見どころのご紹介

幻想的な伝統行事「落火ノリ」をお楽しみください。

慶尚南道の町咸安（ハマン）で毎年釈迦の誕生日に行われる落火ノリ。朝鮮時代から始まったお祭りで、厄払いと健康や安全などの祈願を目的として行われてきた韓国の無形文化遺産です。無尽亭(ムジンジョン)の池の上に設置される落火縄は、細かく砕いた炭を韓国固有の韓紙で巻いたものを布と一緒に縄を編みこんだもので、点火すると幻想的な火の粉が池全体を彩ります。その美しい風景は、『生まれ変わってもよろしく』や『最愛の敵〜王たる宿命〜』などの韓国ドラマやメディアでも取り上げられ話題となっています。今回は、日本人観光客約1000人を対象とする「ジャパン・デー」にあわせてご案内。日本語での案内もあり、観光客の人数も制限されるため、ゆっくりと祭りの雰囲気を味わうことができます。

密陽と晋州、城郭の残るふたつの町に宿泊

咸安での祭りにあわせて、慶尚南道の町々を6日間かけて巡ります。城壁の残る密陽（ミリャン）や晋州（チンジュ）には宿泊してご案内。密陽では韓国三大楼閣のひとつ嶺南楼や朝鮮時代の城郭、密陽邑城へ。晋州では石垣や堀の残る晋州城を訪れます。晋州ではこの時期晋州南江流灯祭りが開催されており、晋州城に沿って流れる南江に幻想的な流灯が灯されます。

慶尚南道各地に点在する伝統の村へ

慶尚南道には伝統韓屋が並ぶ韓国の原風景的な町や村が点在しています。咸陽（ハミャン）では介坪韓屋村、山清では韓国の社団法人、美しい村連合会が選定する「韓国で最も美しい村」の第1号になった「南沙イェダム村」へ。700年の歴史ある伝統韓屋と趣ある石塀が続く絵になる村。実際に今も住人が暮らす生きた村で、散策をお楽しみください。

「韓国の茶文化の発祥地」河東でお茶文化に触れる

河東（ハドン）は、およそ1200年前に韓国で初めてお茶の栽培を行った地でもあり、「韓国の茶文化の発祥地」として知られています。智異山南部の麓に位置する河東は、清浄な山の空気と霧が茶栽培に適した気候を作りだしており、ここで生産された緑茶は最高級のお茶として王様にも献上されていました。実際に河東のお茶を試飲いただき、韓国のお茶文化に触れていただきます。

八万大蔵経を納める世界遺産の海印寺を訪ねます

智異山ならではの名物料理をご用意しました

山清（サンチョン）では漢方やヒーリングのメッカとなっている東医宝鑑村の敷地内に唯一ある「韓方家族ホテル」に宿泊。智異山で採れる薬草や山菜には効能があり、それを使った体にいい料理が多く、代表的な料理が「薬草とキノコのしゃぶしゃぶ」です。