵描きなのだ。」パウル・クレー著 南原実 訳『クレーの日記』(新潮社 1961年)

1914年春のチュニジア旅行でその色彩に強烈なインスピレーションを受けたパウル・クレー(1879〜1940)。旅行前後の作品を見比べればその違いは一目瞭然です。クレーの旅から100年以上が経った今も、チュニジアは変わらぬ色彩世界で旅人を迎え入れてくれます。青い地中海を背景に、旧市街散策やスーク見学も楽しみながら、連泊の日程でチュニジアの魅力を巡ります。

パウル・クレー チュニジア旅行以前の作風(1912年)
ハンマメットのモスク(1914年)ニューヨーク、メトロポリタン美術館所蔵
カイラワン(1914年)
南チュニジアの庭(1919年)ニューヨーク、メトロポリタン美術館所蔵
陶器生産で知られるナブールでは、鮮やかな色合いのナブール焼きをご覧いただきます(イメージ)
お土産屋さんも色とりどりで見ているだけでも楽しめます(イメージ)
スークではスパイス店もお見逃しなく(イメージ)
チュニジア料理といえばクスクス。野菜や肉の煮込みと一緒に食べます(イメージ)

青と白のコントラストが印象的なシディ・ブ・サイド

地中海に面し、チュニジアンブルーの窓枠と白壁の家々が続く町並みが印象的なシディ・ブ・サイド。どこかヨーロッパ的な雰囲気が漂う旧市街には色鮮やかな陶器や人形を売るお店などが立ち並び、のぞき見ながら散策をするのが楽しい町です。クレーが旅した時代の面影も感じながら、周辺の見どころへも足を伸ばします。

青と白の色のコントラストが魅力的なシディ・ブ・サイド
町にはお土産物を売るお店などが軒を連ねています

チュニジアの7つの世界遺産を訪ねます

フェニキア人により建設されたカルタゴの時代に始まり、古代ローマやイスラム、フランスと多くの民族がこの地の覇権を握ってきました。それぞれの時代や文化を物語る遺跡や町並みが、現在のチュニジアの各地によく残されており、それが多面的な魅力を生み出す様はまさにモザイクの国と言えるしょう。国土面積の大半は砂漠に覆われているため見どころが凝縮されており、7つの世界遺産を効率良く巡ることができます。

カルタゴはチュニジアの歴史が始まった地とも言える場所です
ローマのコロッセオに匹敵するほど巨大なエルジェム円形闘技場
チュニジアにイスラム勢力が入ってきた9世紀頃からの歴史を持つ町スース
紀元前4世紀〜紀元前3世紀の古代カルタゴの都市遺跡ケルクアン
イスラムの商業都市として発展したチュニスの旧市街(イメージ)
ドゥッガ遺跡のシンボル「キャピトル」

ツアーの見どころ

世界有数のモザイクコレクションを誇る バルドー博物館

紀元前2,500年頃から発達したモザイク画は様々な地で見られますが、中でも有数のコレクションを収めるのがバルドー博物館です。写実的で躍動感に溢れるローマ時代のモザイクを中心に、質の高い作品をご覧いただけます。

芸術性の高いモザイクコレクションをお楽しみいただけます
海の神ポセイドンを描いたモザイク 

クレーも訪ねた「イスラム第4の聖地」世界遺産カイラワン

西暦670年頃に町の建設が始まり、9〜10世紀には北アフリカのアラブ人王朝の首都となり、メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ第4の聖地として知られています。その中心となる大モスクは、見学できる貴重なウマイヤ朝時代のモスクです。

ウマイヤ朝時代の大モスク(イメージ)
大モスク内は見学することができます

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港22:30発

■深夜、航空機にてドバイへ。

 

(機中泊)

2日目
ドバイ 04:50着/08:45発 チュニス 11:55着

■航空機を乗り換え、チュニスへ。

■着後、チュニス近郊のホテルへ

【2連泊】(チュニス近郊ラマルサ泊)

3日目
ラマルサ (シディ・ブ・サイド、①世界遺産カルタゴ遺跡)

■午前、シディ・ブ・サイドの散策へ。青と白の統一された美しい街並みの散策をお楽しみください。18世紀創業のカフェ・デ・ナットでの名物の松の実のティーやバンベローニ(チュニジア版ドーナツ)の試食などもお勧めです。

■午後、フェニキア人の都市国家、世界遺産カルタゴ遺跡へ。
●フェニキア人の墓地トフェ○古代カルタゴの港○ビュルサの丘をご覧いただきます

(チュニス近郊ラマルサ泊)

4日目
ガマルタ 08:00発 カイラワン 11:00着 (②世界遺産カイラワン)

午前、「イスラム第4の聖地」と称される古都カイラワンへ。

■着後、カイラワンの市内観光グランドモスク、○シディ・サハブ霊廟、○アグラブ貯水池など、古代アラブ人が造り上げた聖都の世界遺産旧市街の散策へご案内します。(注)

【2連泊】(カイラワン泊)

5日目
カイラワン (③世界遺産スース、④世界遺産エルジェム)

午前、「サヘル地方の真珠」と称されるスースへ。世界遺産スース旧市街の散策へご案内します。

■午後、エルジェムを訪ね、世界遺産●円形闘技場を見学します。

(カイラワン泊)

6日目
カイラワン 08:00発 ナブール ⑤世界遺産ケルクアン チュニス17:00着

午前、北部の陶器の町ナブールを経由し、古代ポエニ時代の都市遺跡世界遺産ケルクアンを訪れます。

■その後、チュニスへ。

【3連泊】(チュニス泊)

7日目
チュニス (⑥世界遺産ドゥッガ遺跡、⑦世界遺産チュニス旧市街)

午前、チュニス西郊外へ。世界遺産●ドゥッガ遺跡を訪ねます。

■午後、世界遺産チュニス旧市の観光○グランドモスクスーク市場)散策へご案内します。

(チュニス泊)

8日目
チュニス

午前、バルドー博物館にご案内します。

■午後、自由行動。

(チュニス泊)

9日目
チュニス 13:55発 ドバイ22:50着

■午後航空機にてドバイへ。

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

10日目
ドバイ02:40発 成田空港 17:35着

■夕刻、成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のエミレーツ航空の利用を想定したものです。エミレーツ航空の羽田空港発着便、または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。また、日本を午前中に出発する航空会社を利用の場合、初泊の機中泊を伴わない、5/1発の9日間でのご案内となります。

(注)宗教行事等の理由で、カイラワンの宗教施設内部にご案内できない場合もございます。予めご了承ください。

〇お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月30日(木)発

旅行代金:¥475,000

エコノミークラス利用

■1名室利用追加代金:¥50,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

ビジネスクラス利用代金はお問い合わせください。

■ビジネスクラス適用区間:
【エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空】:東京~中東主要都市~チュニス間の往復に適用
【上記以外の航空会社】:日本発着の国際線区間にのみ適用

■燃油サーチャージ:¥79,000:10月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の旅客取扱施設使用料3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ(SAF持続可能な航空燃料追加代金を含む)、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■国籍が日本国以外の方でこのコースにお申し込みを希望される場合は、必ずお申し出くださいませ。なお、査証の必要有無や取得に関しては、ご自身で大使館へ問い合わせ、確認くださいますよう、お願いします。

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

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